前田有紀の一“花”言vol.37「アジサイ」~ジメジメした気持ちを吹き飛ばすお花

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しとしとと雨が降り続く梅雨の時期によく目にするアジサイ。青や紫、ピンクなどカラフルな花を咲かせ、私たちの気持ちをパッと明るくしてくれます。

今回はそんな清々しく、爽やかな印象のアジサイの飾り方や長持ちさせるための方法をご紹介します。

アジサイを部屋に飾ってみる

アジサイは5〜7月にかけて青や紫、ピンク、グリーンなど複色の花を開花させます。なかには、シックな雰囲気をかもし出すボルドーや、ウェディングのシーンでもよく見かける上品なホワイトなどもあります。アジサイは私たちが思っている以上にさまざまな色や形があるので、自分好みを見つけてみてもいいかもしれません! 

アジサイを生けるときはグリーンと一緒に

アジサイを花瓶に飾るときは、一輪挿しでも可愛いのですが、グリーンと合わせて生けてみるのもおすすめ。お花自体にボリュームがあるので、グリーンの面積を広げればバランスがとっても良くなるんです。

丸いフォルムの花瓶に生けてみる

アジサイを花瓶に生けるときは、ぽってりとしたシルエットの花瓶を選んでみましょう。シャープな花瓶に生けるよりも、上下のバランスが保ちやすくなって、見た目の印象もアップします!

アジサイを長持ちさせる方法

アジサイは水揚げが悪く、他のお花と同じような管理をするとすぐにぐったりと水切れを起こしてしまいます。そのため、正しい水揚げが大切。アジサイの水揚げは以下の内容を参考になさってください。

アジサイの水揚げ方法

  1. アジサイの茎を切断面が広くなるように斜めに切る。切断面が広くなることで、水の吸い込みが良くなる。
  2. 導管にあるワタを取り除く。ナイフやハサミを使うと取り除きやすい。
  3. 水を張ったバケツなどに入れて、しばらく休める。

これを毎日行えば、アジサイはとっても長持ちします。少し大変かもしれませんが、今の時期にしか楽しめないお花だからこそ、きちんと愛情を持って寄り添ってあげましょう。

今回のキーフラワー

息子が初めて覚えたお花の名前はアジサイでした。あれから梅や桜、ツツジなどたくさんのお花の名前を覚えていきましたが、「アジサイ」と言葉にしたときの感動は格別でしたね。

鎌倉にはアジサイがきれいに咲く場所がいくつもあって、私自身とても大好きなお花。今年も家族とお散歩をしながら、きれいなアジサイを見るのを今から楽しみにしているんです。

みなさんも今しか楽しめないアジサイをぜひ意識して見てみてください。きっと見ているだけで、ジメジメした沈んだ気持ちを吹き飛ばしてくれるはず!

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引き続き月に2回、前田さんの連載の「前田有紀の一花言」を配信。

フラワースタイリスト 前田有紀  2013年イギリスに留学し、帰国後フラワースタイリストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。2017年の春以降は積極的にワークショップも行い、花や緑に関わる人々と直接ふれあうことでリアルな声も積極的に取り入れている。また、2017年10月にオープンした「世界の花屋」では、デザイン監修を務め、世界の花々の生産や流通など、花の歴史などの魅力を伝えている。

フラワーアーティスト
前田有紀

2013年イギリスに留学し、帰国後フラワーアーティストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。

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