ユーカリ・ポポラス|シンボルツリーにおすすめの常緑樹
とまつあつこ
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ユーカリ・ポポラス
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「ユーカリ・ポポラス」。丸みのあるハートの形をしたシルバーグリーンの葉が美しい樹木です。お庭のシンボルツリーをはじめ、切り花、ドライフラワーとしてもとても人気があります。
ユーカリ・ポポラスの葉は、きれいなシルバー色で丸っこいハートの形をしていて、とてもおしゃれで可愛いイメージです。ユーカリ特有のスッとした良い香りがほんのりします。最近とても人気のあるユーカリの一種で、お庭で育てている方も多いのではないでしょうか。
写真は、公園で見かけたユーカリ・ポポラス。とても立派で、しばらく立ち止まって見とれてしまいました。
ユーカリ・ポポラスは、園芸店などで販売されているときは小さなビニールポットや、プラスチック鉢に植えられた状態で高さ20cm~150cmくらいでしょうか。地植えにして環境が合うと高さ20mにも生長するのですが、まさかそんなに背が高くなる木とは思わずに購入しがちな植物です。
我が家も小さな庭なのに、見た目の可愛らしさから、つい育てたくなって鉢で育てています。ハートの形をした美しい葉がそよそよと風に揺れる姿を見ると、優しい気持ちになって癒されるのでとても気に入っています。ここのところ勢いを増して育っているように見えて鉢を持ち上げてみると、鉢の底から根が出てきていました。春になったら一回り大きな鉢に植え替えようと思います。
ユーカリ・ポポラスをコンパクトに育てたい場合は、鉢植えにするか、大きめの不織布ポットに植えた状態で庭に植えるといいですね。不織布ポットに植えた状態で地植えすると、根の領域を制限することができるので木の生長を抑えられます。底からは根が出ないけれど、周りからは細かい根が出るように工夫して作られた専用の不織布ポットを使うと、状態良くコンパクトに育てられます。
家でユーカリ・ポポラスを育てると、気軽に切り花として使えたり、リースやスワッグを作るときの材料にも用いることができて、とっても便利です。切った枝を室内に持ち込むと、室内に良い香りが広がって爽やかな気分になりますよ。
ユーカリ・ポポラスは耐寒性があり、東京の冬の寒さくらいであれば屋外で越冬することができます。寒さで葉が一時的に紅葉したり、葉の縁が黒っぽく変色することがあるかもしれませんが、気温が上がってくる春になるとシルバーグリーンに戻ります。お庭が広いお家では、本来の性質をいかして雄大に伸び伸びと育てても素敵ですね。
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