畝の作り方のコツをつかんで家庭菜園の基礎作り

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皆さんが畑を思い浮かべたとき、思いつくのは綺麗に伸びる畝ではないでしょうか。

野菜を作る基礎作りともなるこの「畝」を作るのには、それなりの理由があるんです。

今回は畝を立てるメリットや畝を立てる前にすべきこと、実際に立てる畝の大きさや必要な道具、美しい畝を立てるコツをご紹介します。

目次

なぜ畝を立てるのか?

畝を立てることは、お部屋の整理整頓と同じです。あちこちに野菜を植え付けるよりも「野菜を育てるスペース」と「作業する通路」を分けることで、限られた敷地内で効率の良い野菜作りができます。

畝を立てるメリット

では、実際に畝を立てるとどんなメリットがあるのか考えてみましょう。

排水性の調整

雨の多い梅雨時期は毎日のように雨が降ります。排水性の悪い土壌では水たまりができ、作物の根が水に長時間浸かり腐ってしまいます。

畝を立て排水性の良い環境にすることで、作物の根が長時間水に浸されることを避けることができます。

作業効率UP

腰をかがめての農作業は、足腰への負担がとても多く体に負担がかかってしまいます。そんな時、少し高めの畝を立てることで、屈む体勢が軽減され作業を楽にすることができます。

必要な部分の土が深く耕せる

野菜を育てる場所としてピンポイントに畝の部分だけを耕すことができるため、労力も最小限に抑えることができます。

畝を立てなくてもOK?

初めから畝を立てるメリットが満たされた条件の下では、わざわざ畝立をする必要はありません。

排水性が充分ある土壌にわざわざ畝を立てることで、逆に保水性が無くなり、作物が乾燥状態になってしまいます。

まずはご自身の家庭菜園の土壌がどんな性質のものなのか把握してから畝を立てるべきか、そうでないか判断しましょう。

▼こちらの記事内の「土壌改良の診断シート」で、ご自身の家庭菜園の土壌がどんな性質のものなのかチェクしてみましょう!

 

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畝を立てる前にすること

家を建てる時に基礎工事が必ず行われるように、畝を立てる前にも基礎となる土のコンディションを整える作業が必要になります。

土を耕す

作物の根がグングン伸びるようなふかふかの土を作りましょう。  土質~団粒構造を目指しましょう。 家庭菜園で一番大切なのは、植物にとって土質・水はけ・酸度の3つが揃った良い環境を作ることです。

作物の根がグングン伸びるようなふかふかの土を作りましょう。

土質~団粒構造を目指しましょう。

家庭菜園で一番大切なのは、植物にとって土質・水はけ・酸度の3つが揃った良い環境を作ることです。

 

土壌改良

せっかく土を耕しても、元々の土の状態が悪ければ作物に影響が出てしまいます。

粘土質の土は雨が降るとぬかるみ、砂質土壌は保水性が低いため雨が不足すると乾燥してしまいます。今後の家庭菜園で、作物も皆さんも農作業で大変な思いをしないために、少しずつでも土壌改良を行いましょう。

粘土質改良

腐葉土などの植物質堆肥、黒曜石パーライトを投入します。(メーカーや品質にもよりますが、その他の改良資材のおおよその金額は植物質堆肥の1.5~2倍くらいです。)

砂質土壌改良

腐葉土などの植物質堆肥、ピートモス、バーミキュライトや真珠岩パーライトを投入します。(メーカーや品質にもよりますが、その他の改良資材のおおよその金額は植物質堆肥の1.5~2倍くらいです。)  土壌改良資材の量 資材の品質や土の状況などによって使用する改良材の量もまちまちです。  一般的な目安として、以下のような容量の資材を投入し、撹拌すると良いでしょう。  庭の土またはプランターの土:土壌改良材=7~8:2~3

illustration:小野寺 葉月

腐葉土などの植物質堆肥、ピートモス、バーミキュライトや真珠岩パーライトを投入します。(メーカーや品質にもよりますが、その他の改良資材のおおよその金額は植物質堆肥の1.5~2倍くらいです。)

土壌改良資材の量

資材の品質や土の状況などによって使用する改良材の量もまちまちです。

一般的な目安として、以下のような容量の資材を投入し、撹拌すると良いでしょう。

庭の土またはプランターの土:土壌改良材
      7~8     :  2~3

酸度調整

毎年作物を育てると、土は年々酸性に傾きます。

※土壌が酸性に傾くと、土の中のアルミニウムが活性アルミニウムになり、有機物やリン酸と結合するため、植物は栄養に必要なリン酸を吸収できなくなります(不可給態化)。また、酸性に傾くことで土の成分を分解してくれる細菌の働きも鈍ることから、酸性に傾くのは植物によってあまり良い状態ではないのです。

