ピーマンの育て方 〜仕立て方編〜

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じつはピーマンはあまり手のかからない野菜なんです。

うっかり収穫時期を過ぎてしまっても、オバケきゅうりのようになることはなく、完熟して赤い美味しいピーマンになるだけですし、比較的病害虫にも強いので家庭菜園初心者の方でも簡単に育てることができます。

しかし、ピーマンの苗を植え付けたままにしておくと、節ごとにわき芽が出て葉が茂りすぎてしまい風通しも悪くなるので、残す枝を決めてわき芽を摘んで仕立てていく必要があります。

今回はピーマンの仕立て方をご紹介いたします。

目次

ピーマンのわき芽とは

ピーマンの仕立て方

ピーマンの支柱の仕方

ピーマンのわき芽とは

まずは、ピーマンの仕立て方をご紹介する前に「わき芽」からご説明します。

わき芽とは、葉や茎の付け根から出てくる芽の部分のことをいいます。

このわき芽を放置してしまうと主枝の栄養分も奪ってしまい、充実した実が収穫できません。そのため、不要なピーマンのわき芽を取り除きしょう。

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ピーマンの仕立て方

3本仕立て

その目安となるのがピーマンの一番最初に咲いた花です。ナスと同じようにピーマンも一番花を起点に3本に仕立てていきます。  ▼主茎と一番花の下の勢いのあるわき芽を2本伸ばし、それより下のわき芽は取り除きましょう。

仕立てるときに、目安となるのがピーマンの一番最初に咲いた花です。ナスと同じようにピーマンも一番花を起点に3本に仕立てていきます。

主茎と一番花の下の勢いのあるわき芽を2本伸ばし、それより下のわき芽は取り除きましょう。

育てているスペースが狭い場合は、主茎1本とわき芽を1本だけ伸ばし「2本仕立て」にすることで、栽培スペースが少しコンパクトにまとまります。

 

▼こちらのもう一つのわき芽はまだ小さめですね。

こちらのもう一つのわき芽はまだ小さめですね。

 

残して育てていく3本の主茎とわき芽より、下にある不要なわき芽を取り除いていきます。

残して育てていく3本の主茎とわき芽より、下にある不要なわき芽を取り除いていきます。

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ピーマンの支柱の仕方

ピーマンを主茎1本とわき芽(側枝)2本合わせて3本に仕立てにしましたので、その枝に添わせるように支柱を3本使用します。  育てているスペースが狭い場合は、主茎とわき芽を1本だけ伸ばす「2本仕立て」にすると少しコンパクトにまとまります。  ▼アスタリスク状(*)に支柱を土に刺して苗を支えましょう。

ピーマンを主茎1本と、わき芽(側枝)2本を合わせて、3本に仕立てにした後は、それらの枝に添わせるように支柱を3本用意します。

上の画像のように、アスタリスク状(*)に支柱を土にさして苗を支えましょう

 

苗を支柱に誘引するときは節の下に麻ひもを固定します。交差させることでズレずに固定することができます。  また、苗を痛めつけないように緩く結び、支柱の方で結びましょう。

苗を支柱に誘引するときは、節の下に麻ひもを固定します。交差させることでズレずに固定することができます。

また、苗を痛めつけないように緩く結び、支柱の側で結び目を作りましょう。

 

いかがでしたか?

不要なわき芽を取り除くときに、緊張してしまいましたか?

ナスやパプリカも3本仕立ての方法はピーマンと同じなので、何回か続けていくうちに目が慣れてきます。そして、一番花の下のわき芽が太く、勢いのあるものだと分かってきます。要は、勢いのあるわき芽を残すことが大切なので、しっかりピーマンの苗を観察してくださいね。

 

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