水栽培のヒヤシンスの球根、花が終わったらどうしたらいい?
LOVEGREEN編集部
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水栽培で人気のヒヤシンス。一般的には咲き終わった球根は使い捨てることが多いようですが、適切な手入れをすると来年も花を咲かせることができるかもしれません。
ヒヤシンスの花が終わった後の球根の後処理についてご紹介します。
目次
水栽培のヒヤシンスの花が終わったら
ヒヤシンスの花の特徴
ヒヤシンスの花は、茎の周囲に小さな花が密集するように咲きます。こういった咲き方を「総状花序」と言います。そのため、一輪でもボリュームがある花姿となります。また、それぞれの花は一度に開花するのではなく、下の方から上に向かって順番に咲いていきます。写真の紫色のヒヤシンスは、頂点の方の花は緑色ですね。この緑色が徐々にそれぞれの色に変化してくると、まもなく開花のサインです。
▼ヒヤシンスについて詳しくご紹介しています
どの状態がヒヤシンスの花の終わり?
すべての花が咲ききって、しわしわして水分が抜けるように枯れてきたら終わり。こうなったら球根を処分をする時期です。
でも1年で終わらせるなんてもったいない!庭や鉢に球根を植え替えると、もしかしたら来年も花が楽しめるかもしれません。
実際にLOVEGREEN編集部の花壇に、開花が終わった水栽培のヒヤシンスの球根を植え付けてみたのでご紹介します。
花が終わった後のヒヤシンスの処理と植え付け
終わった花茎をカット
まずは終わった花茎をカットします。写真は枯れた花をカットした後。植え付け前の準備はこれで終わり。簡単です!
茎を切ったら、根元に小さな二番花のつぼみを発見!かわいい……。つぼみは花壇で楽しむことにしました。
水栽培が終わった後のヒヤシンスの球根の植え付け方
根がしっかりと生長しています!こちらを花壇に植え付けます。
まずは球根と根が収まる深さに穴を掘ります。深さはちょうど球根が隠れて葉の根元が土の表面と同じになるくらいが目安です。浅すぎると水やりの時の水の勢いで球根が出てきてしまうのでご注意を。
掘った穴に根を下にして、そっと球根を入れて土をかけましょう。
ヒヤシンスの葉は切り取らないで!
枯れた花は切りましたが、ヒヤシンスの葉は、土に植え付けた後、球根を生長させるために必要な部分です。切り取らないようにしましょう。この葉は自然に黄色くなり、枯れていきます。
植え付けたら肥料と水やり
植え付け完了後、球根の周りに花用の固形肥料をパラパラとまいて水やりをして植え付け完了!これだけ?そう、これだけなんです。簡単ですね。
あとはどうすればいい?
植え付けたヒヤシンスは、葉が黄色くなるまでは普通の草花と同じように水やりをして育てます。
庭に植えた場合は、基本は植え付けした時の水やりだけで、あとは雨にまかせます。
鉢植えにした場合は、葉が枯れるまで、土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと与えましょう。(来年咲く可能性としては、地植えより低くなることが多いようです)
水栽培のヒヤシンスの球根を花壇に植え付けた翌年
こちらは昨年、水栽培をした後にLOVEGREEN編集部の花壇に植え付けたヒヤシンス。無事つぼみをつけました!室内で育てるヒヤシンスより開花は遅いので、花が開きだすのは3月中旬頃でしょうか。
買った年よりは花は少なめですが、これはこれで野草みたいでかわいいです。
毎年、編集部メンバーが思い思いの場所に植えるので(笑)、花壇のあちこちにヒヤシンスが…
今年、ヒヤシンスの水栽培をされた方は、実験感覚で試してみてくださいね。
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