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「あ」からはじまる植物1-20件 / 全85件

アエオニウム

  • アエオニウムは、冬生育型の多肉植物です。北アフリカなど穏やかな気候の地域に約40種類が分布し、園芸品種も多く存在します。多くは茎の先にロゼット状の葉が展開し、まるで花が咲いているような株立ちで上に伸びて生長していきます

    アエオニウムは、種類によって茎が伸びない小ぶりな品種から大型になる品種まであります。葉の色も様々で、黒いものから斑入りの品種、赤く色づくものもあり、同じ属の中で色、形、大きさが様々な多肉植物です。

    冬型の多肉植物ですが、寒さにやや弱く、高温多湿にも弱い特徴があります。反面、みずみずしい多肉の葉を持っているので、乾燥には強く水やりを多く必要としません。品種によっては寄せ植えのメイン、またはアクセントとしても活躍します。

アイスプラント(アイスプランツ)

  • アイスプラントは、塩を隔離するための細胞が葉の表面にあり、それがツブツブとして凍ったように見えることから名前がつきました。この凍ったように見える粒は、ブラッター細胞と呼ばれる葉の一部で、カリウムやマグネシウム、レチノールなどの土壌から吸収したミネラル分を豊富に含み、リンゴ酸やクエン酸、ミオイノシトール、ピニトールなどを含み、メタボ対策野菜としても近年注目を浴びています。

    アイスプラントは、ヨーロッパ、西アジア、アフリカ原産で、乾燥に耐えるとともに、耐塩性が高い塩生植物の一つであり、海水と同程度の塩化ナトリウム水溶液中でも水耕栽培が可能です。 塩生植物の他の農作物としては、干拓地の土壌の塩分を抜くために栽培することができる木綿や、甘みを増すためにあえて塩分を含んだ土壌で栽培する塩トマトなどがあります。 

    もともとアイスプラントが日本で出回るきっかけになったのも、有明海沿岸の塩害対策に役立てようと、佐賀大学農学部が持ち込んだのがきっかけだそうです。 その後、生食で塩味がするという最大の特徴を生かした特産物に育てようと栽培研究が進められ、市場出荷に至ったようです。まだまだ日本での歴史は浅いため、今後の品種改良にも注目したい野菜のひとつです。

    アイスプラントは多肉植物

    野菜として紹介してきたアイスプラントですが、サボテンのような多肉多汁組織をもつ多肉植物としての一面もあります。 同じハマミズナ科の植物として、ハナツルクサ カルポブローツス・エドゥリス などがあります。

アイスランドポピー

  • アイスランドポピーは、細い茎の先に、薄紙のような花びらの花を咲かせます。切り花の「ポピー」という名で出回っているものは、このアイスランドポピーです。

    アイスランドポピーはケシ科の多年草で、寒冷な気候の地域に分布し、山岳地帯の岩場、砂地の草原などに自生しています。日本には大正時代初期に渡来し、春の花壇を彩る花として親しまれています。本来は多年草ですが、日本の夏の高温多湿にとても弱く枯れてしまうため、秋まきの一年草として扱われています。

    アイスランドポピーはシベリアで発見されたことにより、シベリア雛罌粟(シベリアヒナゲシ)と呼ばれていましたが、アイスランドポピーが発見されたシベリアの気候がアイスランドに似ていることから、アイスランドポピーと呼ばれるようになりました。

    同じケシ属の近縁種には、ヒナゲシ(シャーレーポピー)やオリエンタルポピーがあります。アイスランドポピーは寒冷地に分布していることから、それらの近縁種より開花する時期が早いのが特徴です。ヒナゲシは茎を分枝させて花を咲かせるのに対して、アイスランドポピーの茎は分枝せず、一本の茎に一輪の花が咲きます。また、ヒナゲシには伸びた茎に葉が付きますが、アイスランドポピーは分枝せずに株元から茎を伸ばすため、茎に葉がありません。

    国内にはアイスランドポピーの花畑が観光名所となっているところもあります。カラフルな色のアイスランドポピーが一面に咲いている姿はとても美しく見事な光景で人気です。

アネモネ

  • アネモネは分枝性の塊茎をもち、草丈2540cmになるキンポウゲ科の多年草で、直立して直径10cm前後の花を咲かせます。アネモネの花びらに見える部分は、がく片です。

    和名はボタンイチゲ(牡丹一華)やハナイチゲ(花一華)といいます。

    アネモネはまだ花の少ない2月下旬ごろから5月頃までと開花期が長く、赤、白、ピンク、紫や青など豊富な花色や一重だけでなく半八重や八重など花形の異なる多くの品種があり、切り花や花壇で広く栽培されています。性質は日当たりを好み、寒さに当てないとつぼみができない性質があるのでの冬も屋外で育てましょう。

