イチゴのプランター栽培!初めてでも甘いイチゴを収穫できる育て方 

山田智美

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イチゴはプランターでも簡単に育てられます!初心者さんでも簡単なイチゴのプランター栽培について、基本の育て方、用意するもの、甘いイチゴにするコツや人工授粉の方法、ちょっと悩んでしまうランナーの処理など。イチゴをプランターで栽培するために知りたいことがいっぱいです。

目次

イチゴとは?イチゴ基本情報

学名:Fragaria × ananassa 科名:バラ科 分類:多年草 イチゴの特徴 イチゴはバラ科フラガリア属の多年草です。イチゴは果物として扱われていますが、木になる果実ではないので、正しくは野菜に分類されます。現在イチゴと呼ばれて流通しているものは、オランダイチゴの仲間になります。

イチゴの特徴

  • 学名:Fragaria × ananassa
  • 科名:バラ
  • 分類:多年草

イチゴの特徴

イチゴはバラ科フラガリア属の多年草です。イチゴは果物として扱われていますが、木になる果実ではないので、正しくは野菜に分類されます。現在イチゴと呼ばれて流通しているものは、オランダイチゴの仲間になります。

イチゴはバラ科フラガリア属の多年草です。イチゴは果物として扱われていますが、木になる果実ではないので、正しくは野菜に分類されます。現在イチゴと呼ばれて流通しているものは、オランダイチゴの仲間になります。

イチゴのあの瑞々しい果肉は花床が肥大したもので、その表面につぶつぶと並んでいるのが種子になります。果物の種は果肉の中にあるものだという思い込みがあると、ちょっとびっくりします。

真赤に熟したイチゴの実は、見ているだけで幸せな気分になれるほど、可愛らしく魅力的です。見て可愛らしく、食べておいしいイチゴを自宅で気軽に育ててみませんか。

いちご(イチゴ・苺)

  • 甘くて美味しいフルーツとして人気のあるいちごですが、じつは野菜の仲間です。「野菜とは草本性の植物」という意味で、いちごはスイカやメロンと同様に苗を植えて一年で収穫することから一般的な野菜と同じ草本性として分類されています。

    ハウス栽培が盛んで、夏の一時期を除いてほぼ一年中出回っていますが、春から初夏にかけてが本来のいちごの旬です。

    いちごは、軸に近い部分より先端の方が糖度が高く、果肉の中心よりも表面の方が甘いとされています。ビタミンCや葉酸が多く含まれます。

    いちごの実と思って食べている部分は、花托(かたく)又は花床(かしょう)といって花の付け根の部分が発達して食用部となったものです。 いちごの本当の実の部分はいちごの「粒々(実)部分」です。ちなみに、いちごを縦に切って、断面図を見てみるとこの粒々(実)部分に1本1本の筋が水分や栄養を送っているのが分かります。この粒々の中に種がありますので、種をまくときはこの粒々部分を土にまきます。

    いちごは、親株からランナーを伸ばし、子株、孫株と株を増やし、越冬して実を付ける多年草です。この親株から伸びたランナーの向きと反対方向にいちごの花房が出るので、苗を購入して植え付けるときは、ランナーを北側に向けると花や実によく日が当たります。また、ランナーを通路側とは反対方向に向けて植え付けると、いちごが収穫しやすいように工夫することができます。

    いちごの苗は、通常植え付けてから実がなるまで半年ほどの長い期間を必要とします。最近では、春と秋や、春、夏、秋の長い期間収穫できる二季なりや四季なり品種も流通しています。また、花色も白だけでなく、赤いミニバラのような花を楽しめる品種も出てきました。

    現在食べられているいちごは、近年の品種改良によるものですが、野生のいちごは、はるか昔から世界的に食べられていました。

    野いちごの種類も豊富で、クサイチゴ、クマイチゴ、バライチゴ、モミジイチゴ、ナワシロイチゴなど。同じバラ科ですが、これらの野いちごは全てキイチゴ属です。私たちが現在食べているいちごは、オランダイチゴ属といいます。野生のいちごとは違い、栽培された大粒のいちごが江戸時代にオランダより持ち込まれました。

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イチゴのプランター栽培|用意するもの

イチゴのプランター栽培!用意するもの

イチゴはプランターで気軽に育てられます。プランターだからといって収穫量が少なくなるということもありません。

イチゴのプランター栽培に必要なものを紹介します。

プランター

イチゴは深く根を張る植物ではないので、プランターの深さは20㎝程度で問題なく育てられます。数株をまとめて植え付ける場合は横に長さのあるプランターを選ぶと管理が楽になります。

