越年草|園芸用語集
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園芸、生花業界で使われる「越年草」について、読み方や意味をご紹介します。
越年草(えつねんそう)とは
越年草とは、春から夏にまいた種が秋に芽吹き、葉を展開させて冬を越し、翌春から夏に花を咲かせ、結実して枯死していく一年草のこと。一、二年草とも呼ばれます。冬に枯死することなく、芽吹いたままで年を越すので「越年草」と表現します。
多年草との違いは、多年草は冬や夏に枯れたように見えても、土中で根が生育を続け、次のシーズンが来ると芽吹くというサイクルを数年繰り返します。越年草は、発芽~開花、結実を終わらせると枯死し、翌年は芽吹きません。
越年草の代表的な花は……
レンゲソウ、ナズナ、ホトケノザ、カラスノエンドウ、ナヨクサフジ、ムラサキケマン、ハハコグサ、ヒメジョオンなどです。
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