    アネモネの品種は、100品種以上あり、毎年のように新しい品種ができています。以前は、発色のよい色が中心でしたが、最近はパステル系の複色系の品種もあり、花のサイズも大輪のものから小輪のものまで豊富に揃います。園芸用以外に、切り花としても春を代表する球根花です。

小豆(アズキ)

  • 小豆(アズキ)の原産地は東アジアで、古くから日本にとても親しみのある一年草です。寒さに弱く、温暖な気候を好みます。霜にも弱いため、種をまくときには地温が10℃を超える頃にならないと、上手に発芽しません。

    小豆(アズキ)は、地域の気象条件や栽培時期に適した品種を選ばなければ、実がしっかりつきません。そのため、地域の園芸店、ホームセンターなどで扱っている種子を選ぶと、間違わずに購入することができます。

    小豆(アズキ)の品種は、大きく分けると「夏小豆型品種」「秋小豆型品種」「中間型品種」の3つに分けられます。

    夏小豆

    栽培期間中の平均気温の累積が一定レベルに達すると、開花がはじまる性質です。沖縄を除き全国で栽培されます。

    秋小豆

    日の長さが一定時間なると開花する、短日植物の性質を持っています。主に、西日本で栽培されます。

    ※短日植物…日照時間が短くなると花が咲く植物のこと。

    中間型小豆

    字の通り夏小豆と秋小豆の中間の性質で、中部地方の山間部、東北地方で栽培されています。

    小豆(アズキ)の日本での産地は、北海道が80%を占めており、ほとんどが和菓子用のあんに用いられます。他には赤飯、ようかん、甘納豆、汁粉などに使用されています。

    小豆(アズキ)という名前の由来は、江戸時代の学者・貝原益軒が「あ」は「赤色」、「つき」「ずき」は「溶ける」という意味があったことから小豆(アズキ)になったなど、諸説存在します。小豆(アズキ)の歴史も古く、中国の世界最古の薬学書の中にも、小豆(アズキ)が登場します。日本でも、古来小豆(アズキ)は薬として使用されていました。

アサギリソウ

  • アサギリソウは、細かい繊細なシルバーリーフが美しい多年草。「アサギリソウ」の名前の由来は、朝霧が煙っているように見える、こんもりとした銀色の草姿にあるそうです。株がある程度育つと、ヨモギの花に似た形の黄緑色の花を咲かせます。草丈は20~30㎝ほどで、株幅は50㎝以上になることがあります。高温多湿が苦手な性質ですが、適した環境であればこんもりと茂り、美しい草姿を楽しめます。どちらかというと、花よりも葉の色や草姿を楽しむ植物です。

アリウム・シュベルティ

  • アリウムはたくさんの種類があって、大輪から小輪まで様々です。中でもアリウム・シュベルティの花は、超大輪のアリウムです。1本の茎から小さな花が集合する形状の花の直径はバスケットボールサイズくらいになります。花火のような見た目の花は、庭に植栽すると目を引く存在です。

    アリウム・シュベルティは切り花にしてもとても長持ちするため、生花としても流通しています。

アケビ(木通)

  • アケビは日本の山野に自生する落葉ツル性木本です。花がとてもかわいらしく、葉の色も明るく美しいことから、最近はツル植物として庭の植栽としても用いられるようになっています。

    花は雄花と雌花で分かれて咲き、花の色は紫色や薄紫色、白色などがあります。三枚の花びらは実は萼片で、半透明で厚みがあり、蝋細工のような光沢があります。近づくと、ほんのりと芳香がするのも特徴です。

    雄花と雌花の見分け方は、3枚の花びらの中心部が球状に包まるようについていれば雄花であり、花自体が大きく、中心部が放射状に広がっているのであれば雌花になります。

    果実は薄紫色や紫色で、10cm程度の瓜の様な形をしており、熟すと果皮が割けて白色のゼリー状の果肉を覗かせます。果肉の中にある無数の黒いものは種です。果肉には甘みがあります。果実が実るまでは、一般的には3年と言われています。この甘い果肉を鳥が食べて、中の小さな種を吐き出すことから、遠くまで子孫を残すことに成功しているといわれています。

    アケビは1本では結実しにくいという特徴があり、公園や山野で、花や葉は見かけるのに果実にはお目にかかれないということがよくあります。

    アケビの仲間にはミツバアケビ(A. trifoliata)があり、こちらはが少葉が3枚で、雄花がブドウのように縦に連なって咲きます。他にもゴヨウアケビという種類は、アケビとミツバアケビの雑種と言われています。

