メラレウカ(ティーツリー)
- メラレウカは、「ティーツリー」という別名でも有名な、オーストラリア原産の常緑樹です。青みがかった葉にはほのかに柑橘系の香りがあり、羽毛状の白い花を5月~6月に咲かせます。メラレウカの葉には殺菌・抗菌作用があり、オーストラリアの先住民アボリジニが万能薬として愛用していたといわれています。 「ティーツリー」という別名の由来は、イギリスの海洋探検家のジェームズ・クック一行が18世紀、オーストラリア大陸に初めて上陸したときにこの木の葉をお茶として飲んだことによると伝えられています。ただ、かなり古くからアボリジニが薬用として利用していたことが知られており、実際ジェームズ・クックはこの航海でアボリジニと交流をもっています。また、この航海では数多くのオーストラリアの固有種を採集し貴重な植物標本として英国に持ち帰りました。 メラレウカの葉や茎からはエッセンシャルオイルが抽出され、現在もハーブとして利用され「メディカルティーツリー」と呼ばれています。様々な園芸種があり、すべての品種から精油がとれるわけではありません。葉の色が美しい種や寒さで紅葉する品種、花が独特の形をしていて暖地であれば戸外で冬越しができる品種もあることから、日本でも徐々に庭木としての注目が集まっています。