チューリップの種類|色や咲き方などを写真付きでご紹介
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チューリップは種類が多く、色や咲き方のバリエーションが豊富で、数多くの品種がある花です。写真付きで種類豊富なチューリップの魅力をご紹介します。
目次
チューリップの咲き方と種類
一重咲き

最もスタンダードな咲き方の一重咲き。チューリップと言ってイメージするのは一重咲きではないでしょうか。色合いが豊富で、丈も短いものから長めのものなど様々。数えきれないほどの品種があり、毎年新品種が登場しています。
▼一重咲きチューリップについてご紹介しています
八重咲き

八重咲きのチューリップとは、一重に比べて花びらの枚数が多いチューリップのこと。品種によって、花びらの枚数は若干違うようです。豪華な印象で、開いてくるまではバラのような雰囲気もあります。
▼八重咲きチューリップについてご紹介しています
ユリ咲き

ユリ咲きとは、花びらの先がとがってユリのような形をしたチューリップのこと。色にもよりますが、大人っぽくてスッとした雰囲気のする咲き方が特徴です。花びらが長くてとがっているので、つぼみの時はとてもスレンダーな見た目です。
▼ユリ咲きチューリップについてご紹介しています
フリンジ咲き

フリンジ咲きのチューリップは、花びらの先がギザギザしています。一般的な一重咲きのものよりボリュームがあり、一輪で飾っても見ごたえがあるチューリップです。
▼フリンジ咲きチューリップについてご紹介しています
パーロット咲き

パーロット咲きのパーロットとは、「parrot=オウム」が由来です。ところどころ切れ込みのある波打った花びらが、オウムの羽に似ていることからつけられました。個性的でユニークな見た目は、一輪でも存在感抜群です。
▼パーロット咲きチューリップについてご紹介しています
クラウン咲き

クラウン咲きのチューリップとは、花の形がクラウン=王冠型のこと。横顔が王冠に見えますよね。全体的にコロンとしたかわいらしい形の品種が多く、花びらの先は内側にゆるやかにねじれているのが特徴です。
▼クラウン咲きチューリップについてご紹介しています
枝咲き(スプレー咲き)

ほとんどのチューリップは「一茎一花」。一茎一花とは、1本の茎にひとつの花が咲く咲き方のことを言います。それに対して「枝咲き」とは、1本から複数の花が咲く咲き方のこと。別名「スプレー咲き」とも呼ばれます。
チューリップのスプレー咲きの場合は、「枝咲き」と言う表現で球根が売られていることが多いようです。
▼枝咲きチューリップについてご紹介しています
斑入り

花の咲き方にも色々な種類があるチューリップですが、最近は葉に特徴のあるものがあります。それが斑入りチューリップ。
斑の入り方は、葉の縁に縁取りが入っているものもあれば、葉の全体に斑が入るものまで様々。花も一重咲き、八重咲き、ユリ咲き、パーロット咲きなど、最近どんどん品種が増えています。
▼斑入りチューリップについてご紹介しています
ビリデ咲き(グリーンチューリップ)

スプリンググリーン
ビリデ咲きとは、花びらの中央にグリーンのラインが入る咲き方のこと。グリーンチューリップとも呼ばれています。写真のスプリンググリーンは昔からあるビリデ咲きチューリップの代表的な品種ですが、最近はカラーバリエーションが豊富になってきました。遅咲きで、咲き始めるのは大方のチューリップの見ごろが終わる4月後半~5月上旬。草丈が高く花持ちが良いため、切り花としても人気です。
アイスチューリップ

アイスチューリップとは特別な品種ではなく、普通のチューリップの球根を冷蔵施設で管理し、一定期間その中で低温で管理した後、自然の環境下に戻すという処理をされたチューリップのことです。
とても寒い冬のような環境から自然の環境に戻されたチューリップが「春が来た」と勘違いすることによって、通常の開花時期の春より早い冬のうちに開花をするというわけです。
▼アイスチューリップについてご紹介しています
植えっぱなしOK! 水栽培も楽しめる原種チューリップ

原種チューリップとは、一般的に知られているチューリップとは違って、野生種やそれに近いもののこと。「ミニチューリップ」、「ワイルドチューリップ」と呼ばれることもあります。種類が増え、園芸種の原種系チューリップだけでも100以上あります。

一般的なチューリップとの大きな違いは、地植えにすると2~3年は植えっぱなしで開花すること。原種系チューリップの中でも、草丈が短い地際で咲くタイプと、スレンダーな背丈のあるタイプなど、品種によって見た目はかなり違います。

原種チューリップは、水栽培で楽しむこともできます。おうちでチューリップを楽しみたい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
▼原種チューリップの水栽培のやり方
チューリップの色

チューリップは育種が盛んで、毎年のように新品種が登場します。咲き方だけでなく、新色も次々と登場し、バリエーションも豊富な花です。

ガーデニング、切り花とも色の豊富さを利用して、さまざまな雰囲気を作り出すことができます。

一枚の花びらの中に複数の色が感じられる複色カラーも人気。最近は、黒やブラウン系などシックな色もあり、従来のチューリップのイメージとは違う品種も数多く出回っています。
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