ハーブの活用法|バタフライピーのアイスキューブの作り方
金子三保子
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天然の染料としても使われるバタフライピーを使って青いアイスキューブを作ってみました。透明感のある青いアイスキューブは、涼し気な見た目でおもてなしで使っても喜ばれます。バタフライピーのフラワーアイスキューブの作り方と楽しみ方をご紹介します。
目次
まずはバタフライピーティーを作ってみよう
バタフライピー単体でもお茶として楽しめますが、味がさほどないので、今回は複数の種類のハーブとバタフライピーのブレンドハーブティーにしてみました。ハーブティーの作り方をご紹介します。
ハーブティーの作り方
用意するもの(300ml・2人分)
- バタフライピーの花3~6個(ドライを利用する場合は説明に記載の分量で)、ブレンドするハーブ(30~40枚、お好みで加減してください)
- ティーポット
- お湯300ml
- 茶こし
1.ティーポットにブレンドするハーブを入れます。レモングラスは葉が長いので、細かくカットしましょう。
バタフライピーの花を入れたら熱湯を注ぎます。ポットを揺らしたりせず、自然に青い色が出てくるまで2~3分待ちましょう。自然の色とは思えないような……とてもきれいな青い色がじわじわと出てきます。
お茶が色づきだすと、バタフライピーの花はどんどん青い色が抜けてきます。2~3分して青い色がほとんど抜けてきたら完成です。
夏はアイスバタフライピーティーもおすすめ。青の色は、バタフライピーの花数によってまったく違います。花1つだと淡い水色、花をたくさん使うと濃いブルーになります。
バタフライピーのアイスキューブの作り方
出来上がったバタフライピーティーを製氷皿に入れます。
製氷皿を冷凍庫に入れて数時間後、完成です!
とてもきれいに青い色が残りました!
炭酸水に入れたら、炭酸の色がほんのりと紫色に変化しました。今回はレモングラスなども入っているのでソーダもレモン風味に!ソーダの風味付けにもおすすめです。
シンプルにミネラルウォーターに入れてもよいですね。夏のおもてなしにぴったりです。
バタフライピーって?
- 植物名:バタフライピー
- 学名:Clitoria ternatea
- 科名:マメ科
- 属名:チョウマメ属
- 和名:チョウマメ
- 別名:クリトリア
- 分類:多年草(日本では一年草扱い)
- 原産地:東南アジア
バタフライピーの特徴
バタフライピーは、マメ科のつる性の草花です。原産地では多年草扱いですが、冬の寒さに弱いため、日本では一年草として扱われています。バタフライピーは暑さにはとても強く、真夏でもつるをぐんぐんと生長させ、たくさんの花を咲かせます。夏の青空の中での澄んだ青い花はとてもきれいです。
バタフライピーの花はエディブルフラワーとして料理やお茶に利用されています。花はフレッシュでもドライでも利用することができ、若いさやは、食べることができます。
園芸素材としてのバタフライピーは、つる性を利用してグリーンカーテンの素材としても人気です。
原産地のひとつであるタイでは、バタフライピーはアンチエイジングや眼精疲労を始めとした様々な効用のあるハーブとして古くから利用されていて、バタフライピーは自然の染料としての他、お茶やシャンプーやボディークリームなどのコスメの原料にも使われています。
一方、日本でバタフライピーの認知度が一気に上がったのはここ最近のこと。青いお茶の見栄えで一気に人気になりました。最近はコンビニからもバタフライピーをブレンドしたバタフライピーティーが売られているのを見かけます。
*バタフライピーは妊娠中、生理中の方は飲まない方がよいハーブです。また、お薬を服用中の方やアレルギーをお持ちの方は、ハーブ類を飲食に使う時は、その都度かかりつけのお医者さんに確認してからの方が安心です。
おもてなしにおすすめのバタフライピーのアイスキューブ。簡単に作れるので是非お試しください。
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