「ニーム」の植え替えをしてみた。管理・増やし方は?
LOVEGREEN編集部
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虫除け効果が期待できるということで話題の植物「ニーム」。
インドが原産のセンダン科の常緑樹です。
インドでは5000年以上も前から愛用されているそうです。
別名インドセンダンでも流通しています。今回はニームの管理などについてです。
ニームを植える
ニームの植え付け・植替えの適期は5月・6月。鉢植えの場合はひと回り大きめの鉢に植えつけます。
【用意するもの】
・鉢(苗よりひと回りくらい大きいもの)
・鉢底石 ・鉢底ネット(素焼き鉢の場合)
・スコップ
・土
ニームは水はけのよい土を好みます。
自分で配合する場合は赤玉(中粒)7に腐葉土3など、水はけがよくなるようにしましょう。
市販のハーブの土か観葉植物の土でもよいでしょう。
今回は市販のハーブの土に赤玉(中粒)をブレンドしてみました。
①鉢に鉢底ネットを張って、鉢底石を入れておきます。
②ポットから苗を抜きます。
このとき、葉や茎がポキっと折れないように気をつけましょう。
③根鉢は崩さずに新しい鉢へ
あまり根鉢は崩さないように鉢へ入れます。
④土を鉢に入れ植えつけます。
苗の隙間を土で埋めていきます。
植える時は上まで土を入れずに、鉢上1センチくらいのスペースを作りましょう。
植えつけたあとにお水をたっぷりと与えて完了です。
ニームの管理
ニームを元気に育てるためのポイントです。
日当りのよい場所で管理しよう
ニームは暖かい地方で育ったため、寒さには非常に弱いです。
日当たりのよい場所に置きましょう。
春~秋は、日当たりがよければ外で育てることは可能です。冬は室内で管理してください。
日当たり・置き場所は?
冬場は室内に取り込もう
日当りと風通しのよい場所で管理しましょう。
ニームはインドが原産地の植物なので、乾燥と暖かい環境で育ちます。逆に冬の寒さにはそんなに強くありません。寒さにあてると枯れる原因にも。冬場は昼間の暖かい時間は庭に出して日に当てています。基本、室内に取り込んで管理しています。
水やりは?
土が乾いてからたっぷりと
土の表面が乾いたら、鉢底から流れでるくらいたっぷり水を与えます。
乾燥気味を好むので、土の表面が乾いてから後に与えるくらいでもよさそうですね。
冬は控えめにして管理しています。乾いてから2、3日経ってから与えるくらいでもよいでしょう。
肥料は?
5月~秋にかけて緩効性肥料を
成長期に緩効性肥料を規定量施しましょう。冬場は休眠期のため与えないようにしましょう。
剪定
ニームは縦に伸びていきます。
横に枝を付けたい場合や、葉や枝が込み合ってきたら剪定してもよいでしょう。私は大きくしたいのでそのまま楽しんでいます。
育てて半年。特に虫もつかず元気に成長しています。ぜひ、育ててみてくださいね。
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