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塊根植物|植物図鑑1-10件 / 全16件

ボンバックス

  • ボンバックスは中米に自生する落葉高木で、原産地では樹高が20m近くに及びます。正式名はプセウドボンバックスですが、日本ではボンバックスの名で流通し、夏型の塊根植物として扱われています。徳利のようにふくらんだ株元には水分が蓄えられており、厳しい乾燥気候に耐えられるような構造になっています。 日本で販売されている苗は、大きく切り戻すことで丈を抑え、幹のふくらみを強調させたものです。 緑色の縦筋が不規則に通る幹は、年月とともにひび割れ、松の盆栽のように味わい深い風情をかもし出すようになります。 冬になると葉や細い茎をすべて落とし、丸裸になります。翌春、木質化した幹から赤味を帯びた新芽が芽吹き、葉の色は徐々に緑色に変化します。

ユーフォルビア・ホリダ

  • ユーフォルビア・ホリダは、トウダイグサ科のユーフォルビアの一種です。魁偉玉(カイギキョク)の名前で呼ばれることもあります。種類によって姿形が様々で、株ごとの個体差も楽しめることで人気があります。 ユーフォルビア属は、多肉植物、木本性、草本性と性質が多種多様です。ホリダはトゲのようなものが生えてているため、サボテンと間違えられることもありますが多肉植物です。乾燥と日光を好み、ユーフォルビアの中では比較的耐寒性があります。株が小さいうちは、激しい寒暖に注意が必要ですが、ある程度大きくなれば年間を通して屋外で育てることも可能です。

パキポディウム・ラメリー

  • ラメリーは塊根植物と言われている植物の一つで、幹が多肉質に太くなっています。塊根植物の中でも特に人気が高いパキポディウム属ですが、ラメリーはパキポディウムの中でも特に強健で、他の種類に比べるとよく普及しています。生長速度も速いため塊根植物の入門種にはピッタリです。

パキポディウム

  • パキポディウムはシルバーグレーのトゲのある幹が特徴的の塊根植物で、ずんぐりむっくりの形が面白い植物です。トゲがあるのでサボテンの仲間のように見えますが、キョウチクトウの仲間です。ユニークな株姿に反しとてもきれいな花を咲かせます。内部はスポンジ状になっていて、高い保水力があります。 パキポディウムは育て方も比較的簡単で、世話や手入れも面倒なことはほとんどありません。扱うときに、とげでけがをしないように気をつけましょう。

アデニウム(砂漠のバラ)

  • アデニウム(砂漠のバラ)は主に砂漠などの乾燥地帯に分布している植物で、根や幹に水分を多く蓄えることができる塊根植物の一種です。アデニウムの別名である「砂漠のバラ」は、アデニウムが砂漠に生えていることと、開花期に咲かせる花がまるでバラのように美しいことが由来とされています。日本では主にタイなどで繁殖された株が出回っており、斑入りのアデニウム(砂漠のバラ)なども園芸店で販売されることもあります。また、実生で繁殖されていることも多く、個体差があり同じ品種でも見た目の違いでコレクションをする楽しみもあります。

アデニウム・アラビカム(アラビクム)

  • アデニウム・アラビカム(アラビクム)はキョウチクトウ科アデニウム属の塊茎植物で、ボールや壺のような球状の塊茎から上に向かって枝が伸び、つややかな葉が付きます。生長期の夏には鮮やかな赤い花を咲かせ、インパクトのある樹形と花の両方を楽しめる種として人気があります。寒さには弱いですが、乾燥や暑さに強く日差しを好みます。冬は休眠期になり、乾燥に耐えるため落葉しますが、気温が上がり、安定してくると再び葉をつけます。

オペルクリカリア・パキプス

  • 「オペルクリカリア・パキプス」は、ウルシ科オペルクリカリア属の塊根植物です。複雑に隆起し、でっぷりと太ったコルク状の幹から枝が上部に伸び、小さな丸い葉を茂らせ、人気が高く希少な品種です。塊根の成長は非常に遅いですが、枝は毎年旺盛に伸びますので、盆栽のように剪定して長く楽しめます。 寒さに弱く冬は室内で育てますが、夏は屋外で育てても問題ありません。冬は落葉しますが、葉が落ちる前に真っ赤に紅葉する姿も楽しめます。

メストクレマ・ツベローサム

  • 「ツベローサム」は、メセン科メストクレマ属の塊根植物です。古木のように色濃くひび割れ、シワが寄る幹は根元がふっくらと徳利のように膨れ、上部の枝に付く葉は米物を細長くしたような多肉質です。若い小型の株でも風格があり、成長も遅いことから盆栽のように楽しめる品種です。寒さにも比較的強く丈夫ですが、真夏は休眠期のため、水は断水します。成長すると春から夏にかけて、小さな花を咲かせます。

パキポディウム・グラキリス

  • パキポディウム・グラキリスはマダガスカル原産の塊根植物です。丸くどっしりとしたシルエットが特徴的で、塊根植物の中でも絶大な人気を誇ります。夏が生長期で冬に落葉します。ボール状の幹から細い枝が分かれ先端に葉がつきます。無骨な見た目とは裏腹な、繊細な葉脈。そのギャップもまた魅力のひとつです。 乾燥と日光を好み、夏は屋外でも育てられます。冬は休眠期のため葉を落とします。冬の寒さには弱いため注意が必要です。

パキポディウム・ウィンゾリー

  • 「パキポディウム・ウィンゾリー」は、塊根植物の一種で、球状の幹から細い枝が分かれ、先端に葉が付きます。ウィンゾリーはバロニーの変種とされ、バロニーと同様に太いトゲと赤い花を持ちますが、より茎が丸く太りやすく、小ぶりです。花もバロニーに比べ偏平で、円形に近い花弁を持ち、花の中心が黄色や白色になります。乾燥と日当たりを好むため、夏場は屋外で育てられますが、寒さには弱いので冬場は屋外で育てましょう。種は入手困難なことが多いため、挿し木で増やすのが一般的となっています。

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