【シンボルツリーや庭木におすすめ】花も実も楽しめる姫りんご

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金子三保子

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姫りんご

トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「姫りんご」

姫りんごは、春に美しい白い花が咲き、秋に小さなかわいい実をつけるバラ科の落葉樹。りんごは主に寒冷地での栽培が向いていますが、姫りんごは温暖地でも育てられるため、昔から街路樹や公園樹として植えられているのを見かけます。果実だけでなく花もとても美しく、庭木やシンボルツリーとしても使われます。

姫りんご

姫りんごの開花時期は、桜(ソメイヨシノ)の見ごろが終わるころ。東京だと4月くらいです。

 

姫りんご

近所に新しくできた公園の通り沿いに、姫りんごが植栽されているのを発見。ちょうど見ごろの花に出会えると、なんだかそれだけで幸せな気分になるものですね。またひとつ、春の楽しみが増えました。

 

姫りんご

花は、つぼみの時はピンク、開花とともに白くなっていきます。いっぺんに咲かないので、白とピンク、葉のグリーンの色合いも見どころのひとつ。

以前は「アルプス乙女」などの限られた品種しかありませんでしたが、最近は品種が豊富になり、ピンクの花の品種もあります。

 

ヒメリンゴ

秋の姫りんご

実は生食向きではなく、主にジャムや果実酒などの加工用です。

 

姫リンゴ

装飾用では、夏は青りんご、秋から冬は赤い実が流通し、クリスマスの花材としても人気です。花屋さんで販売されているものは食用ではなく、装飾用にお使いください。

 

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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