多肉植物 セダムの増やし方と寄せ植えアイデア
LOVEGREEN編集部
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セダムはマンネングサ属ベンケイソウ科の植物。
プリプリっとした小さい葉が連なっている姿はとても愛嬌があり、さらに育てやすいので人気の多肉植物です。セダムは葉の形や、大きさ、カラーバリエーションなど種類は数多く、日本で自生している品種もあります。寒さや乾燥にも強く、日本の気候でも育てやすいので地植えしてグランドカバーの植物としてもオススメです。今回はセダムの増やし方などの育て方や寄せ植えのアイデアをご紹介します。
目次
セダムの育て方は?
セダムの日常の手入れ
セダムは水やりと、日当たりさえ管理できていれば、特別な手入れは必要としません。日当りが良いほうが葉の色が美しく元気に育ちます。水が多すぎると、徒長してひょろひょろとした株になってしまいます。徒長させないように注意しましょう。
セダムは高温多湿が苦手なので、梅雨時は気を付けましょう。屋外で管理の場合は雨のあたらない風通しの良い場所へ移動させます。
セダムの置き場所
セダムは日当たりを好むので、室内で育てる場合でも窓の近くに置くなどするとよいでしょう。
セダムの栽培温度
セダムは夏の暑さや、冬の寒さにも比較的強く、温度に神経質になる必要はありませんが、中には寒さに弱い品種もあるので、育てている種類によっては冬場は室内に取り込むほうが安心です。
水やり
水は、土が乾いたら与えましょう。セダムは葉に水分を蓄えるため多少の乾燥には耐えることができます。水のやりすぎは、葉が落ちる原因となるので、必要以上に水やりしないようにしましょう。
休眠期は水やりは控えめに
セダムは「春秋型」の多肉植物。休眠期の夏と冬は水やりは控えめに、乾燥気味にします。
害虫
セダムは害虫が付く事はあまりありませんが、風通しが悪い場合はアブラムシやカイガラムシがつくこともあります。見つけた場合は早めに駆除しましょう。
用土
土は、市販されているサボテン・多肉植物用の培養土がおすすめです。
植え替え
セダムの植え替えに適している時期は、春です。年に1回は植え替えるようにしましょう。
セダムの増やし方
セダムは増やし方は、葉挿しと挿し木で増やすことができます。
挿し木でのセダムの増やし方
セダムの茎をカットします。カットする時は、新しい芽は残して上をカット。カットした挿し穂は下に葉が付いているものは葉を取ります。葉が付いたまま土に挿すと葉が土の中で腐ってしまう場合もありよくありません。3、4日くらい切り口を乾燥させてからでもよいでしょう。その後に、新しい土に挿します。風通しの良い明るい日陰で管理しましょう。水はすぐには与えないで、1週間から10日後にたっぷりと与えます。
葉挿しでのセダムの増やし方
葉挿しはセダムの葉を土に置きます。葉は元気な葉を選びましょう。土は大粒ではなく小粒のものの方が葉挿しに向いています。土は市販の多肉植物の土などでもよいでしょう。葉挿しするセダムの葉を付け根が軽く土に埋まるように置きます。
すぐには水は与えないで、根がでるまではこのままで。いつ出るのか気になるとは思いますが、気長に待つのが一番。様子を見て水を与えますが、葉には水分があるのでたっぷり与えなくても大丈夫です。
管理する場所は風通しの良い明るい日陰、半日陰で管理しましょう。少しずつ発根、発芽します。
セダムの種類
セダムの種類の一部をご紹介します。
銘月(めいげつ)
葉がしっかりとして大き目のセダム。非常に強く、冬場も屋外でも越冬可能です。
乙女心(おとめごころ)
葉先をポッと赤く染めている乙女心。日が足りないとはっきり赤くならないので、日をたくさん当ててあげるとよいです。
虹の玉(にじのたま)
ぷっくりとした葉がとってもかわいらしい虹の玉。生長期は緑で秋から冬は紅葉して真っ赤になります。
オーロラ
「虹の玉」の斑入りのもので、セダムの中でも人気種。
玉綴り(たまつづり)
生長するにつれ垂れ下がるセダム。ハンギングにもオススメです。
新玉綴り(しんたまつづり)
「ビアホップ」の名前でも流通しています。
空き缶などを使って。セダムの寄せ植え!
小さくて可愛らしいセダム。種類も豊富なので、セダムだけ寄せ植えも素敵で、育てやすいですよ。
空き缶を使う場合はきちんと洗って乾かしておきましょう。可能なら水はけをよくするために釘などを使って底に数カ所、穴をあけて使いましょう。水やりも楽です。土は水はけの良いもので、市販の多肉用の土などを使ってもよいでしょう。小さいセダムの寄せ植えをする場合は、ピンセットを使うとやりやすいです。
いろんな種類があるセダム。
育てて増やして、寄せ植えしたり楽しみがいっぱい!セダムは他の多肉植物との寄せ植えにも使えます。ぜひ、いろんな寄せ植えにチャレンジしてみてくださいね。
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