森林性サボテン・リプサリスの管理方法と増やし方
LOVEGREEN編集部
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長くて吊るしたり、高いところに飾るだけで素敵なリプサリス。ハンギングにとても人気がある品種です。リプサリスの管理方法や増やし方、種類についてみていきましょう。
目次
リプサリスの管理方法
春先~夏は葉焼けに注意
冬から春への切り替わりの時は、少しずつ外に慣れしていきましょう。いきなり外に出すと、日光に負けて、葉焼けや株が痛む原因になります。葉先や株が乾燥してパリパリになることもあるので気をつけましょう。
春は生長期。挿し木や切り戻しはこの時期に
冬場お休みしていましたが、少しずつ新芽が動きだす季節。気温が安定してきたら生長し、花芽が葉先について花が咲きます。生長期の始まりに、伸びた茎の切り戻しや挿し木を行えば生長もしやすいです。
梅雨と夏の過ごし方
梅雨と夏の管理は少し気を付けましょう。梅雨時期は株元が蒸れやすくなるので、風通しの良い場所に置いて管理します。
リプサリスの増やし方
リプサリスは挿し木で増やすことができます
今回はカッサスを例にします。カットした切り口を発根するまで乾かします。だいたい、2、3週間~1カ月で発根しました。発根したら、乾いた土に差します。水をあげて風通しのよい場所で管理しましょう。葉先が乾燥してきた場合は霧吹きで葉水を与えましょう。その後は土が乾いたら水やりをします。
1年でこのくらいになります
こちらは昨年の春に挿したもの。リプサリスらしく、垂れてきました。
リプサリスの種類
ここからはリプサリスの種類を一部をご紹介。
リプサリス・ミクランサ(Rhipsalis micrantha)
三角形みたいな形の葉っぱが特徴のリプサリス。
リプサリス・エワルディアナ(Rhipsalis ewaldiana)
立つように伸びる姿も素敵。
リプサリス・ケレウスクラ(Rhipsalis cereuscula)
別名は「青柳」。ぽこぽことつながっているリプサリス。お花は白。とにかくかわいいです。
リプサリス・カスッサ(Rhipsalis Cassutha)
細い葉がキレイなカスッサ。こちらも白い花が咲きます。
リプサリス・ホウレッティアーナ(Rhipsalis houlletiana)
リプサリスの中でも葉が太めでボリュームがあります。
リプサリス・フロストシュガー(Rhipsalis pilocarpa)
濃いめの緑の葉には白いトゲが。まるでお砂糖をまぶしたような姿。こちらもかわいらしいお花が咲きます。
リプサリス・ハティオラ・サリコルニオイデス(Rhipsalis hatiora salicornioides)
こちらは黄色いお花が咲くリプサリス。緑に黄色が映えます。
リプサリス・トリゴナ(Rhipsalis trigona)
こちらも葉が角ばったリプサリス。サボテンらしい姿がかっこいいです。
リプサリスだけでまだまだ種類があります。
お気に入りの一鉢を見つけて、育ててみては。増やしてお友達に分けてあげたり、きっと楽しみが増えるはず。
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