イチゴは深く根を張る植物ではないので、プランターの深さは20㎝程度で問題なく育てられます。数株をまとめて植え付ける場合は横に長さのあるプランターを選ぶと管理が楽になります。

ストロベリーポット

イチゴの栽培に適した、ストロベリーポットというプランターもあります。大きめのプランターに何口か植え込み口があり、それぞれにイチゴの苗を植え付けられます。場所を取らずに効率よくイチゴを育てたいときに便利です。

イチゴの栽培に適した、ストロベリーポットというプランターもあります。大きめのプランターに何口か植え込み口があり、それぞれにイチゴの苗を植え付けられます。場所を取らずに効率よくイチゴを育てたいときに便利です。

鉢底石と鉢底ネット

プランターの底には、必ず水はけのための穴が空いています。この穴から害虫が入り込むのを防ぐ為に必要なのが鉢底ネットです。さらにプランターのなかの土が水で流出するのを防ぐために必要なのが、鉢底石です。

プランターの底には、必ず水はけのための穴が空いています。この穴から害虫が入り込むのを防ぐ為に必要なのが鉢底ネットです。さらにプランターのなかの土が水で流出するのを防ぐために必要なのが、鉢底石です。

イチゴに限らず、プランターで植物を育てる際には、この2つは必ず用意するようにしましょう。

培養土

イチゴは市販の野菜用培養土で問題なく育ちます。最近はそれぞれの野菜に合わせたブレンド培養土も多く流通しています。イチゴ専用の培養土もあるので、探してみてください。

イチゴは市販の野菜用培養土で問題なく育ちます。最近はそれぞれの野菜に合わせたブレンド培養土も多く流通しています。イチゴ専用の培養土もあるので、探してみてください。

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イチゴのプランター栽培|基本の育て方

イチゴのプランター栽培|基本の育て方

置き場所、日当たり

イチゴは日当たりの良い場所を好みます。ただし、真夏の直射日光には弱いので、秋から春までは日当たりの良い場所で管理し、夏は風通しの良い半日陰になるような場所で管理しましょう。

用土

イチゴは市販の野菜用培養土で問題なく育ちます。イチゴ用培養土などもあるので、上手に探してみましょう。

イチゴの植え付け

イチゴは浅植えにします。株元にクラウンと呼ばれる少し膨らんだ部分があります。このクラウンが生長点なので、埋めてしまわないようにしましょう。そうは言っても根が出てしまうほど浅植えでは生長できません。しっかりと根元は土の中に収まるようにしてください。

イチゴは浅植えにします。株元にクラウンと呼ばれる少し膨らんだ部分があります。このクラウンが生長点なので、埋めてしまわないようにしましょう。そうは言っても根が出てしまうほど浅植えでは生長できません。しっかりと根元は土の中に収まるようにしてください。

また、親株から伸びているランナーを北側に向けて植えましょう。イチゴの花や実はランナーの反対側につく性質があるため、南側に十分な光を当てることができます。

この親株から伸びたランナーの向きと反対方向にイチゴの花房が出るので、苗を購入して植え付けるときは、ランナーを北側に向けてると花や実に光を当てることができます。

水やり

イチゴは水はけの良い環境を好みます。表土が乾いたらプランターの底から水が出てくるくらい、たっぷりと水やりをします。

水やりのし過ぎは株を腐らせる原因になります。表土が乾くのを見極めてから与えるようにしてください。

肥料の与え方

植え付け後すぐは元肥の効果もあるので追肥の必要はありません。1回目の追肥は植え付けてから1か月後、2回目は2月下旬~3月上旬、3回目は3月下旬~4月上旬頃に与えましょう。

施肥のし過ぎは株を弱らせ、病害虫の原因になります。与え方は、それぞれの肥料の与え方を確認してください。イチゴ専用の肥料もあります。

寒さ対策

チゴは冬になり、気温が下がってくると休眠します。休眠をしたイチゴは生長がゆっくりになり元気がなくなったように見えますが、枯れてしまったわけではないので問題ありません。地域によっては、気温の下がりに反応して葉が紅葉することもあります。

イチゴは冬になり、気温が下がってくると休眠します。休眠をしたイチゴは生長がゆっくりになり元気がなくなったように見えますが、枯れてしまったわけではないので問題ありません。地域によっては、気温の下がりに反応して葉が紅葉することもあります。

