レモングラスをおいしく食べるレシピ集|ハーブのある暮らし
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フレッシュで爽やかな香りと、どこかエキゾチックな風味で世界中から愛されているハーブ「レモングラス」。肉、魚介、ココナッツミルクなど様々な食材と相性抜群で、日常の食卓をパッと華やかに変えてくれる万能ハーブです。少し加えるだけで、まるでアジアンリゾートのレストランにいるようなワクワクする一皿が完成します。
レモングラスの基礎知識や下処理のコツから、おうちで簡単に作れるとっておきのレシピまでたっぷりご紹介します。
目次
知っておきたい|レモングラスの特徴と使い方

レモングラスってどんなハーブ?
レモングラスは、東南アジア原産のイネ科の多年草。その名の通り、レモンと同じ香気成分「シトラール」を多く含んでいるため、葉を指で少し擦るだけで爽やかな香りが広がります。
料理に使う部位と下処理のコツ
レモングラスを料理に使う際、一番大切なのが「部位に応じた使い分け」と「下処理」です。繊維がとても強く、そのままではかたくて食べづらいことがあります。正しい扱い方を知って、食感を損なわずに豊かな香りを楽しみましょう。
使う部位(根元の白い部分と緑の葉)

白い茎の部分(やわらかい部分):かたい外皮を数枚むいて、中のやわらかい部分を 刻んで具材として食べたり、つくねなどに練り込んだりします。むいた外皮は、取っておいて香り付けに使用できます。
緑の葉の部分(かたい部分): スープや煮込み料理の「出汁・香り付け」として使います。繊維がかたく、噛み切れないので、食べる際は取り出すか、お皿に残します。
香りを引き出す「下処理」の技
叩く(つぶす): 包丁の柄や背、または瓶の底などでトントンと軽く叩いて傷をつけると、繊維が崩れて一気に香りが立ち上ります。
刻む: つくねや炒め物に混ぜ込む場合は、外側のかたい皮を数枚剥がし、中のやわらかい芯の部分だけを細かく「みじん切り」にします。
斜め切り・ぶつ切り: スープや煮込みに入れる場合は、香りが出やすいように3〜4cm幅に切ります。
フレッシュ・ドライ・冷凍の違い

フレッシュ(生):みじん切りにして食べる料理やハーブウォーターなど、フレッシュならではの際立つ清涼感を楽しみたいときにベスト。
ドライ(乾燥):フレッシュに比べると香りはやや落ちます。使う前にぬるま湯で少し戻すか、そのまま煮込んでゆっくり香りを抽出します。ハーブティーや、スープなどの煮込み料理におすすめです。
冷凍:一度冷凍したものは、解凍してもみずみずしさは失われているので、凍ったまま調理します。ハーブティーや煮込み料理、炒め煮の香り付けに活躍します。茎のやわらかい部分は、半解凍の状態でみじん切りにすれば、つくねなどに練り込むことができます。
レモングラスたっぷりのつくね

レモングラスの爽やかな香りを楽しめる「アジア風つくね」です。ナンプラーを隠し味に効かせた鶏肉とレモングラスの香りは相性抜群。おつまみにも、夕食のメインおかずにも活躍する一品です。
フードプロセッサーがなければ、レモングラスと玉ねぎをみじん切りにして、他の材料と一緒によくこねてください。レモングラスをできるだけ細かくみじん切りにするのが、食感良く仕上げるコツです。
材料
つくね
- 鶏ひき肉 200g
- レモングラス(根元の白い部分) 2本分(みじん切りで大さじ2程度)
- 玉ねぎ 1/4個
- おろししょうが 小さじ1
- おろしにんにく 小さじ1/2
- 片栗粉 大さじ1
- ナンプラー 小さじ1
- 砂糖 ひとつまみ
チリソース
- * スイートチリソース 大さじ3
- * ナンプラー 大さじ2
- * レモン果汁 大さじ1/2
- *しょうゆ 数滴
- * すりおろしにんにく 少々
作り方
1. レモングラス(外皮をむいたもの)と玉ねぎはざく切りにし、フードプロセッサーで細かく刻む
2. 1に残りのつくねの材料をすべて加え、粘りが出るまでさらに攪拌(かくはん)する
3. 出来上がったタネを6~8等分にして丸く成型する
4. フライパンにサラダオイル(分量外)をひき、肉を並べ中火で焼き色がつくまで焼く
5. ふたをして弱火にし、5~6分蒸し焼きにして中まで火を通す
6. 焼いている間にチリソースを作る。ボウルに * をすべて入れてよく混ぜる
7. 焼きあがったつくねを器に盛り付け、チリソースをかけたら出来上がり
レモングラス香る鶏肉のココナッツミルク煮込み

