【シンボルツリーや庭木におすすめ】花も実も楽しめる姫りんご

金子三保子
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姫りんご
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「姫りんご」
姫りんごは、春に美しい白い花が咲き、秋に小さなかわいい実をつけるバラ科の落葉樹。りんごは主に寒冷地での栽培が向いていますが、姫りんごは温暖地でも育てられるため、昔から街路樹や公園樹として植えられているのを見かけます。果実だけでなく花もとても美しく、庭木やシンボルツリーとしても使われます。
姫りんごの開花時期は、桜(ソメイヨシノ)の見ごろが終わるころ。東京だと4月くらいです。
先日、近所に新しくできた公園の通り沿いに、姫りんごが植栽されているのを発見。今年は桜の開花が例年に比べて早かったせいか、姫りんごも4月前半に見ごろを迎えました。ちょうど見ごろの花に出会えると、なんだかそれだけで幸せな気分になるものですね。またひとつ、春の楽しみが増えました。
花は、つぼみの時はピンク、開花とともに白くなっていきます。いっぺんに咲かないので、白とピンク、葉のグリーンの色合いも見どころのひとつ。
以前は「アルプス乙女」などの限られた品種しかありませんでしたが、最近は品種が豊富になり、ピンクの花の品種もあります。
秋の姫りんご
実は生食向きではなく、主にジャムや果実酒などの加工用です。
装飾用では、夏は青りんご、秋から冬は赤い実が流通し、クリスマスの花材としても人気です。花屋さんで販売されているものは食用ではなく、装飾用にお使いください。
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姫りんご(姫林檎)
- 姫りんごは、秋に小さなかわいい実をつけるバラ科の落葉樹。普通のりんごより小ぶりなのが名前の由来です。 りんごは主に寒冷地での栽培が適しているのに対して、姫りんごは日本全国で栽培可能です。秋の実以外に春に咲く白い花も観賞価値があるため、古くから街路や公園に植栽されるほか、庭木や盆栽としても親しまれています。自家結実性があるため1本でも実がなりますが、異品種を近くに植えると実つきがよくなります。 食用よりは鑑賞用として多く流通し、クリスマスの頃になると花材として花屋さんの店頭に並びます。 姫りんごの花は、つぼみの時はピンクで開花とともに白くなり、満開のころは息をのむ美しさです。花と実の両方が観賞価値があるため、シンボルツリーとしても利用されています。
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