簡単かわいい! 多肉植物で作る「流木の寄せ植え」
とまつあつこ
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ぷっくりとしたかわいらしい姿の多肉植物は、水やりの頻度も少なくて管理が簡単。しかも小さなスペースで育てる事ができるのでとても人気があり、園芸初心者の方にもおすすめしたい植物です。今日は、そんな多肉植物をセダムと一緒に流木の器に寄せ植えしてみました。流木の寄せ植えの作り方と管理方法を紹介します。
目次
多肉植物を使った流木の寄せ植え~用意するもの
・多肉植物
・セダム
・器
・鉢底ネット
・培養土
・軽石(あれば)
・水苔(水に浸して湿らせておく)
・土入れ
・スプーン
多肉植物を使った流木の寄せ植え~作り方
器に鉢底ネットを敷き、軽石を数粒入れた後に培養土をうすく入れます。
それぞれの多肉の形や伸びる方向、色など見て、メインに使いたいもの、動きを出すために使うもの、株元をうめるのに使うもの等の役割を決めて全体のイメージを考えます。
多肉をポットからはずして根を軽くほぐし、古い土をとります。端から、流木にそって流れるように植えたい多肉を入れ、真ん中にメインに使いたい多肉を入れます。
器が小さいので、土のボリュームはなるべく少なくします。
右側にも動きのある多肉を入れます。空いたところには違う動きのある多肉を入れていきます。
セダムをポットからはずして下半分くらいの根を取り、小さく株分けします。株分けする時は、優しく根をほぐして株が別れたいところを感じ取りながら分けます。なるべく根が付いた状態で分かれられるようにします。
株分けしたセダムを多肉の株元の隙間に植えていきます。
後ろから見ても美しく見えるように、隙間があるとことにセダムを植えていきます。セダムを入れると、多肉のぐらつきをおさえる事ができます。
少し離れたところから見て全体のバランスを確認してから、隙間に水苔をつめていきます。多肉をさわると葉がぽろっと落ちてしまうことがあるので、スプーンの背や割りばしで隙間をつっついてしっかりと水苔をつめます。
多肉植物を使った流木の寄せ植え~その後の管理方法
多肉植物とセダムを植え終わったら、蒸れを防ぐために水やりは控えめにして一週間ほど半日陰で管理します。
その後の水やりは、表面の水苔が乾いたらたっぷりとあげます。雨が直接あたらない、ベランダや軒下などの明るくて風通しの良い場所に置きましょう。真夏の強すぎる直射日光は苦手で葉が焼けてしまいます。やわらかい日が当たる環境が大好きです。また、あまりにも日が当たらないとヒョロヒョロと徒長してきます。多肉の状態をよく見て、気持ちのよさそうな場所に置いてあげるといいですね。
多肉植物を使った流木の寄せ植えを楽しもう!
この流木の器は、実は15年ほど前に私が園芸を習っていた時に先生が用意してくれた器です。いつか使うかもと思いとっておいたのですが、今回多肉の寄せ植えを作り変わらない良さが出せて嬉しい気持ちです。時代は移り変わっても良いものは変わらないのですね。編集部のベランダにあるガゼボの中にオシャレに飾りました。ぜひ、多肉植物を使った流木の寄せ植えを作ってみてください。
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