2025年のイースターはいつ? 何をする日?うさぎの意味や由来、遊び方
山田智美
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イースターという単語を聞いたことはありますか。イースターは直訳すると「復活祭」。イエス・キリストの復活を祝う日です。同時に春の訪れを祝う、春のお祭りでもあります。
イースターはキリスト教徒にとっては大切な春のイベントです。イースターはキリスト教の知識がないと馴染みの薄いイベントかもしれませんが、春を祝うお祭りとして生活に取り入れてみるのも楽しいかもしれませんよ。
目次
- 2025年のイースターはいつ?
- イースターとは?由来は?
- イースターのモチーフ!イースターエッグや色、うさぎの意味
- イースターは何をするの?楽しみ方と遊び方
- とっても簡単なイースターエッグの作り方
- イースターのアレンジメントの作り方|イースターエッグを使って
2025年のイースターはいつ?
イースターの日は、毎年変わります。2025年のイースターは、4月20日です。毎年、春分の後の満月から数えて最初の日曜日がイースターとなります。
イースターはキリストの復活を祝う日。キリストが復活したのが日曜日だったということから、「日曜日」というのは変わらないルールです。ちなみに、2024年は3月31日でした。
イースターとは?由来は?
イースターとは、キリストの復活と春の訪れを祝う復活祭です。
イエス・キリストは、ゴルゴダの丘で十字架に貼り付けられて処刑されました。それから3日後に予言通りの復活を果たしたといわれています。これを記念してイースターに復活祭が行われるようになりました。イエス・キリストの復活祭と同時に春の訪れも祝うので、賑やかで明るいお祭りとなります。
どの宗教もそうですが、宗教と土着の文化が混じりあって新たな習慣やイベントが出来上がります。イースターもキリスト教の文化とヨーロッパの土着の文化が混じりあって、キリストの復活祭と春の到来を祝うイベントがひとつになり、今の形となったようです。
イースターのモチーフ!イースターエッグや色、うさぎの意味
イースターのモチーフとして知られている、イースターエッグやうさぎの意味をお話します。
イースターエッグ
イースターと言えばイースターエッグです。イースターのイベントの際には必ず卵が使われていることにお気づきですか。
卵はそれそのものが命の象徴です。キリストの復活祭に、永遠の生命を祝して卵を飾ったり食べたりします。ヨーロッパでは卵をモチーフにしたチョコレートやお菓子なんかも発売されます。
うさぎ
うさぎは子供をたくさん産むから、子孫繁栄の象徴としてイースターのお祭りではかかせない存在となりました。この時期になるとうさぎの形や柄のチョコレートも発売されます。
また一説では、野うさぎがイースターの前夜にイースターエッグを隠すとか、イースターエッグを運んでくるとも言われています。
イースターの色
イースターの色は、ポップな春の色です。イースターは復活祭であり、春のお祭りでもありますから、春を象徴するようなポップで明るい色が喜ばれます。例えば春のお花に多い黄色、それからピンク、グリーン、明るいブルーなど。春のお花や新緑、お日様や空の色です。暗くて寒い冬が終わりを告げ、イースターを境に待ち望んでいた春が訪れたことを祝うように、明るい色が好まれます。
イースターエッグに絵柄を付けるときには春らしい明るい色を選びましょう。塗ってるだけで楽しくなりますよ。
イースターは何をするの?楽しみ方と遊び方
海外ではイースターをどのように楽しんでいるのでしょう。イースターって具体的に何をして楽しむのか気になります。
春を祝うイベントとして生活習慣に取り入れたくても何をしていいのかがわからなかったら何もできませんよね。海外でのイースターの楽しみ方をご紹介します。
エッグハント
イースターに子供たちが行う遊びです。イースターのエッグハントは自宅や教会などで行われる他、大きなショッピングモールなどイベント会場で行われます。
エッグハントの遊び方は簡単です。イースターの前夜にイースターバニーが隠したイースターエッグを子供たちが探します。もちろん隠すのは大人達です。イースターエッグは野ウサギが前夜に隠したことになっているので、隠す側はちょっと大変です。子供たちにばれないようにしなければいけません。
きれいにペイントされたイースターエッグを庭や家の中に隠し、それを見つけたら食べてもよいという遊びです。中身は卵の形をしたチョコレートやお菓子などであることがほとんどです。子供たちもお菓子が食べたいから必死になります。
イースターエッグとは本来、ペイントしたゆで卵だったのですが、今ではエッグハントのイースターエッグと言えば中身はお菓子であることの方が多いようです。ゆで卵をいっぱい食べたらお腹が大変なことになりそうですものね。
