レモングラスの育て方・楽しみ方完全ガイド|爽やかな香りが魅力のハーブを暮らしに取り入れよう
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爽やかで清涼感あふれる香りが魅力の「レモングラス」。タイ料理のトムヤムクンでお馴染みのハーブですが、実は家庭菜園でも驚くほど簡単に育てられ、お茶や料理、さらにはインテリアとしても楽しめる万能選手であることをご存知でしょうか?
今日からレモングラスを暮らしに取り入れたくなる、その多彩な魅力と活用術をご紹介します。
目次
レモングラスの特徴と魅力

レモングラスは、その名の通りレモンに似た鮮烈なシトラスの香りを持つイネ科の多年草。シュッとした長い葉が特徴で、東南アジアが原産の熱帯植物です。暑さに強く、ぐんぐんと背を伸ばし、地植えにすると1m以上の草丈に生長します。
その香りは、レモンほどの酸っぱさはなく、ハーブらしい青々しさと、ほのかな甘みが混ざった「爽やかな香り」です。香りの主成分はレモンと同じ「シトラール」。嗅ぐだけで気分をシャキッとさせてくれるアロマ効果があります。
庭のアクセントになる大型のグラスとして楽しんだり、収穫して爽やかな香りを暮らしに取り入れたり、クラフトの材料にしてみたり……。素朴な見た目ですが、幅広い楽しみ方があります。
育て方や楽しみ方を幅広くご紹介しているのでご覧ください。
レモングラスの育て方

「ハーブ栽培は難しそう……」と思われがちですが、レモングラスは「寒さに弱いこと」さえ気をつければ、非常にタフな植物です。
栽培環境
日当たりと風通しが良い場所が適しています。
植え付け
レモングラスは熱帯原産で、寒さが苦手なハーブです。地植えにする際は、遅霜の心配がなくなった5月〜6月頃に植え付けましょう。夏には草丈1mを超える大株に育つため、隣の植物との間隔は50cm以上空けるのが理想的です。
水やり
地植えは降雨に任せますが、地面が割れるような乾燥時にはたっぷりと。鉢植えは土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るまで与えます。
土と肥料
水はけの良い土を好みます。地植えは、植え付け前にあらかじめ堆肥をすきこんでおきましょう。
鉢植えは、ハーブ用の培養土で育てることができます。その後の追肥は、生長期の初夏から秋にかけてハーブ用の緩効性肥料、もしくは油粕などの有機質肥料を与えます。
病害虫
特筆すべき病害虫はなく、無農薬でも元気に育ちます。
収穫

レモングラスの葉は、株元付近で重なり合って茎のような形を作ります。植え付けてしばらくは収穫は控え、株元から次々と新しい葉が出始めたら収穫を開始しましょう。ハーブティー1〜2杯分なら生長した葉を1枚切り取るだけで十分に楽しめます。
日々のメンテナンスと冬越し
乾燥には強いですが、夏場の水切れには注意してください。また、熱帯原産のため寒さには少し弱い一面も。気温が5℃を下回る地域では、秋に株元を剪定し、鉢に上げて室内で管理しましょう。寒冷地では「一年草」と割り切って、秋にすべての葉を収穫しきるのも賢い方法です。
具体的な栽培手順や、さらに詳しい活用法については、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

レモングラスを扱う上で注意したいのが葉の鋭さ。葉の両サイドはナイフのように鋭く、うっかり触れると手を切ってしまうことがあります。剪定や収穫の際は、軍手やガーデニンググローブを着用するか、素手の場合は葉の中央を持つようにしましょう。
レモングラスを暮らしに取り入れよう

収穫したてのフレッシュな香りは、育てた人だけが味わえる特権です。キッチンからリビングまで、暮らしを彩る活用法をご紹介します。
ドライハーブにすれば長期保存が可能

2~3cmサイズに細かくカットし天日干しすると、ドライハーブとして長期間楽しむことができます。
ハーブティーとして楽しむ
まずは王道のハーブティーから。乾燥させたものとは一味違う、フレッシュハーブならではの透き通った香りを体験してください。
簡単! ハーブウォーターの材料として
暑い日にぴったり! ボトルに入れるだけで完成する、贅沢な香りのデトックスウォーター。
料理、飲み物、デザートに幅広く使えるハーブシロップ
爽やかな甘みがクセになる、万能ハーブシロップです。たくさん収穫できたら、保存のきくシロップにしてみましょう。炭酸で割ったり、ヨーグルトにかけたりと楽しみが広がります。
クラフトとして楽しむ
食べる・飲むだけじゃない! レモングラスの葉は乾燥すると丈夫な紐のようになります。その特性を活かして、年末にはオリジナルの正月飾りを作ってみませんか? 香りとともに新年を迎える、ナチュラルでモダンなしめ縄作りのアイデアです。
花言葉
レモングラスの花言葉は「爽快」「爽やかな性格」「凛々しさ」です。
育てる楽しみ、味わう喜び、そして暮らしを彩る手仕事。レモングラスがひとつあるだけで、あなたの日常はもっと豊かで爽やかなものに変わるはずです。
まずはひと鉢、ベランダやお庭に迎え入れて、その心地よい香りに包まれてみませんか?









































