知っておくと便利!あじさいの生け方~季節の生花

金子三保子

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梅雨の時期に美しく咲く花、あじさい。最近、生花として花屋さんに出回るあじさいは、輸入ものも入れると、一年を通して見かける花になりつつあります。

とは言え、本来のあじさいの開花時期の初夏は、国産のあじさいが出回る時期なので、価格的にも買いやすいあじさいが花屋さんに並びます。大輪のあじさいは一輪売りですが、梅雨の季節は「枝もの」として、ひとつの枝に小さめのあじさいが数輪ついているあじさいも流通しています。

今回はあじさいを生ける上でのポイントとあじさいの花の特徴もあわせてご紹介します。

 

あじさいの花って?

初めて聞くとびっくりするかもしれませんが、私たちが花と思っている部分は花弁ではなくガク。

あじさいの花は、ガクの中央に位置している小さい丸い部分です。

▼小さな丸い部分が花。今はつぼみの状態です。この部分が開くのです。

 

あじさいの茎

あじさいは、植物としては落葉低木に分類されます。

新しい茎は緑色、緑から下の部分の茶色く木質化した部分は古い枝です。

 

あじさいを生ける時

木質化した茎の部分は、生ける前にカッターなどで木を剥いであげると水の吸い上げがよくなります。

 

お水の量は?

たっぷりと水を入れた「深水」で生けます。

水はこまめに変えた方がいいですが、無理な場合は切り花用の延命剤を利用します。

切り花は、茎の切り口から水を吸い上げて花まで水を給水しています。

茎は、少しずつ切り戻して常に新鮮な切り口にしてあげると花が長持ちします。

 

一緒に生けたミントについて

今回一緒に生けたミント(ハーブ)は、イングリッシュスペアミントです。

ミントは水に生けると根が出てくるくらい繁殖力の強いハーブです。ミントとお花を一緒に生けると、水が汚れにくくなるので花が長持ちします。夏場のアレンジのグリーンとして、おすすめの葉っぱです。

育てておくと、アレンジのグリーンとしても利用できるのでお気に入りの香りのミントを育ててみてはいかがでしょうか。

もう育てている方は、梅雨の時期は蒸れやすいので、すいてあげる目的でカットして利用した方が、元気な苗の状態で夏を迎えます。

ただし、ミントの花を見たい方は、茎を切ってしまうと花芽を切ってしまうことになります。花を見るのか、葉っぱを利用するのかによって、剪定する、しないを決めるとよいでしょう。

 

 

花屋さんには国産のあじさいが豊富に出回る季節です。おうちに季節感のある花あしらいをしてみてはいかがでしょうか。

 

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金子三保子
金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋・レコルトを設立。 花のギフトや装花・コーディネート、自身でスタイリングした花の撮影など、幅広く活動中。受け手が心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげない花や写真を提案している。 好きな植物は、草花、ハーブ、原種のクレマチスなど。ビオラは交配して自分の好みの色あいを作ったりもしている。色合わせがとにかく好き。

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