「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑971-980件 / 全1474件

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アロマティカス

  • アロマティカスはとても香りのよい多肉質のハーブで、ハーブティーや料理に大活躍します。アロマティカスの葉は表面が細く柔らかい毛でびっしりと覆われています。多肉植物のコーナーで売られていることもあり、他の多肉植物と同様に水を控えめにして育てます。比較的乾燥には強く、病気や害虫も付きにくいので育てやすく、見た目もかわいらしいことから人気があります。

ティランジア・ガルドネリ

  • ガルドネリはブラジルが原産のティランジアで、ゲミニフローラやグロボーサなどど同じ環境に自生しているようです。薄い葉に絹のような上品なトリコームが生えており、見た目が非常に美しいティランジアです。 分岐した花序からピンク色の花を咲かせるガルドネリですが、花弁はあまり伸びず、ブラクトから少し出る程度です。また、自家受粉をする性質があり、開花後に種が出来ることも珍しくありません。ただし、自家受粉をするためか、開花後の子株を出す数が少ないように感じます。 また、活着しない状態でいると蒸れなどに弱く、枯れやすくなるため早めにコルクやインテリアバークなどに着生させると良いでしょう。  

アンズ(杏子)

  • アンズ(杏)は、バラ科の落葉小高木で、ヒマラヤ西部からフェルガナ盆地にかけての地域が原産です。ウメと似ていますが、ウメと比べると樹形は桜のように直立で、樹皮には縦の筋が入ることや、また萼片が反り返るため区別することができます。ウメと同じく花びらは5枚で、花びらの形は丸いです。アンズ(杏)の結実は6月ころで、直径3cmくらいの種が中心にあるオレンジ色の実をつけます。果実は生食もできますが、足が早く痛み易いため、ジャムやシロップなどの加工品がたくさんあります。種の中身は仁といい、中国料理でおなじみ「杏仁豆腐」の原料として古くから利用されています。

イヌショウマ

  • イヌショウマは日本の固有種で、関東~近畿地方にかけて分布する多年草です。主に産地や丘陵、沢などの樹木の下に生えています。7~9月にかけて白い花を咲かせます。イヌショウマの名前の由来は利用価値の無いショウマと言う意味です。これは同属のサラシナショウマが葉を食したり根を漢方に使用するのに対し、イヌショウマは食用に向かないためです。

シモバシラ

  • シモバシラは日本の固有種で、関東~九州の山地の木陰に生える多年草です。草丈60cmほどになり、秋に白い花を咲かせます。かつてはシモバシラ属に分類されていましたが、現在はコリンソニア属に統合されています。和名のシモバシラの由来は、冬に地上部を枯らした後も根が水を吸い上げ続けるため、茎に溜まった水が凍り氷の結晶が出来ることからシモバシラと呼ばれるようになりました。

ソフォラ・リトルベイビー

  • ソフォラ・リトルベイビーはマメ科クララ属に分類されるニュージーランド原産の植物です。属の和名であるクララは根を舐めるとクラクラと目が眩むぐらい苦く、眩草(くららぐさ)と呼ばれていたことが由来とされています。ジグザグの細い枝に小さく丸い葉が連なる草姿は大変可愛らしく、メルヘンの木とも呼ばれています。ソフォラ・リトルベイビーは日当たりを好みますが夏の蒸れが苦手です。また、葉が小さいため乾燥にも弱く、冬場は葉水などでいかに湿度を保つかがポイントになってきます。珍しい見た目ですが人気が高く、園芸店やホームセンターなどで購入することが出来ます。

フィロデンドロン・セローム

  • セロームは直立性のフィロデンドロンで、切れ込みが入った大きい葉と突起の生えた幹が魅力的な観葉植物です。また、幹の途中から気根を出す場合があります。樹液にはシュウ酸カルシウムが含まれているため口に入らないよう注意しましょう。

ポリシャス(ポリスキアス)

  • ポリシャスはアフリカ~熱帯アジア~ポリネシアの広範囲に分布している常緑の小高木~低木です。約80~100種あると言われており、園芸品種も存在しています。ポリシャスは高い気温と直射日光を好む観葉植物です。ギザギザとした葉がモミジの様に見えることからタイワンモミジとも呼ばれています。

アスプレニウム

  • アスプレニウムは主に熱帯~亜熱帯地域に多く分布しているシダ植物で、約700種存在すると言われています。日本ではオオタニワタリなどが沖縄などに分布しています。その他園芸品種として良く流通するものとしてエメラルドウェーブやアビスというものがあります。いずれも基本的には常緑のシダ植物で、半日陰~日陰を好みます。また、オオタニワタリなど一部のアスプレニウムは新芽を食用とする場合があります。

シンゴニウム

  • シンゴニウムはサトイモ科シンゴニウム(シンゴニューム)属に分類される熱帯アメリカ原産の観葉植物で約35種類あります。100均などで売られているシンゴニウム(シンゴニューム)は葉が白い品種で非常に美しい草姿になっています。その他にも葉が赤く染まるものや、白と緑のマーブル模様になるものなどがあります。シンゴニウム(シンゴニューム)は様々な葉模様があるので、好みの品種を探してみてはいかがでしょうか。 日本で観葉植物として売られているシンゴニウム(シンゴニューム)はほとんどが幼株で、生長すると葉が大きくなり、モンステラのような切れ込みが入ります。自生地ではポトスやモンステラと同様に、他の木や岩壁などに根を垂らして上え伸びていくツル性となっています。日本でもへゴ支柱などを用いることで自生地の様に上方向へ伸ばすことが出来ます。性質としては強健なため、初心者の方にもおすすめの観葉植物です。耐陰性があるため室内でも管理することが出来ますが、日光が足りないとヒョロヒョロとした弱々しい株になってしまうため、出来るだけ日光を当てるようにすると綺麗な株に仕立てることができます。

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