イースターのご馳走
イースターはクリスマスや感謝祭と同じようにキリスト教圏にとっては大切なお祭りです。イースターには他のお祭りの日と同様にご馳走を食べます。イースターを象徴する卵はもちろんのこと、お肉や野菜、果物、色とりどりのお菓子などがテーブルに並びます。
とっても簡単なイースターエッグの作り方
イースターには欠かせない、イースターエッグの作り方をご紹介します。とっても簡単なので、子供と一緒に楽しめます。今年は自宅でイースターエッグを作って楽しんでみませんか。
イースターエッグの作り方|準備
用意するもの
- 画鋲や金串
- 竹串
- ボール、あるいは小さなお皿
イースターエッグのデコレーションをする前に、卵の中身を取り出しましょう。
生の卵の状態で、殻に穴を空けます。画鋲や金串など、先の尖ったものでゆっくりと穴を開けて行きます。静かにくるくると針を回し、ゆっくりと穴を広げていきます。一気に力を加えると割れてしまうことがあるので気をつけてください。
穴を安定させたら、卵の中身をボールやお皿に出していきます。竹串などで中身をかき回し、中身だけ出してしまいます。竹串でかき回すのは、黄味を壊した方がスムーズに出てくるからです。卵の中身を出し終わったら、水でよくすすいで乾かしておきましょう。
ボールに出した卵は白身と黄身が混ざっているのでパンケーキにしたり、フリッタータやオムレツにしたりして楽しんでください。もちろん和風の出汁巻き卵だっていけます。
イースターエッグの作り方|卵に絵柄を付ける
用意するもの
- マーカー
- アクリル絵の具
- 筆
卵が乾いたらいよいよ絵柄を付けて、イースターエッグのデコレーションです。春らしいポップな色で、思い思いのイラストを描いてください。普段選ばないような色の組み合わせにもチャレンジしてみましょう。春を祝うイースターエッグなら、派手な色も自然に楽しめますよ。
イースターエッグのデコレーションは気分がうきうきする作業です。お子さんがいるご家庭は、ぜひ家族で楽しんでください。
イースターのアレンジメントの作り方|イースターエッグを使って
イースターの日にテーブルを飾るフラワーアレンジメントです。イースターエッグを使って、鳥の巣のような形に仕上げました。春らしい明るい色のお花は気持ちも明るくしてくれます。
お庭のお花を摘んで
イースターは春の到来を楽しむイベントです。せっかくですからお庭に咲いている身近な春のお花を使ってアレンジメントにしてみませんか。特別なお花はいりません。イースターにはお庭にやってきた春を歓迎してあげてください。
今回はラブグリーン編集部オフィスの屋上花壇に咲いているお花たちを摘んでアレンジメントにしました。
イースターエッグを使った、鳥の巣みたいなアレンジメントの作り方
摘んできたお花
- ワイヤープランツ
- ビンカ
- ハツユキカズラ
- ネモフィラ
- ワスレナグサ
- ビオラ
- ヒューケラ
1.器にフローラルフォームをセットします。
円形の器に吸水させたフローラルフォームをセットします。自宅で使ってないお皿やあまり大事じゃない器があれば、それでもいいでしょう。
2.ドライのつるをまるく組んで鳥の巣を作ります。
器より一回り大きいくらいのサイズにしましょう。少し厚みを持たせるようにまるく組みます。器にはあらかじめ水を吸わせたフローラルフォームとその上に苔をセットしておきます。
3.器に鳥の巣を取り付け、竹串などで固定します。
器の上にはめるように鳥の巣をセットします。そのまま上から竹串をフローラルフォームに刺すようにして固定します。
4.鳥の巣に合わせて、まるく弧を描くようなイメージでつる植物を這わせていきます。
今回はワイヤープランツを使いました。切り口をしっかりフローラルフォームに挿し、先端を鳥の巣に絡ませるように這わせていきます。
5.お花を挿していきます。
お花は、鳥の巣の外側から内側のフローラルフォームに茎を挿すようにして固定します。この時、鳥の巣の隙間を使って上手にお花を入れてください。
鳥の巣の中にはイースターエッグが入りますので、鳥の巣の外側にお花の顔を配置するように、自然な感じで入れましょう。
6.イースターエッグをセットして完成
ペイントした手作りのイースターエッグを、鳥の巣にセットして、イースターのアレンジメントの完成です!このまま食卓や玄関に飾って楽しんでください。
イースターエッグとお花を飾るだけでもイースター気分が盛り上がるのではないでしょうか。春の訪れを、可愛いイースターエッグとお花と喜びで迎え入れましょう。
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