生産者おすすめ多肉植物|増やしやすい「若緑(わかみどり)」

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大曽根百代

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今回、多肉植物の生産をしている「Ladybird」さんが紹介するおすすめ多肉植物。


「若緑」

鮮やかな緑色、鱗片的な葉、すらりと伸びる株姿。

茎なのか葉なのか一見戸惑ってしまう不思議な多肉植物。

今週はこの若緑を紹介いたします。

 

若緑(わかみどり)

-属名-

クラッスラ

-特徴-

ヒノキやスギのような葉で、名前の通り鮮やかな色をしているのが特徴。
多肉植物の若緑

 

まっすぐ直立する、というよりひょろひょろとした印象。自然と枝分かれしてきます。
多肉植物の若緑

 

小さめサイズもかわいい。
多肉植物の若緑

 

-成長の仕方-

風にそよぐような感じで伸びていきます。地植えにすると30㎝以上にも。

-育て方-
日当たりと風通しの良いところで管理を。ただし、真夏の直射日光は避け、冬は霜や雪に当たらないように注意。霜と真夏の直射を避ければ屋外で管理可能です。

成長していくと根元がだんだん茶色くなり葉がなくなってきます。その状態を避けたい場合はこまめにピンチを行うか、既になってしまった場合は短くカット。カットした葉を土に挿して仕立て直しましょう。切らずにそのまま盆栽のように伸ばしていくのもカッコイイですよ。
多肉植物の若緑

 

-増やし方-
挿し芽。お好きな位置で切って乾いた土に挿しましょう。切った親株は枝分かれして株にボリュームがでます。

 

短く切った葉を乾いた土の上にばら撒いても増やすことができます。

 

主張しすぎないシンプルな姿で男性にも人気な多肉植物。寄せ植えにも合わせやすく使いやすいのでおすすめです。

 

 

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大曽根百代

千葉大学園芸学部を卒業後、園芸店に勤め、販売だけなく植物をきちんと理解したいと思い、千葉大の苗生産部にて植物の生産業(花苗)に従事。その後、多肉植物の生産を経験。現在は多肉植物の販売サポートやバラの管理業務をしています。多肉だけでなく植物全般好きで、宿根草なども育てています。最近はマイクロ胡蝶蘭とバンダにも挑戦中。より植物の魅力を感じ、皆様にもその魅力と生産者情報を記事としてこれからも発信していきます。

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