お家にあるもので作れる! 簡単な押し花の作り方
LOVEGREEN編集部
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押し花は最近ではスマホケースやネイルなどにも利用され、様々な場面で商品化されています。
自分の好きな花で押し花を作りたい!という方へ、お家にある材料で簡単に作れる押し花の作り方をご紹介します。
目次
押し花に向いている花
好きな花を押して作る押し花。花を挟んでおけば何でも押し花になるんでしょ? と思われがちですが、簡単で綺麗に作れる「押し花に向いている花」というものがあります。
押し花に向いている花のポイント
- 花が薄くて水分が少ない花
- 花びらと花びらがあまり重なっていない花
- 大きすぎない花
押し花がキレイにパリッとしなかったり、乾燥の間に色が茶色くくすんでしまうことがあります。これはこの3つのポイントが関係しているかもしれません。
押し花に向いている花
初心者向けの押し花
- ビオラやパンジーなどのスミレの仲間
- カスミソウ
- コスモス
- ポピー
- シバザクラ
- ハーブなど
上級者向けの押し花
- チューリップ
- バラなど凹凸のあるもの
押し花の簡単な作り方
押し花の材料
- 押し花にする花
- 新聞紙
- ティッシュペーパー
- 園芸用ハサミ
- 分厚い本など重石となるもの
1.花を収穫する
もったいない気もするかもしれませんが、咲いたばかりのきれいで新鮮なお花を選びましょう。枯れ始めたお花を使おうとするときれいな押し花にならないことがあります。お花を切り取るときは、茎の根元に近いところから切ります。
2.新聞紙の上にティッシュを置き、花を並べる
押し花になってからでは花を動かせないので、仕上げたい形にセットしてから重石を乗せましょう。
3.ティッシュを重ねて、その上に新聞紙を置く
ティッシュや挟んでいるお花がずれたりしないように気をつけましょう。
4.2と3を繰り返し、1番上が新聞紙になるようにする
挟む花が多く、1枚では挟みきれない場合は2と3の工程を繰り返しましょう。花を挟んだ新聞紙ごと密封できる袋などに入れられるとなお良いです。袋の上から重石を乗せ、空気を抜いてからから封をします。
5.翌日に一度新聞紙を取り換える
重しを乗せた翌日に新聞紙を取り替えると効果的!ティッシュは開けないようにしましょう。ティッシュを開けてしまうと、乾燥しきっていない花びらがくっついて破れたり、押されて薄くなっているので重なったり折れたりしてしまうことがあります。
6.数日後、花が乾燥していれば押し花の完成!
ティッシュの上から触って湿っているようなら、引き続き乾燥させましょう。花びらの厚さによって乾燥にかかる時間は異なりますので、花の様子を見て判断しましょう。
7.密封できる袋で保存
ピンセットで紙から優しく剥がして密封できる袋に入れ、日の当たらない場所で保管しましょう。押し花は湿気に弱いので、保管袋の中に乾燥剤を入れておくと良い状態のまま長く保存することができます。
早く作りたい場合
短時間で押し花を作りたい時に便利なのがアイロン。
3までは同じフローです。(※アイロンの取り扱いには十分に注意してください)
1.低温のアイロンをあてます
同じ場所にあてすぎると焦げるので20秒〜30秒くらいゆっくりとかけます。
2.一度冷まして、から1と2を繰り返す
しっかりと花が乾燥するまでアイロン→冷ますを繰り返します。乾燥するとティッシュがさらっと剥がれます。
電子レンジを使った押し花の作り方
材料
・押し花にしたい花や葉
・ティッシュペーパー
・段ボール
・クッキングペーパー2枚
・輪ゴム
・ピンセット
・密封できる袋
1.ダンボールを1枚置き、その上にキッチンペーパーを敷く
キッチンペーパーより少し大きいくらいの大きさに段ボールをカットしておきましょう。
2.キッチンペーパーの上に花を並べる
隣の花同士が重ならないように気をつけながらキッチンペーパーの上に花を並べましょう。
3.並べた花の上にキッチンペーパーと残ったもう1枚のダンボールを重ねる
花を並べたら、動かさないように気をつけながら上からそっとキッチンペーパーを乗せ、その上から段ボールを乗せます。
4.花の位置がずれないように輪ゴムで固定する
花がずれてしまわないように段ボールの上からぎゅっと押したら、それごと輪ゴムで固定します。
5.電子レンジ600Wで40秒~1分程度加熱する
様子を見ながら電子レンジで加熱します。加熱時間が長すぎると花によっては焦げたり色が悪くなってしまう場合がありますので気をつけましょう。
6.重ねていたダンボールとキッチンペーパーをゆっくりはがし、押し花を乾燥させる
電子レンジから出したら上の段ボールとキッチンペーパーをはがし、常温で花を乾燥・冷却します。
乾いたらピンセットで紙から優しく剥がして密封できる袋に入れ、日の当たらない場所で保管しましょう。押し花は湿気に弱いので、保管袋の中に乾燥剤を入れておくと保存状態がよくなります。
押し花をきれいに保つコツ
きちんと乾燥をさせよう
乾燥させることにより、変色が起きにくくなります。
押し花を保存するときは、乾燥剤を入れて
乾燥剤を入れた密閉容器で保管したり、酸素や湿気の少ない場所に置いておくと、変色を遅らせることができます。
新鮮な花を使おう
色あせや変色を防ぐ為に、押し花にする花は出来るだけ新鮮なものを使いましょう。
乾燥に使う紙類はこまめに取り替えよう
新聞紙をこまめに替えることで、きれいな色をキープすることができます。
出来上がった押し花は誰かにプレゼントしても、自分で使うのもいいですね。こちらを参考に、可愛い押し花を作ってみてくださいね。
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