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亀甲竜(ディオスコレア・エレファンティペス)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
亀甲竜(ディオスコレア・エレファンティペス)
学名

Dioscorea elephantipes

英名
Elephant’s foot
和名
亀甲竜
科名
ヤマノイモ科
属名
ディオスコレア属
原産地
アフリカ

亀甲竜(ディオスコレア・エレファンティペス)の特徴

亀甲竜(ディオスコレア・エレファンティペス)は、ヤマノイモ科ディスコレア属の冬型の塊根植物。南アフリカ原産で、乾燥した厳しい環境下で自生しているような多年草です。竜を思わせるようなゴツゴツとした塊根が特徴で、塊根の頂上から細いつるを伸ばし、ハート型の葉をつけます。原産地では塊根部のほとんどが土中にあり、上部のみ地上に出ていますが、観賞用に仕立てられて流通しているものは半分以上が地上に露出しています。

冬型の塊根植物なので、冬に生育し、夏は葉茎を枯らして休眠します。休眠中に水を与えすぎると根腐れをしてしまうので、断水するか、控えめに水やりをするように管理しましょう。秋になってつるが出てきたら、明るい窓辺で管理します。冬の間にしっかりと光合成をさせて、塊根部を太らせるようにしましょう。

亀甲竜(ディオスコレア・エレファンティペス)の詳細情報

園芸分類 多肉植物、塊根植物
耐寒性 やや強い
耐暑性 やや弱い

亀甲竜(ディオスコレア・エレファンティペス)の栽培環境

日当たり・置き場所

直射日光を避けた、明るい窓辺で管理します。

温度

耐寒温度は0℃です。

用土

水はけの良い用土を好みます。市販の多肉植物用の土で問題なく育てられます。

亀甲竜(ディオスコレア・エレファンティペス)の育て方のポイント

水やり

秋から冬の葉が出ている間は、表土が乾燥したらたっぷりと水やりします。葉が枯れ始めた頃から水やりを控え、夏は完全に断水するか、月に1回程度、控えめに与えます。

肥料

生育期の秋から春にかけて、希釈した液肥を控えめに施します。

病害虫

特に目立った病害虫の被害はありません。

亀甲竜(ディオスコレア・エレファンティペス)の詳しい育て方

選び方

見た目に個体差があります。好みの株を見つけてください。非常に生長がゆっくりなので、小さな株から育てると、大きくなるまでに数年かかります。

仕立て方

冬の生育期につるが長く伸びます。支柱を立てるなど、適宜誘引を行ってください。

植え替え・鉢替え

生長がゆっくりなので、数年植え替えの必要はありません。

葉を枯らして休眠している間は、あまりいじらない方が賢明です。植え替えるなら、秋から春の生育期に植え替えてください。

夏越し

夏は休眠期のため断水します。この時期に水やりを続けると、根腐れを起こしてしまいます。

冬越し

冬は生育期です。カーテン越しの日光が当たるような場所で、しっかりと光合成をさせてください。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

自宅での繁殖は難しい植物です。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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