春だってシックに!ダークカラーの春の花、おすすめ4選と生け方のコツ
金子三保子
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ふわふわとした優しい色合いのパステルトーンの花が豊富に揃う春ですが、最近はダークカラーの花も人気があるため、春の花でもたくさんのシックな花色が出回っています。
パステルカラーもいいけれど、ちょっとメンズライク、シックな雰囲気にしたい時は、ダークカラーを選んでみては?今回は、チューリップ、ヒヤシンス、ラナンキュラス、クリスマスローズの黒花、濃い紫、ワインカラーなど、シックな色合いの品種をご紹介します。
目次
チューリップ
チューリップは光や温度に敏感に反応する性質です。朝になると開き、夜になると閉じるを繰り返します。また、切り花にしてからも茎が伸びます。
かわいいイメージのチューリップですが、最近は大人っぽい色合いの品種もたくさんあります。これはほとんど黒に近い紫。ガーデニング素材としても黒花系のチューリップはとても人気があります。
チューリップ・ジャックポット
深い紫色に白い縁取りで素敵な色合い。
チューリップの生け方のコツ
ラナンキュラス
ころんとしたつぼみが、日ごとにふんわりと開いてくる様子はとてもきれいです。品種にもよりますが、ラナンキュラスはつぼみの時と満開時では花の直径が3~4倍は違います。
写真のラナンキュラスは、花びら自体の色合いも複雑に色がまじりあっていますが、内側と外側の色も違うので、つぼみの時と満開時とでは、雰囲気ががらりと変わってくる品種です。こういうタイプのラナンキュラスは、毎日色合いの変化を見るのも楽しみのひとつです。
ラナンキュラス・イドリス
え、ラナンキュラス?と思ってしまうような通常のラナンキュラスとは一線を画した花姿です。
モロッコ系というちょっと変わった咲き方の系統のラナンキュラスです。その中でもラナンキュラス・イドリスは、花のサイズは小さいですが、印象的な色や咲き方。アレンジのアクセントとして。
▼ラナンキュラスの生け方のコツ
ヒヤシンス
ヒヤシンス・ダークディメンション
夜の照明の下で見ると、真っ黒に黒光りして見えて、とても素敵でした。ヒヤシンス・ダークディメンションは、夜が似合うちょっと渋くてかっこいいヒヤシンスです。
ヒヤシンスは水栽培、苗、生花といろいろな形態で出回っている球根の花。切り花として楽しむときは、最初は茎をあまり切らず葉っぱ付きで楽しむのが長く楽しむコツです。
▼ヒヤシンスの生け方のコツ
クリスマスローズ
クリスマスという名前がついてますが、生花としての出回りは、春の花と一緒の季節のクリスマスローズ。年々、出回り品種が多くなってきました。写真のような深い紫やワインカラーなど、深い色合いも豊富です。
▼飾って楽しむクリスマスローズ
ダークカラーだけでまとめるとシックになりますが、パステルトーンとあわせると、かわいすぎない素敵な色合わせになります。
毎年、新品種のダークカラーの春の花が出回ります。今年もたくさんの素敵な春の花が流通中、春の花が豊富に出回るのは3月がピークです。花屋さんに足を運んで、素敵な花色の春の花を見つけてみませんか。
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