ルビーネックレスとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ルビーネックレス
- 学名
Othonna capensis
- 科名
- キク科
- 属名
- オトンナ属
- 原産地
- アフリカ
ルビーネックレスの特徴
名前の通り、ネックレス状に生長する多肉植物です。葉が三日月の様な形、茎が紫色で、秋冬には全体的に紫色っぽく紅葉します。
ルビーネックレスの詳細情報
園芸分類 | 多肉植物、セネシオ |
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耐寒性 | 比較的強い |
耐暑性 | 比較的強い |
花色 | 黄色 |
開花時期 | 9~12月 |
ルビーネックレスの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
植え替え | ||||||||||||
肥料 |
ルビーネックレスの栽培環境
日当たり・置き場所
風通し・日当たりの良い場所を好みますが、真夏の直射日光には気を付けつつ、春と秋はできるだけ日光に当てるようにします。
温度
冬は2~3℃以上保てるようにするといいでしょう。
用土
水はけのよい土がいいです。原産地からもわかるように、砂地で水はけのよい場所を好みます。あまり粘土質の土 だと根腐れを起こしたり栄養がいきわたらなくなります。多肉植物の土をおすすめします。
ルビーネックレスの育て方のポイント
日常の管理
葉っぱにまんべんなく日が当たるようにします。枯らす原因の一番は、水のやりすぎです。乾かし気味に育てましょう。
水やり
春と秋は生育期なので土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。夏と冬は控えめにして乾燥気味にします。土が乾燥して数日後に与えるとよいでしょう。特に夏の高温多湿は苦手なので水のやりずぎはNG。 梅雨や長雨のときは注意が必要です。過湿状態にすると根腐れを起こしやすく枯れる原因になります。室内で鉢底皿の上に飾る場合は皿に水が溜まったままにしないようにしましょう。
肥料
肥料がなくても育ちますが、植え付け時に元肥として緩効性肥料を与えるとよいでしょう。
病害虫
アブラムシが付くことがありますので見つけ次第駆除してください。
ルビーネックレスの詳しい育て方
選び方
葉の色につやがあり、元気なものを選びましょう。黄色くなった葉や枯れた茎がないものを選びます。根本からバランスよく葉が生えているものが健康で育てやすいです。
剪定・切り戻し
4~6月の生育期に合わせて、根元から5~10cm程度残して切り戻しします。その際、切り取った茎は挿し穂にして増やすことができます。
植え替え・鉢替え
鉢がパンパンになっていたり、土が古く生育の悪い状態であれば植え替えましょう。根がたくさん張っているものは少しほぐしてから一回り大きな鉢に植え替えます。生育の悪い株は根が張っていない可能性がありますので、張っていなければ植わっている鉢より小さめの鉢に植え替え、新しい土に替えてあげます。
花
9月~12月に黄色い花が咲きます。
夏越し
夏の強い直射日光に当てないように注意しましょう。
冬越し
ある程度の寒さには耐えますが、冬場は室内で管理した方が無難です。ただし、日光は必要なので、昼間は日光が当たるような場所で育てましょう。春になって、いきなり直射日光に当たると、葉焼けしてしまう場合があります。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
4月~7月が適時です。葉っぱをいくつかつけた茎を土の上に置いて、軽く土をかぶせておくだけでも簡単に発根します。また、水挿しでも発根するので、根が出たら土に植え替えます。挿し木に使う茎は10cmもあれば十分です。春から初夏に伸びすぎた茎を剪定した茎を使うとよいでしょう。