手作りカイロでリフレッシュ!小豆カイロの作り方
LOVEGREEN編集部
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この寒い季節にはぴったりの温かいアイテム「カイロ」を手作りしてみました。材料は賞味期限の切れてしまった「小豆・大豆・玄米」を使用。なかでも「小豆カイロ」は、皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。今回はハーブを使ったカイロもご紹介します。
目次
小豆カイロとは
小豆・大豆・玄米などの豆類や穀物に含まれている水分を利用し、電子レンジなどで温める際にできる天然蒸気を利用して、体の患部を温めるエコカイロのこと。このエコなカイロをハーブと合わせて、ポカポカリフレッシュしたいと思います。
小豆カイロの材料
材料
・お好みの布~2種類
・小豆
・裁縫セット
基本的な材料はこれだけです。布もわざわざ新しく購入しなくても、使い古した布や端切れを使うことができます。また、カラフルで素敵な布地で作ると、プレゼントとしても喜ばれるのではないでしょうか。
小豆カイロの作り方
1.お好みの布をお好みの長さにカットします。
今回は目にも乗せられるアイピローを作りますので、横42cm位、縦12cmの長さのものを用意しました。
2.袋状にするために、針と糸で縫っていきます。
3.布を平にしたら、小豆がまんべんなく入るくらいの量を入れます。(小豆の代わりに、大豆や玄米でも可)
4.最後に残りの部分を縫って完成です。
もっと簡単!大豆と玄米でカイロを作り
材料
- お茶パック
- 大豆・玄米
- 巾着
今回ご用意したのは、大豆と玄米です。小豆と同じように、水分を含んでいるため天然蒸気の効果があります。裁縫が苦手な方は、お茶パックに詰めるだけで簡単に作ることができます。ただし、玄米は粒が小さくこぼれやすいため、お茶パックを2重にして使用しましょう。
小豆カイロの使用方法
電子レンジ
だいたいの目安として600wの電子レンジで50秒ほど加熱しますが、それぞれの作った小豆等の分量によって、加熱する時間は配慮しましょう。
鍋の上
電子レンジがなかった時代は、小豆などを入れた布袋をお鍋の上に置いて温めて使用されていました。こうすることで、温熱効果と天然蒸気の両方を得ることができる「おばあちゃんの知恵」ですね。
小豆カイロの使用上の注意
小豆カイロは、むやみに患部にのせると、火傷の危険性がありますので注意が必要です。特に、小豆カイロをアイピローとして使用する際・お子さんが使用する際は、よりぬるめの温度を心がけ、火傷しないように注意しましょう。
連続使用時間
使用時間は、中に入っている量や水分量にもよりますが、玄米(手のひらサイズ)で20分・大豆(手のひらサイズ)で25分・小豆(ネック・アイピロー用)は30分程、患部に当て連続使用することが可能です。
連続使用回数
中に含まれる水分量が足りないと、焦げ付きの原因になります。そのため、電子レンジ加熱での連続使用は控えましょう。
再度使用する際は、しっかりとカイロの温度が下がったことを確かめ、少なくとも数時間おいてから使用しましょう。
使用可能期間
個々の使用条件、及び保管環境により使用可能回数は異なります。カイロ使用の限界の目安として、カイロが温まりにくい、焦げやすいなどの場合は、水分が少ないか、小豆などの材料の裂果によるものです。使用を中止し、新しい材料と入れ替えることをおすすめします。
ハーブの香りをプラスする
小豆・大豆・玄米は穀物独特の香りがあるため、温めるとそれぞれの匂いが少し気になります。気分も爽やかにリフレッシュするため、ハーブの香りをプラスしてみましょう。
中でもおすすめのハーブはローズマリーです。他のハーブに比べ、少量でも香りが強いので小豆などの穀物の匂いよりも強く香ります。ご自宅で育てているフレッシュローズマリーと、小豆カイロとを一緒に電子レンジで加熱して下さい。ローズマリーのいい香りがしますよ♪
いかがでしたか?
手作りした小豆などのカイロは、個々の使用条件、保管状況により、今回ご紹介した所要時間・温度が、必ずしも適した温度・時間であるとは限りません。ご自身で使用する際は、くれぐれも火傷に注意し、加減しながら使用しましょう。手作りカイロなので気をつけたい点もありますが、作る時間も楽しみながら、カイロとハーブでほっこりリフレッシュした時間をお過ごしください。
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