短日植物|園芸用語集
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園芸、生花業界で使われる「短日植物」について、読み方や意味をご紹介します。
短日植物とは
短日植物とは、日照時間が短くなるのを感じて花芽をつける性質の植物のことです。その反対に日照が長くなることによって花芽をつける性質の植物は長日植物と呼ばれています。この性質から、短日植物を夜でも電灯がついて明るい環境で育てると花が咲かないことがあります。
代表的な短日植物は、アサガオ、コスモス、シソ、皇帝ダリア、ローゼルなどがあります。ただし、コスモスのように、もともとは短日性の草花を品種改良し、現在では夏から開花する品種が多くなっている植物もあります。
アメジストセージ
また、宿根セージのように、同じ植物でも長日性と短日性の性質があるものもあります。短日植物の宿根セージの代表種として、サルビア・アズレアやアメジストセージがあります。
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