家庭菜園で一番人気!ミニトマト|支柱立てと芽かきのやり方
LOVEGREEN編集部
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家庭菜園の定番で毎年人気があるミニトマトは、植え付けた後に「誘引」と「芽かき」を行います。どちらも難しいことはありません。健やかに育てて、たくさん収穫するための鍵となる作業を簡単にまとめました。
目次
支柱を立て誘引する
ミニトマトの苗をプランターに植えた後に行う作業です。苗やプランターを購入する時に支柱も一緒に用意しておけば作業が一度で済んでスムーズです。誘引はミニトマト以外でキュウリ、ナスなども行う作業です。紐の結び方を覚えておくと役立ちますよ。
ぐらつく時は仮支柱で固定しよう
植え付け直後に、株がぐらついて倒れそうな時は仮支柱を立てましょう。本支柱より細く、短い棒でOKなので割り箸でも代用が可能です。
写真は植え付け前の苗です。仮支柱を立てたイメージです。
どんな支柱が良い?
最初は小さいミニトマトの苗は、生長すると1mを超える高さに育ちます。用意する支柱は150cm以上、太さ11mm程の支柱を用意しましょう。ここでは1本仕立ての方法で説明します。
1.支柱を立てて紐をかける
主茎から約3〜4cmくらい離れた場所に、支柱を挿します。支柱は斜めにならないようにまっすぐに立てます。ミニトマトの茎に紐をかけたら交差させます。交差させることでずれずに固定できます。
2.支柱にしっかりと固定する
交差させた紐を支柱側で結びます。この時、茎を傷つけないようにキツキツにしないこと。若干のゆとりを持って結びます。最後に、しっかりと固く結びます。
芽かきをしてみよう
誘引が終わったら、芽かきをしましょう。芽かきをすることで、栄養の分散を防ぎます。主枝の栄養を奪うことなく実つきを良くします。芽かきは甘く、みずみずしいミニトマトを育てるためにも大事な作業です。
ミニトマトの花が咲き始める頃から、主茎と葉の間から出ているわき芽を摘み取ります。わき芽を摘み取るときは雨の降っていない日のほうが適しています。
写真くらいの若い芽は指で取ることもできます。できれば手で摘み取ってください。はさみを使ってもよいですが、汚れていたり、他の植物を切っていたりすると病気にかかりやすくなることも。はさみを使う場合は消毒済みの清潔なはさみを使用しましょう。
簡単に取れます。わき芽は一度取ったら終わりではなく、生長に合わせて何度も出てきます。芽が若いうちに摘み取りましょう。
ミニトマトの仕立ては芽かきで変わる
ミニトマトを育てる時に仕立て方がいくつかあります。スタンダードで収穫量も期待できるのが「2本仕立て」です。
主枝に咲く一番花のすぐ下のわき芽を摘み取らずに伸ばして2本仕立てにします。
それ以外のわき芽は摘み取りましょう。大きくなりすぎたわき芽は無理に切り取らず、仕立ての本数を1本増やしてもかまいません。
梅雨時期は雨よけも大事
支柱、芽かきができたら、あとは健やかに育てること。気をつけたいのが梅雨など雨が続く時です。雨で土が跳ね返り、葉裏に飛び散るとそこから病気になることもあります。土の上をマルチ材などを使い覆うことで跳ね返りを予防できます。
また実がついている状態で何日も雨に当たってしまうと、実が割れてしまうことも。実割れしたら食べられないわけではありませんが味は落ちます。屋根がない環境なら、天気予報を見て屋根のある場所へ移動させたり、雨除け対策することをおすすめします。
生長が進んで、支柱の高さを超えてきたら茎の先端をカットする「摘心」を行い、脇芽の生長を促します。
▼ミニトマトの摘心をより詳しく説明
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