アナベルの剪定・時期と切り方のポイント!

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金子三保子

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剪定したアナベルの花は・・・

アナベルの花はライムグリーン→白→秋色の褪せたグリーンに変化します。色の変化がとても美しいので秋までお庭で楽しんで、秋色グリーンになってから切り花として楽しむのはいかがでしょうか。花の剪定のタイミングは秋色になったら早めに切ることをおすすめします。アナベルの花は秋色グリーンになってからしばらくすると茶色になってしまいます。

アナベルは秋色グリーンになってからだと簡単にドライフラワーにすることもできます。一輪を豪華に生けても素敵ですし、スワッグにしても見栄えがします。分解してリースにもするのもおすすめです。

秋色になったアナベル。簡単にドライフラワーになります。

秋色になったアナベル。アナベルは簡単にドライフラワーになります。

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ピンクのアナベルもある!

ピンクのアナベル

ピンクアナベルは2011年ごろから苗木の販売が始まった、比較的新しい種類のアナベルです。最近は切り花としても流通が始まりました。

名前の通り、ピンクアナベルの花色はピンク。

ピンクアナベルは、種類(品種)がいくつか流通しています。品種によって花の色の濃さが違うのと、切り戻すと返り咲く性質が強いなど、種類によって特徴があります。また、品種によってはガク(装飾花)が5枚のものもあるようです。(通常は4枚)好みの種類を比較して購入するとよいですね。

返り咲く性質のピンクアナベルの品種は、シーズン中は強剪定せず花後に軽い剪定をして秋の開花にそなえましょう。

▼ピンクアナベルについてはこちらで詳しくご紹介しています。

 

アナベルは性質も強く耐寒性、耐暑性もあるので植えられる地域が広いのと、初夏に咲いた花が秋までそのままにしておけるので数か月間、花を楽しめるのが魅力です。おまけにアナベルは剪定が簡単なので、初心者でも育てやすく管理しやすいアジサイです。4月以降に花芽ができるので、遅くても2月~3月までには剪定しましょう。

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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