オーガニックな暮らし!綿を育てて糸を作ろう

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服や布など、普段使うものに欠かせない綿。

服の原料となる綿がどうやって糸になるのか、みなさんご存知ですか?

その過程を見てみたく、思い立って綿を育ててみようと思いました。今回は種から実際に糸ができるまでを簡単に紹介します。

糸を紡ぐ道具の「スピンドル」も作りますので、興味のある方はぜひ試してみてください。

 

目次

綿について

収穫した綿から糸を紡ぐスピンドルを作ろう

自然からの贈り物!

 

まず、綿について

綿はアオイ科ワタ属の植物です。

子房からできるボールの中に種子とふわふわの綿毛ができます。この綿毛が木綿の原材料になります。

種まき時期は、いつ?

種まきは、暖かくなってきた4月中旬〜下旬頃に発芽温度が20度近くと高めでの発芽になりますので、気温が上がってきている4~5月あたりがおすすめです。  ポリポットに種を2つ撒き、約1週間で発芽しました。

種まきは、暖かくなってきた4月中旬〜下旬頃に発芽温度が20度近くと高めでの発芽になりますので、気温が上がってきている4~5月あたりがおすすめです。

ポリポットに種を2つ撒き、約1週間で発芽しました。

 

翌日には葉が開きキレイな双葉になっています。  せっかく発芽してかわいらしい葉っぱですね。  しかし、心苦しいですがここで間引きをします。ひょろひょろしていない丈夫そうなほうを残して、プランターへ植え替えました。

翌日には葉が開きキレイな双葉になっています。

かわいらしい葉っぱですね。

しかし、心苦しいですがここで間引きをします。ひょろひょろしていない丈夫そうなほうを残して、プランターへ植え替えました。

 

ぐんぐん成長し、7月末には開花

アオイ科といえばハイビスカスやムクゲが有名です。綿の花がハイビスカスに似ているのはそういうことなんですね。

アオイ科といえばハイビスカスやムクゲが有名ですよね。綿もアオイ科の植物ですので、花はハイビスカスに似ていますね。

 

8月のお盆には早々と弾けてコットンボールができてました。その後もキレイな花のあとにコットンボールをつけてくれました。11月の末に最後の収穫。

8月のお盆には早々に弾けてコットンボールができてました。その後もキレイな花のあとにコットンボールをつけてくれました。11月の末に最後の収穫を迎えました。


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直径30cmくらいのプランターで片手分の収穫でした。では、締めくくりに目標の紡糸へ進みます。

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収穫した綿から糸を紡ぐスピンドルを作ろう

さあ、綿を紡ごう!と、その前に道具を準備しましょう。

紡糸には「スピンドル」が必要です。そこで、身近な物で作ってみることにしました。(スピンドルは市販のものもあります。)

材料

・ダンボール
・編棒
・マスキングテープ

作り方

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まず、ダンボールをコップや瓶のふたなどで直径8~10cmくらいの丸にカットしたものを3枚用意します。

次にダンボールを張り合わせます。切り口の部分をマスキングテープでカバーしてみました。

編み棒を中央にさして出来あがりです。 

早速、紡いでみました

綿をふわふわにするため、とにかくよくほぐします。  この工程をなまけると紡ぐときにうまくいきません。最初、あまりほぐさなかったらプツプツと細かく途切れて上手くいきませんでした。  ふわふわになった綿の先端をスピンドルの先に固定します。私はマスキングテープで固定しました。

綿をふわふわにするため、とにかくよくほぐします。

この工程をなまけると紡ぐときにうまくいきません。最初、あまりほぐさなかったらプツプツと細かく途切れて上手くいきませんでした。

ふわふわになった綿の先端をスピンドルの先に固定します。私はマスキングテープで固定しました。


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スピンドルの下の方をコマをまわすようにくるくるとすると、綿がしゅるしゅると紐状になります。

 

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そしてこれが出来たものです。わずかですが、糸ができました!

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自然からの贈り物!

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種から育てて、糸にするまでを体験し、思ったこと。

普段着ている洋服やシーツなどを作るには、どれくらいの綿が必要なのだろうということを考えました。

種が発芽し育って、その繊維が糸になり、織られて、私たちの暮らしを支えてくれているんだなと思うと自然への感謝の気持ちでいっぱいです。

普段手に取るタオルも服も自然からの贈り物。

ちょっとぼろぼろになったからといって捨てるのではなく、より大切に使いたくなりますね。

来年も今年できた種を撒いてチャレンジします。糸つむぎはクリスマスに飾りにした綿を使ってもOKです。

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いかがでしたでしょうか。

あたたかいお部屋で糸を紡ぎ、その中にある種で来年の春、綿の栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。きっと来年の冬の楽しみになりますよ。

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