スプラウトの育て方のコツ!失敗事例と成功の秘訣
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
スプラウト栽培の失敗事例は水と種の量が多すぎ?
水の与え過ぎは、種子を腐らせる原因となります。
スプラウト栽培の失敗事例
スプラウトの種の大きさに比べて、水の量が多すぎると上の画像のような状態になります。
スプラウトの種をたくさん容器に入れ発芽させると密植状態に。この状態からさらに水を与えすぎると葉が溶け出します。
スプラウト栽培の失敗事例
種が重なるほどたくさん育てようとすると、密植状態になり上の画像のような状態になります。
腐ったどうかを判断するに、匂いで確かめましょう。
・腐ると臭い匂いですぐに分かります!
もし、腐ってしまったら迷わず破棄して、もう一度種の吸水から始めましょう。
・水の必要量は、種の大きさに比例します。
種が大きいと多くの水を必要とし、種が小さいほど水をあまり必要としません。
種の大きさに合わせた水分量を心がけましょう。
どうしても水を多く与えすぎてしまう方は、下に敷くキッチンペーパーやスポンジの厚みを増やしましょう。そうすることで、余分な水分をキッチンペーパーが吸い取ってくれます。
豆苗のスプラウト栽培からリボベジ栽培へ!
一度収穫すると栽培が終わってしまうスプラウト栽培よりも、もう少し長い間育ててみたいと思う方には豆苗をおすすめします。
豆苗のスプラウト栽培
同じスプラウトでも豆苗は収穫後、もう一度わき芽が伸びて再度収穫できるスプラウトです。
1日目
他のスプラウトと同じ様に、豆苗の種子に発芽のために必要な水を一晩じっくり吸収させます。
2日目
容器の底にキッチンペーパーを敷き、その上に種子が重ならないように均一に広げアルミホイルを被せます。種子が大きい分、少し厚めにキッチンペーパーを敷くと良いでしょう。
3日目(アルミホイルを取り外して撮影)
芽が出てきましたね。ここから毎日1日に2回の霧吹きでの水やりを忘れずにしましょう。
4日目(アルミホイルを取り外して撮影)
順調に伸びています。種子を乾燥させないように、しかし水が多すぎて腐らることのないように管理します。このままある程度茎が伸びてくるまで、アルミホイルを掛けた状態で管理していきましょう。
ある程度茎が伸びたら、アルミホイルを外して光に当て緑化させます。
豆苗のリボベジ栽培
緑化して収穫ができるようになった豆苗を今度はリボベジで育てていきます。
発芽適温の20℃前後が豆苗を育てるのに適した温度です。引き続き日当たりのよい室内で育てましょう。
豆苗の収穫のコツ
最初の重要ポイントです!豆苗にはわき芽があります。このわき芽を2つ残した状態で収穫することがポイントになります。このわき芽の部分が見つからない方は、種から少し離れたところからカットしてください。
豆苗の水の量
豆苗のリボベジ栽培は水の量が重要です。種に水がかからないようにこの位がベスト。水は毎日取り換えましょう。
第2回目の豆苗収穫
7~10日程で2回目の収穫になります。前回の水耕栽培の収穫同様、豆苗は家庭で育てているため衛生状態の整った工場と違い雑菌も繁殖していると思われます。生食はさけ火を通した料理方法で食べましょう。
2回目以降も収穫は可能ですが、この頃になるとエンドウ豆の種自体がもつ養分を使い果たすため豆苗を全体的に収穫するには2回が限度でしょう。
豆苗のリポベジ栽培の失敗事例は水の量が少なすぎ?
豆苗のような大きな種の場合、水が少なすぎる可能性も出てきます。こんなふうに新芽が枯れてしまうなんてことも…
失敗事例
生長と共に必要とする水の量も増えるため、朝晩与える水の量を少しずつ増やしましょう。
スプラウト栽培を上手に育てるためのコツはつかめましたか?
スプラウト栽培は季節を問わずにいつでもスタートできるので、みなさんも始めたいと思ったらいつでも挑戦してみてくださいね♪
▼編集部のおすすめ
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「スプラウトの育て方のコツ!失敗事例と成功の秘訣」の記事をみんなにも教えてあげよう♪