ラグビーワールドカップ2023|ジャージのエンブレムや愛称に使われている植物12選

アバター画像

LOVEGREEN編集部

このライターの記事一覧

更新日 :

ラグビーワールドカップ2023のジャージのエンブレムや、各国チームの愛称に使われている植物12種類をご紹介!植物好きはそんなところにも注目してラグビー観戦を楽しむのもおすすめです。

目次

多くの出場国がエンブレムに植物を使っている

ラグビー

2023年ラグビーワールドカップ出場国20か国のうち9か国が、ジャージのエンブレムのモチーフに植物を使っているのを知っていますか?おしくも予選で敗退してしまったカナダを含めると、10か国になります。また、各国チームについている愛称にも、植物の名を取り入れている国がたくさんあります。

激しいぶつかり合いをして勇敢に戦うラグビー選手の胸に、美しい花や草木がモチーフのエンブレムが輝いていたり、代表チームに植物にちなむ愛称がついているのは植物好きからするととても興味深いところです。

各国のジャージのエンブレムや、チームの愛称に用いられている植物12種類を紹介します!

目次に戻る≫

桜(サクラ)|日本

樹高:5~10m 花期:3月~4月 サクラはバラ科の落葉高木です。サクラの中でもソメイヨシノは日本の春を代表するような花。サクラは街路樹のほか、公園、河原などあらゆるところに植えられています。サクラが満開になる季節には、用がなくても桜並木を歩きたくなります。春の花ばかりが注目されるようですが、秋の紅葉も美しい樹木です。

桜(サクラ)はバラ科サクラ属の総称。菊(キク)とともに日本を代表する花です。

日本代表のエンブレムには、桜(サクラ)が使われています。ラグビーの試合のときに着るユニフォームは、伝統的に「ジャージ」と言うため、桜のジャージと呼ばれています。

以前、日本代表の愛称は桜の英名Cherry blossomから「チェリー・ブロッサムズ」と呼ばれていましたが、後に強豪国相手に勇敢な戦いを見せたことがきっかけで「ブレイブ・ブロッサムズ(勇敢なる桜の戦士たち)」と呼ばれるようになったそうです。初代の桜のジャージのエンブレムは「つぼみ、半開き、満開」の3つの桜の花が描かれていましたが、現在は3つの桜の花が満開になっています。

 

目次に戻る≫

バラ|イングランド

赤いバラ 花言葉

バラは、バラ科バラ属の落葉性の花木。その豪華な美しさと芳香で花の女王とも言われます。イングラントの国花は、バラ(テューダーローズ)です。

ラグビーの発祥国イングランドの代表チームのエンブレムには、赤いバラが描かれています。チームの正式な愛称はないとされていますが、エンブレムの赤いバラから一般的には「レッドローズ」と呼ばれています。

 

目次に戻る≫

ヤシ|フィジー

ヤシの木

ヤシ類は熱帯から亜熱帯を中心に分布します。テーブルヤシなどの小さな種類から、ココヤシなどの大型の種類が観葉植物として親しまれています。

フィジー代表のエンブレムは、ヤシの木がモチーフになっています。愛称は、フライング・フィジアンズと呼ばれています。

 

目次に戻る≫

オリーブ|トンガ

オリーブ

オリーブは、モクセイ科オリーブ属の常緑高木。地中海地方の原産とされています。

トンガ代表のエンブレムには、海鷲(ウミワシ)とオリーブが描かれています。チームの愛称は「イカレ・タヒ」と呼ばれ、「イカレ」は鷲、「タヒ」が海を意味するので、合わせて海鷲(ウミワシ)という意味になります。

 

目次に戻る≫

レッドジンジャー|サモア

ジンジャー 花 赤

レッドジンジャーは、ショウガ科 ・ ハナミョウガ属の多年草。太平洋諸島に分布しています。鮮やかな赤色の花のように見える部分は「苞(ほう)」で、その中に小さな白い花が咲きます。同じショウガ科のクルクマに咲き方が似ていますが、クルクマの草丈は50cmくらいなのに対して、レッドジンジャーは2mにも生長します。レッドジンジャーは、サモアの国花です。