アナベル

  • アメリカアジサイやセイヨウアジサイの別名を持つアナベル。アジサイの仲間の落葉性低木です。

    アナベルは寒さ、暑さに強く育て方も容易で、初夏に20~30cmの大きな花が開花します。花の色は最初はグリーン、咲き進むにしたがって白くなる色の変化も素敵で、とても人気のある品種です。草花とも相性がよい色合いのため、最近のガーデンにも植栽されています。

    アナベルは鉢ものの他、切り花としても出回っていて、切り花やドライフラワーとしても利用されています。

アジサイ(紫陽花)

  • アジサイは、日本原産の落葉低木です。日本原産のガクアジサイが西洋に渡り品種改良を重ねられ、西洋アジサイとして日本に逆輸入されてきました。

    最近は西洋アジサイ、ガクアジサイともに、品種、形、色の種類が豊富にあります。次々に新品種が登場してくるので、追いつけないほどです。アジサイの育て方は、翌年も花を咲かせるための剪定にコツがありますが、基本的には簡単です。一度植え付ければ、長い間花を楽しめる寿命の長い植物で年々花数が増えて見事な株になります。

    最近ではアジサイは鉢花、切り花の他、ドライフラワーとしても人気があります。

    ▼紫陽花の切り花も活けやすいフラワーベース

朝顔(アサガオ)

  • 朝顔は朝に咲くと言いますが、実は夜明け前から花は開いていきます。花の色は青や紫、中にはピンクがかった色や複色などさまざまな品種があります。花の形は円錐形で、ラッパの先端のように開きます。花開いたあとは、内側に籠る様にして閉じていきます。

    江戸時代の育種により、朝顔の変異体である「変化朝顔(ヘンカアサガオ)」が誕生しました。つるが伸びない「木立」、細かいひだ状の花弁が細く筒咲の「南天」など、葉や花の形が違う、これが本当に朝顔なの?と疑うほど様々な変化朝顔が栽培されていました。

    木立 朝顔

    木立

     

    他に「西洋アサガオ」も8月以降から霜のころまで長く咲き続けるため、とても人気があります。葉は丸葉で、さわやかな空色をした花です。生育がよいため「緑のカーテン」にも適している品種です。

    西洋アサガオ

    他に「西洋アサガオ」も8月以降から霜のころまで長く咲き続けるため、とても人気があります。葉は丸葉で、さわやかな空色をした花です。生育がよいため「緑のカーテン」にも適している品種です。

アッツザクラ(アッツ桜)

  • アッツザクラは南アフリカ原産の球根植物です。アッツ島原産と誤解されがちですが、アッツ島の原産ではありません。アッツザクラは球根植物ですが、球根は直径1㎝程度と小さめです。球根の状態よりも、主にポット苗や鉢で開花した状態のものが流通しています。

    アッツザクラの花は春から梅雨前に開花します。花色は白、ピンク、濃いピンクがあります。草丈は5~15cm程度と低く、花も2~3㎝程度と小ぶりな花なので、寄せ植えや花壇の縁などに使いやすい花材です。

    和名はアッツザクラですが、桜の花びらが5枚なのに対し、アッツザクラの花びらは6枚です。アッツザクラの花の特徴は、花の中心部に雄しべと雌しべが見えないというところです。これは花びらが曲がっていて中心部が奥まっているので中が見えない構造になっているからです。雄しべと雌しべは花の中心部の奥に隠れるように存在しています。

     

アイビー

  • アイビーはウコギ科キヅタ属に分類されるツル性植物で、属名のヘデラの名前でも流通しています。葉の模様が様々あり、白い斑が入っているものやグレーやライトグリーンなどのマーブル模様の葉などがあります。アイビーは性質も非常に強健で屋外で難なく越冬することができます。そのためグランドカバープランツとして使用されることもあります。

    また、地面に植えたアイビーは家屋の壁に活着し、外壁を覆いつくしてしまうこともあります。アイビーは水耕栽培でも育てることが出来るため、いろいろな模様のアイビーを少量ずつビンやビーカーなどに水挿しにするとインテリアにもなります。アイビーは耐陰性もあるため、出窓のある洗面所などに置くこともできます。

アスパラガス・セタケウス

  • 観葉植物の中でもメジャーなアスパラガス。広域に分布しており、100種以上あると言われています。ホームセンターや園芸店などでよく見かけるのはアスパラガス・セタケウス(Asparagus setaceus (syn. A. plumosus))という品種で、南アフリカ原産です。オオミドリボウキという和名で流通することもあります。

