ナデシコ(撫子)の花言葉|種類、花の特徴、色別の花言葉
LOVEGREEN編集部
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ナデシコ(撫子)は古くから愛されてきた、撫でたくなるほどかわいらしい花。花言葉と種類、花の特徴、色別の花言葉などについてご紹介。
目次
- ナデシコ(撫子)の花言葉
- ナデシコ(撫子)について|基本情報
- ナデシコ(撫子)とは|花の特徴・名前と花言葉の由来
- ナデシコ(撫子)の種類
- 秋の七草
- 漢方として使われるナデシコ(撫子)
- ナデシコ(撫子)は古典園芸植物のひとつ
ナデシコ(撫子)の花言葉
ナデシコの花言葉は「無邪気」「純愛」
ピンクのナデシコの花言葉は「純粋な愛」
赤のナデシコの花言葉は「純粋で燃えるような愛」
白のナデシコの花言葉は「器用」「才能」
ナデシコ(撫子)について|基本情報
科・属 | ナデシコ科・ナデシコ属 |
和名 | 撫子 |
英名 | Dianths、Gillyflower |
学名 | Dianthus |
原産地 | アジア、ヨーロッパ、北米、アフリカ |
開花期 | 4月~11月 |
ナデシコ(撫子)とは|花の特徴・名前と花言葉の由来
ナデシコは世界中に300種は自生していると言われる耐寒性多年草。可憐な花姿から多くの人に愛され、古くから品種改良が続けられてきました。カーネーションもナデシコ属の植物です。他にも秋の七草にも数えられるカワラナデシコなど、日本に自生している種類もあります。庭植え以外にも切花としても人気があり、一年を通して流通しています。
現在、園芸品種として流通しているものは、春と秋に咲くタイプや四季咲きタイプがあります。耐寒性は強いですが、夏の暑さは少し苦手なため、真夏は半日陰くらいになる風通しの良い場所で育てます。
ナデシコは漢字で「撫子」と書きますが、これは撫でてあげたいくらいかわいい花であることに由来します。
また、学名のDianthusは、ギリシャ語で神々しいという意味の「dios」と、花という意味の「anthos」から名付けられたとされています。
花言葉「無邪気」「純愛」は、小さくてかわいい花を次々と咲かせる姿からつけられたのではないでしょうか。
ナデシコ(撫子)の種類
ナデシコの花色はピンク、紫、赤、白、緑、黒、複色など豊富にあります。
カワラナデシコ
日本原産の品種、カワラナデシコ。深い切込みの花びらが特徴で、花色は白やピンク、紫などがあります。繊細で凛とした印象のナデシコです。
秋の七草
ナデシコは、秋の七草のひとつにも数えられます。秋の七草は、万葉集に詠まれた「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」がもとになっています。「朝顔の花」は、現在の朝顔ではなく桔梗のことだと言われています。
春の七草のように粥にして食べるものではありませんが、古くから漢方や民間薬として利用されてきました。
漢方として使われるナデシコ(撫子)
ナデシコの漢方としての名前は「瞿麦(くばく)」といいます。瞿麦はナデシコの全草を乾燥させたもので、生薬として利用する場合は開花中の地上部の全草を乾燥させたものを使います。
ナデシコ(撫子)は古典園芸植物のひとつ
ナデシコは、古くから園芸植物として栽培されてきた「古典園芸植物」の一種です。万葉集に数多く詠まれたほか、枕草子や小林一茶などの俳句にも登場しています。
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