そこで、作物の好む環境に戻すために土の中の酸度を調整する必要があります。

酸度チェック

日本は雨が多いのでとても酸性に傾きやすいといわれています。そのため植物の生育に適した酸度に調整する事が大切です。  ※酸度とは…単位はpH(ペーハー)、酸性・中性・アルカリ性。土の酸度は環境により変わります。ほとんどの野菜はpH6.0~6.5の弱酸性の土を好みます。特に日本は雨が多く、土壌中のカルシウムやマグネシウムが消失しやすく、酸性に傾きがちと言われているので、酸性土壌の改良には石灰を投入する必要があります。  pH測定に挑戦 たまには実験気分でpH測定に挑戦してみてはいかがでしょうか。いろいろな場所のpH測定をするとお子さんの自由研究にもなりそうですね。  準備するもの  ・蒸留水…バッテリー補充液1ℓで200円前後、なければ水道水でもある程度の精度で測定できます。  ・測定液…700~2000円、もしくはpH試験紙…300~800円  測定する土は、地面から5~10cmの深さを移植ゴテで採取し、土:蒸留水=1:2.5の割でよく混ぜ、30秒後上澄み液で測定液やpH試験紙で測定します。  その他に酸度を測定する機器もありますので、お近くのホームセンターでお買い求めください。  酸性土壌の改良 さて、いよいよ酸性に傾いた土壌を改良するために石灰を投入しますが、くれぐれも消石灰や苦土石灰の入れすぎには注意しましょう。  例えばジャガイモはアルカリ性に傾きすぎると「そうか病」にかかりやすくなります。極端な石灰の入れすぎには注意しましょう。  通常の目安は1㎡当たり100g位の石灰を投入します。  pHを1上げたい場合、1㎡当たり150~200gの石灰を投入すると良いでしょう。  分量に自信のない方は牡蠣殻のような有機石灰をおすすめします。  有機石灰は多少入れすぎてもアルカリ性に傾きすぎることなく、それ以上は土壌中に溶け出さない性質を持っているので初心者の方に安心です。  また、有機石灰以外の石灰は肥料・堆肥(肥料込)と一緒になると窒素がアンモニアガスとなって消失してしまうので、肥料・堆肥(肥料込)を投入する1~2週間前には石灰を入れ土に馴染ませておきましょう。

illustration:小野寺 葉月

日本は雨が多いのでとても酸性に傾きやすいといわれています。そのため植物の生育に適した酸度に調整する事が大切です。

※酸度とは…単位はpH(ペーハー)、酸性・中性・アルカリ性。土の酸度は環境により変わります。ほとんどの野菜はpH6.0~6.5の弱酸性の土を好みます。特に日本は雨が多く、土壌中のカルシウムやマグネシウムが消失しやすく、酸性に傾きがちと言われているので、酸性土壌の改良には石灰を投入する必要があります。

pH測定に挑戦

たまには実験気分でpH測定に挑戦してみてはいかがでしょうか。いろいろな場所のpH測定をするとお子さんの自由研究にもなりそうですね。

準備するもの

・蒸留水…バッテリー補充液1ℓで200円前後、なければ水道水でもある程度の精度で測定できます。

・測定液…700~2000円、もしくはpH試験紙…300~800円

測定する土は、地面から5~10cmの深さを移植ゴテで採取し、土:蒸留水=1:2.5の割でよく混ぜ、30秒後上澄み液で測定液やpH試験紙で測定します。

その他に酸度を測定する機器もありますので、お近くのホームセンターでお買い求めください。

酸性土壌の改良

さて、いよいよ酸性に傾いた土壌を改良するために石灰を投入しますが、くれぐれも消石灰や苦土石灰の入れすぎには注意しましょう。

例えばジャガイモはアルカリ性に傾きすぎると「そうか病」にかかりやすくなります。極端な石灰の入れすぎには注意しましょう。

通常の目安は1㎡当たり100g位の石灰を投入します。

pHを1上げたい場合、1㎡当たり150~200gの石灰を投入すると良いでしょう。

石灰の入れすぎが心配な方は牡蠣殻などの有機石灰を使用

有機石灰は多少入れすぎてもアルカリ性に傾きすぎることなく、それ以上は土壌中に溶け出さない性質を持っているので初心者の方に安心です。

また、有機石灰以外の石灰は肥料・堆肥(肥料込)と一緒になると窒素がアンモニアガスとなって消失してしまうので、肥料・堆肥(肥料込)を投入する1~2週間前には石灰を入れ土に馴染ませておきましょう。

 

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