夏のフラワーアレンジメントで使いたい花材11選
LOVEGREEN編集部
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梅雨が明けたらいよいよ夏がやってきます。夏の花は色鮮やかなものが多く、とても魅力的。そこで今回は、夏のフラワーアレンジメントで使いたい、おすすめの花材やアレンジ方法、長く楽しむ為の管理方法をご紹介します。
目次
アジサイ
しとしとと雨が降り続く梅雨の時期によく目にするアジサイ。青や紫、ピンクなどカラフルな花を咲かせ、私たちの気持ちをパッと明るくしてくれます。
一見、花弁に見える部分は実はガク。あじさいの花は、ガクの中央に位置している小さい丸い部分です。
アジサイは水揚げが悪く、他のお花と同じような管理をするとすぐにぐったりと水切れを起こしてしまいます。そのため、正しい水揚げが大切。アジサイの水揚げは以下の内容を参考にしてください。
アジサイの水揚げ方法
- アジサイの茎を切断面が広くなるように斜めに切る。切断面が広くなることで、水の吸い込みが良くなる。
- 導管にあるワタを取り除く。ナイフやハサミを使うと取り除きやすい。
- 水を張ったバケツなどに入れて、しばらく休める。
アジサイ 花言葉:「一家団欒」「冷酷」 長持ちさせるコツ:茎を切断面が広くなるように斜めに切る・導管にあるワタを取り除く 花瓶の水の量:多め |
▼アジサイの生け方・アレンジ方法をご紹介!
ヒマワリ
照りつける夏の太陽のように、鮮やかに咲き誇るヒマワリ。夏を代表する花のひとつです。
夏は水が汚れやすいので、葉が水に入らないようにしてください。また、こまめに切り戻しを行い、水は毎日かえましょう。
外泊等で毎日水をかえられない場合は切り花延命剤を使用するのがおすすめです。
ヒマワリ 花言葉:「憧れ」「あなただけを見つめる」 長持ちさせるコツ:毎日水換え・切り戻しをする 花瓶の水の量:少なめ |
▼ヒマワリの生け方・アレンジ方法をご紹介!
シャクヤク
シャクヤクは5月~6月の初夏に咲くボタン科の多年草です。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という美しい女性の立ち振る舞いを表すことわざの通り、すらりとした茎の上に大輪の花を咲かせます。花の形は一重咲き、八重咲き、翁咲きなどの種類があり、バラに似た甘く爽やかな香りがするのも魅力の一つ。
つぼみを咲かせるコツ
品種にもよりますが、シャクヤクのつぼみの状態の時に、花からベタベタした蜜のようなものが出ていることがあります。
この蜜があまりにも多いと、花びらやガクがくっついてしまって、開花を妨げることがあります。つぼみがベタベタとしている場合は、濡れたティッシュやふきんで蜜をやさしくふき取ると、つぼみが開きやすくなります。
シャクヤク 花言葉:「はじらい」「慎ましさ」 長持ちさせるコツ:茎は斜めに切る 花瓶の水の量:深め |
▼シャクヤクの生け方・アレンジ方法をご紹介!
クレマチス
凛とした可憐な花姿のベル咲きクレマチス。花色は、紫、青、白、黄色、ピンクなどがあります。ガーデニングでも人気の品種なので、剪定して生けてみるのもいいですね。
クレマチス 花言葉:「美しい精神」「旅人の喜び」 長持ちさせるコツ:水に浸かる葉は取る 花瓶の水の量:深め |
▼クレマチスの生け方・アレンジ方法をご紹介!
アガパンサス
梅雨が明け盛夏をむかえる今の季節、いつもより涼やかな花を家に飾ってみたい。ギリシャ語で愛を意味する「agape」と花を意味する「anthos」を語源とするアガパンサスは、そんな時ピッタリの花です。名前の通り、スッと立った長い茎の上に青色の愛らしい花を咲かせます。
花首が折れやすいので、丁寧に扱いましょう。
アガパンサス 花言葉:「恋の訪れ」「愛の訪れ」 長持ちさせるコツ:茎は斜めに切る 花瓶の水の量:普通 |
▼アガパンサスの生け方・アレンジ方法をご紹介!
トルコキキョウ
トルコキキョウは優雅で気品あふれる、美しい花。枝分かれして、複数の花が付いているのでカットしてさまざまなアレンジを楽しむことができます。
トルコキキョウ 花言葉:「優美」「すがすがしい美しさ」 長持ちさせるコツ:茎は斜めに切る 花瓶の水の量:普通 |
▼トルコキキョウの生け方・アレンジ方法をご紹介!
ルリタマアザミ
手触りは少し硬いですが、この大きさと色味、自然光を浴びる姿は透明感があり、見れば見るほど吸い込まれてしまいそうな花です。ユニークな形のルリタマアザミはあしらいのアクセントにももってこい。
色は少し褪せますが、青色を残したままドライフラワーにすることもできます。
ルリタマアザミ 花言葉:「独り立ち」 長持ちさせるコツ:こまめに水替えする 花瓶の水の量:普通 |
▼ルリタマアザミの生け方・アレンジ方法をご紹介!
モカラ
南国生まれのトロピカルフラワー。3種のランをかけ合わせてできた花で、日持ちの良さも魅力のひとつ。
モカラが傷んでくるのは下の花から。花が傷んでしまった場合は、ハサミでカットします。綺麗な状態で楽しむ為にもこまめにお手入れしましょう。お花屋さんで購入する際は下の花にハリがあり、頂点の花に黒ずみがないものがおすすめ。
モカラ 長持ちさせるコツ:傷んだ花から取っていく 花瓶の水の量:少なめ |
▼モカラの生け方・アレンジ方法をご紹介!
アンスリウム
熱帯ならではの鮮やかな色と個性的な形の南国の花。熱帯アメリカには600種類以上があると言われています。夏でもとても長持ちし、1本でも存在感のある花あしらいになります。南国感があり、インテリアにも好相性。お花屋さんで購入する際は先端に黒ずみがないものを選びましょう。
アンスリウム 花言葉:「情熱」「印象深い」 長持ちさせるコツ:こまめな水換えと切り戻し 花瓶の水の量:少なめ |
▼アンスリウムの生け方・アレンジ方法をご紹介!
プロテア
南アフリカ共和国の国花でもあるプロテア。とても大きく存在感のある花姿です。その品種はとても多く、色も形も様々。よくドライフラワーにも使用されます。
色はピンク、黄、橙、赤など。形も様々で見る人を楽しませてくれます。存在感のある花姿なので、1輪でも絵になります。
プロテア 花言葉:「王者の風格」 長持ちさせるコツ:こまめな水換えと切り戻し 花瓶の選び方:花の重みに合う花瓶に生ける |
▼プロテアの生け方・アレンジ方法をご紹介!
ドウダンツツジ
夏はシンプルに枝物を生けて、お部屋をグリーンで彩るのもおすすめです。枝物は持ちを良くするため、足もとをカッターやナイフ、ハサミなどで削ります。そのあと十字に割りを入れ、給水面を増やしましょう。人気の枝物といえば、ドウダンツツジ。すてきな空間を演出してくれるドウダンツツジはインテリアとも相性抜群です。
ドウダンツツジ 置き場所:クーラーの風と直射日光の当たらない涼しい場所 花瓶の選び方:枝の重みに合う花瓶に生ける |
▼ドウダンツツジの生け方・アレンジ方法をご紹介!
いかがでしたか?夏におすすめの花材をご紹介しました。お部屋に花を飾って癒されましょう♪
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