自分好みのお庭に!寄せ植え花壇の作り方やメンテナンス
森野陽子
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春の花壇の植え付けの時期です。自分だけの花壇を作ってみませんか? 寄せ植え花壇の作り方をご紹介します。
目次
花壇(かだん)とは
花壇(かだん)とは囲いを作り、そこに花を植えたものです。公園などで見られる花壇には、背丈の低い花を絨毯のように敷き詰めた毛氈(もうせん)花壇や、地面のレベルを下げて高いところから見るために作られた幾何学模様の沈床花壇などがあります。
家庭ではイングリッシュガーデンで見られるボーダー花壇や、自由に好きな花を植える寄せ植え花壇が一般的です。今回は、お庭に作れる寄せ植え花壇についてご紹介いたします。
▼イングリッシュガーデンについての記事はこちら
寄せ植え花壇の作り方
花壇の場所は、植物が育ちやすいように日当たりが良く、なるべく風通しの良い場所にします。場所を決めたら、レンガや木材、ブロック、タイル、枕木など好きな素材で囲います。フリーデザインで作れる人工樹脂でできたエッジ材など、便利なグッズもあるので利用してみましょう。そして、植物が生き生き育つのに一番大切な土壌を作ります。
植物が喜ぶ、ふかふかの土壌を作りましょう
①花壇を作りたい場所の土を30~40センチ掘り返します。
②大きな石や根っこ、ゴミなどを取り除き固い土をほぐしていきます。
このとき、細かい土の粒子がたくさん集まった団粒構造を作ります。水はけがよく水持ちもよい構造で、隙間があるので根っこが伸びやすく、水を通すことで空気の入れ替えも行ってくれる土になります。
③土がほぐれたら、消石灰を混ぜて土の酸性を改良します。
体についたり目に入ったりしないように気を付けましょう。
土壌の改良について
日本は酸性の土壌が強いので、消石灰を混ぜて土の酸性を改良する必要があります。まきすぎてアルカリ性になりすぎたら、ピートモスなどをまいて調整します。1週間くらいたったら、たい肥や培養土を与えます。有機物が混ざることで栄養価の高いふかふかの土壌になります。さらに1週間くらいおいてから植物を植えていきましょう。
▼土についての記事はこちら
\次は季節ごとに咲く花をご紹介/
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