伸びすぎた多肉植物の寄せ植え|切り戻しとその後の楽しみ方
大曽根百代
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せっかく多肉植物を可愛く寄せ植えしてしたのに、伸びすぎて可愛くなくなってしまった……という経験はありませんか?また、伸びすぎた多肉植物をどうしていいかわからないなんて方もいると思います。
今回は多肉植物が伸びすぎた多肉植物の管理と剪定した葉を使った増やし方を写真とともにご紹介しますので、お困りの方は参考にしてみてください。
目次
伸びすぎた多肉植物ってどこで切ったらいいの?
伸びた多肉植物の切り戻し
明らかにバランスの悪い寄せ植え。鉢より大きくなって窮屈そうです。鉢から取り出して、1つ1つ分けて植えるのもいいですが中々面倒……そんな時はちょうどいい長さの位置で切る事をおすすめします。
大体の目安として、多肉植物の下葉を3~4枚残した位置でカットします。その時下葉が枯れていないかをチェックします。枯れていなければそこから3~4枚数えたところ、黄色の〇の節でカットします。
同じくらいの長さで全部切っていきます。そうすることで、カットした所またはその下からわき芽が伸び、バランスの良い株にすることが出来ます。
そのままにしておくと、ただ縦に伸びてバランスは悪くなるばかりです。よく見てみると、カットした場所の横からすでにわき芽が出ていました。
切り戻しが終わった多肉植物
全部切り戻すとこのような感じになりすっきりします。
正面の様子。切ってもしっかり横から芽が出てくるのでご安心を。
切り戻した多肉植物は?
カット後の多肉植物の利用法をご紹介します。カットした多肉植物をまた挿し芽で楽しんだり、葉挿しで増やすこともできます。
多肉植物の挿し芽
挿し芽をするときに下まで葉がびっしりついている場合は、土に挿す部分の葉を取っていきます。
葉と挿し穂は分けましょう。
切り口を2日くらいよく乾かしたら、乾燥した土に挿します。そのまま置いておくと根が出るので、それから植えるのもよいでしょう。
一本で楽しむのもよいですし、数本挿して寄せ植え風にしても♪
葉挿しに挑戦!
先ほど取り除いた葉っぱを、乾いた土に置いて葉挿しをしてみましょう。先端を土に少し挿すといいですよ。
中には芽が出ない種類もあるので、実験感覚で楽しんでみて下さい。
意外に困る、多肉植物の寄せ植え後の管理。日光不足でヒョロヒョロと徒長してしまった多肉植物も同様に切り戻して仕立て直すことをおすすめします。
土に挿さず、そのまま置いておきたい場合はぜひ下記の記事を参考にしてください♪
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