リースの材料として人気! 紅葉も実も素敵なモミジバフウ
金子三保子
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モミジバフウ
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「モミジバフウ」
リースをよく作る方なら、この木の実を手にしたことがあるかもしれません。モミジバフウはフウ科の落葉高木。とても大きくなるので庭木と言うよりは、公園や街路樹として植栽されている木です。
名前にモミジとありますが、フウ科なのでモミジの仲間ではありません。
新緑~青葉の季節もとても美しいのですが、秋~初冬にかけての紅葉も絶品です。赤、オレンジ、黄色……暖色のグラデーションが、それはそれは美しくて目を見張ります。
花の仕入れでよく通る環八通りの世田谷付近にもモミジバフウが植えられていて、紅葉の季節は車内から紅葉狩りを楽しませてもらっています。
葉も美しいモミジバフウですが、紅葉から落葉の頃になる実も素敵です。ウニのような、とげとげしたユニークな実が、木一面にぶら下がるように付いていて目を和ませてくれます。とげとげした実は、触ってもさほど痛くないので素手でつかめます。
実の色は最初は緑、次第に茶色く変化します。
葉がすべて落葉してもしばらくは木についています。
クリスマスの頃になると、リースの飾りつけとして木の実が流通しています。かわいい実は、ただ置くだけでも季節感のある飾りになるのでおすすめ。
東京だと実がなるのがちょうど師走の頃。忙しい時期ですが、モミジバフウを見かけたら休憩がてら実を探してみてはいかがでしょうか。
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