ジャガイモをプランターで収穫!育て方と麻袋栽培のコツ
LOVEGREEN編集部
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ジャガイモの収穫
100日ほど経過するころ、土の中ではしっかりジャガイモの地下茎の部分が肥大して、ジャガイモの収穫時期を迎えます。
ジャガイモの収穫適期
ミニトマトなどとは違い、ジャガイモは土の中で大きくなります。そのため、いつジャガイモの収穫時期なのか迷ってしまうことがあります。
収穫時期の目安
・ジャガイモを栽培して100日程経過。
・100日程経過しても、葉が青々と茂っているため、収穫していいのか分からないときは試し掘りをしてみましょう。
・地上部の葉が黄色くなり、枯れてくる(完全に地上部が枯れてしまってなくなってしまっても、ジャガイモは土の中にありますので安心してください)。
収穫時の天気
できれば晴れた日が2~3日続いた後が良いでしょう。
なぜなら、雨の日が続いた後の収穫ですと、ジャガイモを掘り出すときに皮が柔らかくなっていて、傷つきやすいからです。
大きめのビニール袋を用意
麻袋も100日も経過すると、そろそろ破けるころです。使用した土を収納するためにも、ビニール袋を用意します。
このとき用意するビニール袋は、土の重みも考えて厚めのものを用意しましょう。天日消毒をするなら「透明」のビニール袋を用意します。
土がこぼれないように、麻袋ごとビニール袋の中に入れましょう。今回は特にひどい病害虫は発生しませんでしたので、家庭にある一般的な半透明のゴミ袋を用意しました。ビニール袋が薄いときは、2重にして使用しましょう。
ジャガイモの収穫
ビニール袋に移動しながら、ジャガイモを収穫していきます。
種イモ1個から収穫できるジャガイモの数は5~20個ほどですが、大きさは20~200gと幅があります。というのも、芽かきの数によるからです。
種イモ1個に対して、芽かきで残した芽の数が1~2本で、麻袋栽培なら収穫は5個くらいが大成功といったところでしょうか。
土の消毒
病害虫の被害が出た場合は、太陽熱を利用した土の消毒をして、病原菌や幼虫の卵を駆除します。
厚手の透明ビニール袋を用意して、その中に土を入れ充分に水分を含ませます。その後直射日光に当てることで、土の温度は60℃近くまで上がります。土の入ったビニールの表裏を2~3日ずつ消毒すれば完成です。
ジャガイモの簡単ハーブレシピ
収穫した後のお楽しみは、食べることです!ジャガイモの甘みを味わうシンプルなレシピはいかがでしょうか。
皆さんが育てているハーブを使用すると、おいしさもさらに増しますね。
材料
- ジャガイモ
- ローズマリー
- オレガノ
- 塩
作り方
大小さまざまな大きさのジャガイモを皮ごと茹でていきます。煮崩れない程度に、柔らかく煮てください。
蒸し器でジャガイモをふかす方、電子レンジで加熱する方もどちらも、最初にジャガイモに熱を通してください。
ホクホクのジャガイモが茹で上がりました。
フライパンにオリーブオイルを少し多めに入れ、茹で上がったジャガイモを弱火から中火の火加減で炒めていきます。
軽く表面に焦げ目がついたら、塩とお好みのフレッシュハーブをかけていきます。ジャガイモと混ぜ合わせ、軽く炒めたら完成です。
エディブルフラワー(ベゴニア):横山園芸
ハーブの飾りつけを境に、上はローズマリーのハーブポテト。下はオレガノのハーブポテトです。
▼ハーブの育て方はごちらをご覧ください。
いかがでしたか?
ベランダでジャガイモの生長を眺めながら、最後においしく収穫したてのジャガイモをいただく。育てた愛おしさから、おいしさも倍増します。
皆さんも気軽に、プランターや麻袋を使ったジャガイモ栽培始めてみませんか。
▼作業ごとのジャガイモの詳しい育て方はこちらをご覧ください。
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