サモア代表のエンブレムは、南十字星の上にヤシの木、それを包むようにオリーブの葉が描かれているデザインが有名ですが、2023年のジャージの胸には、レッドジンジャーが描かれています。愛称はマヌ・サモアと呼ばれ、直訳すると「サモアの獣たち」という意味です。

目次に戻る≫

シルバーファーン|ニュージーランド

シルバーファーン

シルバーファーンは、ニュージーランドに自生する木のように大きく育つシダです。

ニュージーランド代表のエンブレムには、ニュージーランド固有種のシルバー・ファーン(銀シダ)が描かれています。シルバー・ファーンは、ニュージーランドの原住民であるマオリの人々の信仰の対象となっています。愛称は、オールブラックスと呼ばれています。

 

目次に戻る≫

ウェルウィッチア|ナミビア

ウェルウィッチア

ウェルウィッチアは、アフリカのナミブ砂漠に分布する裸子植物。寿命がとても長く「生きている化石」と呼ばれることもあります。別名は、サバクオモト(砂漠万年青)やキソウテンガイ(奇想天外)です。ウェルウィッチアは、ナミビアの国花とされています。

ナミビア代表チームの愛称は、ウェルウィッチアスと呼ばれています。

 

目次に戻る≫

キングプロテア|南アフリカ

プロテアは、南アフリカ原産のヤマモガシ科プロテア属の植物。ヒマワリ状の大型の花形で一輪だけでも圧倒的な存在感があり、中でもキングプロテアという品種はとても大きく見ごたえがあります。南アフリカの国花は、キングプロテアとされています。

南アフリカ代表チームのエンブレムには、キングプロテアが描かれています。愛称は、南アフリカを代表する動物であるスプリングボック(鹿のような動物)が由来でスプリングボクスと呼ばれています。

 

目次に戻る≫

シャムロック|アイルランド

クローバーとシャムロックの違いとは?

シャムロックは、アイルランドの国花として知られています。特定の植物名ではなく三つ葉の総称で、クローバーやカタバミなど、小葉が3つの植物をまとめてシャムロックと呼んでいるそうです。

アイルランド代表チームのエンブレムは、シャムロックがモチーフになっています。

 

目次に戻る≫

アザミ|スコットランド

初夏に咲く花|ノアザミ

アザミはキク科アザミ属の多年草で、紫、ピンク、白などの花を咲かせます。葉には深い切れ込みがあり、棘もあります。アザミはスコットランドの象徴や国花とされています。

スコットランド代表のエンブレムには、アザミが描かれています。

 

目次に戻る≫

樫(カシ)|ルーマニア

樫 カシ 葉

樫(カシ)は、ブナ科コナラ属の一部の植物の総称。どんぐりのなる木として親しまれ「樫の木」とひとくくりに呼ばれることが多いです。 樫(カシ)は外国ではオークとも呼ばれます。

ルーマニア代表のエンブレムは、樫(カシ)の葉がモチーフになっていて、愛称はオークスと呼ばれています。

 

目次に戻る≫

カエデ|カナダ

カエデ メイプルリーフ

カエデは、ムクロジ科カエデ属 の広葉樹の総称です。カエデの葉(メイプルリーフ)をあしらったカナダの国旗がありますが、転じてそれがカナダの国そのものを象徴することが多いです。 

カナダの代表チームのエンブレムは、国旗にちなんでカエデの葉(メイプルリーフ)が描かれています。愛称はメイプル・リーフスと呼ばれています。

 

ラグビーワールドカップ代表チームのエンブレムや愛称についてご紹介しました。それぞれの国の歴史や国花、風習、環境にちなんだ植物がモチーフとされていてとても面白いですね。

目次に戻る≫

▼編集部のおすすめ

 

▼366日誕生花一覧


▼素敵な花言葉一覧

 

LOVEGREEN(ラブグリーン)メールマガジン会員募集中!

関連ワード

今月のおすすめコンテンツ

「ラグビーワールドカップ2023|ジャージのエンブレムや愛称に使われている植物12選」の記事をみんなにも教えてあげよう♪

アバター画像
LOVEGREEN編集部

LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。育て方の記事や、編集部としての取材記事やオフィシャル情報などを配信。

このライターの記事一覧