タイの伝統スープ「トムカーガイ」をおうちで作りやすくアレンジした、濃厚なエスニック煮込みです。ココナッツミルクの甘みとコクに、レモングラスの爽やかな香りが合わさった、奥行きのある味わいのスープは、パンにもご飯にもよく合います。
コブミカンの葉を入れると、より本格的な味わいになりますが、なくても十分においしく出来上がります。
材料
- 鶏もも肉 300g
- レモングラス(茎と葉) 2本
- 好きなきのこ 1パック
- しょうが(薄切り) 3~4枚
- コブミカンの葉(あれば) 2~3枚
- 鷹の爪 1本
- 水 400cc
- ココナッツミルク 400cc
- ナンプラー 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- ライム(くし形切り) 1/4個
- パクチー 適量
作り方
1. 鶏もも肉は一口大に切って塩を振り、きのこは食べやすい大きさに切る
2. レモングラスは包丁の背でトントンと叩いて香りを出し、5cmほどの長さに切る
3. 鍋に鶏肉、レモングラス、きのこ、しょうが、コブミカンの葉、鷹の爪、水を入れて中火で加熱する
4. 沸騰したらナンプラーと砂糖を加えて弱火にし、アクを取りながら10~15分程度煮る
5. ココナッツミルクを加え、沸騰させないように弱火で5分程度煮込む
6. 器に盛り付けたら、パクチーとライムを添えて完成
※ココナッツミルクは熱で分離してしまうので、沸騰させないように煮込むのがコツです。
エビとレモングラスのエスニックワイン蒸し

エビのうま味に、レモングラスの香りと白ワインの酸味が絡み合う、贅沢なスピードメニューです。サッと作れるのに、見た目も味わいもアジアンリゾートのレストランのよう。残ったスープにバゲットを浸して食べたり、パスタソースにアレンジしても楽しめます。
材料
- エビ 6~8尾
- レモングラス 1本
- にんにく 1片
- 鷹の爪 1本
- オリーブオイル 大さじ1
- 白ワイン 100cc
- バター 10g
- 塩 少々
- 黒こしょう 少々
作り方
1. エビは殻と背ワタを取る
2. レモングラスは包丁の背で潰し、2〜3cmの長さにカット、にんにくはみじん切り、鷹の爪は種を取って輪切りにする
3. フライパンにオリーブオイル、みじん切りにしたにんにく、鷹の爪、レモングラスを入れて弱火にかけてじっくりと加熱し、にんにくとレモングラスの心地よい香りが立ち上ってきたら中火にする
4. フライパンにエビを一気に加え、全体をサッと炒め合わせて白ワインを回し入れ、すぐに蓋をして中火〜強火で約2〜3分蒸す
5. エビに火が通ったら、仕上げにバターを加えてフライパンをゆすりながら全体に馴染ませ、塩と黒こしょうで味を整え、器に盛り付けて完成
レモングラスは丈夫で生長が早く、お庭やベランダでも簡単に育てることができるハーブです。
たくさん収穫できたときや、市販のものを余らせてしまったときは、風通しの良いところに吊るして乾燥させるか、使いやすいサイズにカットして冷凍保存ができます。上手に日常に取り入れて、心も体もリフレッシュする「ハーブのある暮らし」を楽しんでください。
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