 

霜が気になる地域では霜が当たらないような軒下に移動させるか、バークチップなどで表土を覆うようにしてください。

霜が気になる地域では霜が当たらないような軒下に移動させるか、バークチップなどで表土を覆うようにしてください。

寒い時期の水やりは、株に負担をかけないように、天気の良い日の午前中に行うようにしましょう。

病害虫と対処法

主な病害虫の被害は、うどんこ病やナメクジ、ヨトウムシです。対処法としてはこまめに枯れた葉を取り除くなど、常に清潔に保つようにしましょう。

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イチゴのプランター栽培|甘いイチゴにするコツ

コツは光合成!

イチゴを甘くするコツは、お日様によく当てることです。植物は光合成により糖とでんぷんを作り出します。つまり日光と水と酸素のバランスがとれていることが大切です。イチゴを甘くするのは、何と言ってもお日様です。イチゴはしっかりと日当たりの良い場所で管理しましょう。

イチゴを甘くするコツは、お日様によく当てることです。植物は光合成により糖とでんぷんを作り出します。つまり日光と水と酸素のバランスがとれていることが大切です。イチゴを甘くするのは、何と言ってもお日様です。イチゴはしっかりと日当たりの良い場所で管理しましょう。

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イチゴのプランター栽培|人工授粉の方法

イチゴは自家受粉で結実します。この自家受粉がうまくいかないと花は咲いても肝心の実の数が増えません。花はたくさん咲くのに実が大きくならない、イチゴの実が奇形などの場合は、充分な受粉が行われていない可能性があります。たくさんのイチゴを収穫するために、人工授粉を行うとよいでしょう。

人工授粉の方法は簡単。イチゴの花が咲いたら、柔らかい筆で花の中心をくるりと撫でます。黄色い花粉を花の中心にある雌しべにくっつけるイメージで優しく撫でてあげてください。

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イチゴのプランター栽培|イチゴ棚とは?

イチゴはランナーという、つるのような茎を伸ばしてその先に花や実をつけます。ランナーの先のイチゴが地面などにぶつかってしまうと、せっかくのイチゴの実が変形したり、傷んだりする原因となります。  イチゴ棚とは、赤くきれいなイチゴをたくさん収穫するために高さのある棚にプランターを設置して、ランナーをプランターの外に垂らすようにするためのものです。

イチゴはランナーという、つるのような茎を伸ばしてその先に花や実をつけます。ランナーの先のイチゴが地面などにぶつかってしまうと、せっかくのイチゴの実が変形したり、傷んだりする原因となります。

イチゴ棚とは、赤くきれいなイチゴをたくさん収穫するために高さのある棚にプランターを設置して、ランナーをプランターの外に垂らすようにするためのものです。

また、イチゴ棚を作って段違いに複数のプランターを設置することで、収穫量も増えるというメリットもあります。

初めてのイチゴのプランター栽培では、そこまでしなくても十分に収穫を楽しめます。

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イチゴのプランター栽培|ランナーが出てきたらどうする?

イチゴのプランター栽培|ランナーが出てきたらどうする?

イチゴはランナーというつるのような長い茎を出して生長していきます。ランナーの先に葉や花をつけ、このランナーが子株となり、増えていきます。

イチゴはランナーを伸ばすことで大きくなっていきますが、同時にランナーに栄養を使います。

イチゴの結実中のランナーは?

イチゴの実が付いている最中は、ランナーに栄養を取られないように切り取ります。ありったけの栄養を甘いイチゴの実のために注ぎこんでもらいましょう。

イチゴの実が付いている最中は、ランナーに栄養を取られないように切り取ります。ありったけの栄養を甘いイチゴの実のために注ぎこんでもらいましょう。

イチゴの収穫後のランナーは?

イチゴの収穫が終わったら、ランナーは切り取らずにそのままにしておきます。しっかり株を生長させて、来年も甘くておいしいイチゴを楽しみましょう。

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イチゴのプランター栽培をしてみたくなりましたか?イチゴのプランター栽培は本当に簡単。春から初夏にかけて次々と甘いイチゴが楽しめます。自宅でイチゴを育てれば、その場でイチゴ狩りができるようになります。楽しみがたくさんのイチゴのプランター栽培。ぜひチャレンジしてください。

 

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山田智美

植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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