    葉に見えている部分は葉柄という葉と茎を繋げている部分が変化したもので、仮葉と呼ばれています。

アーモンド

  • アーモンドは樹高5m程になるバラ科モモ属の落葉高木です。アーモンドの花は葉よりも先に展開し、3~4月にかけて桜に似た3cmほどの花を枝いっぱいに咲かせます。花色は濃いピンクから白色で花びらの先に小さな切れ込みがはいっており、アンズや桃の花によく似ています。

    アンズやウメ、モモの近縁種ですが果肉は薄く食用にはできません。私たちが通常アーモンドと言って食べているのは種子の殻の内側の「仁」と呼ばれる部分です。

    日本で流通しているアーモンドのほとんどがアメリカのカリフォルニアから輸入されています。アメリカ以外では地中海沿岸の国々やオーストラリアでも栽培されています。アーモンドは湿度が苦手で乾燥を好む植物です。栽培地は開花から収穫までほとんど雨が降らない乾燥した環境なので、木についたまま成熟、収穫できます。

    アーモンドの実は梅雨や台風が多い日本の気候ではあまりたくさんは収穫できません。ほとんどの実が落ちたり腐ったりしてしまいます。うまく8月中旬ごろまで木に付いたものがあれば、徐々に果肉部分が割れてきますので果肉を取り除いて殻付きのまま4~5日陰干しします。アーモンドは果肉部分が割れたらすぐに収穫しないと、カビが生えたり虫が入って食べられなくなるので注意しましょう。アーモンドの食べ方は、硬い種子の殻を割って中の仁を取り出し、フライパンで炒って食べます。

アイリス

  • アイリスはアヤメ科アヤメ属の総称です。アイリスの仲間は世界に約170種あり、その中の何種かは日本にも自生しています。アイリスは地下に球茎を作るという特徴があり、球根植物として扱われる多年草です。

    通常アイリス(アヤメ)というと春から初夏にかけて湿地に咲く花というイメージですが、一概に湿地に咲くものばかりではありません。日本に自生するアイリスの中でも有名なアヤメ(Iris sanguinea)や、ジャーマンアイリス(Iris germanica Hybrid)などは、やや乾燥した草地を好みます。アヤメとよく似たカキツバタ(Iris laevigata)は浅い水辺を好みます。

    アイリスというと、アヤメ(Iris sanguinea)、カキツバタ(Iris laevigata)、ジャーマンアイリス(Iris germanica Hybrid)など、様々な種類があり、その性質や特徴も多様です。

     

     

アロマティカス

  • アロマティカスはとても香りのよい多肉質のハーブで、ハーブティーや料理に大活躍します。アロマティカスの葉は表面が細く柔らかい毛でびっしりと覆われています。多肉植物のコーナーで売られていることもあり、他の多肉植物と同様に水を控えめにして育てます。比較的乾燥には強く、病気や害虫も付きにくいので育てやすく、見た目もかわいらしいことから人気があります。

アンズ(杏子)

  • アンズ(杏)は、バラ科の落葉小高木で、ヒマラヤ西部からフェルガナ盆地にかけての地域が原産です。ウメと似ていますが、ウメと比べると樹形は桜のように直立で、樹皮には縦の筋が入ることや、また萼片が反り返るため区別することができます。ウメと同じく花びらは5枚で、花びらの形は丸いです。アンズ(杏)の結実は6月ころで、直径3cmくらいの種が中心にあるオレンジ色の実をつけます。果実は生食もできますが、足が早く痛み易いため、ジャムやシロップなどの加工品がたくさんあります。種の中身は仁といい、中国料理でおなじみ「杏仁豆腐」の原料として古くから利用されています。

アスプレニウム

  • アスプレニウムは主に熱帯~亜熱帯地域に多く分布しているシダ植物で、約700種存在すると言われています。日本ではオオタニワタリなどが沖縄などに分布しています。その他園芸品種として良く流通するものとしてエメラルドウェーブやアビスというものがあります。いずれも基本的には常緑のシダ植物で、半日陰~日陰を好みます。また、オオタニワタリなど一部のアスプレニウムは新芽を食用とする場合があります。

アルテルナンテラ

  • アルテルナンテラは200種ほどが世界各地に分布するヒユ科の植物で、そのほとんどは亜熱帯~熱帯アメリカに集中しています。

    かつて「アキランサス」と呼ばれていた植物たちも、現在は統合されアルテルナンテラ属の一員です。

    園芸品種も数多く作出されており、赤や黄色など鮮やかな葉をつけるため庭に植えるカラーリーフプランツとして人気で、代表的な園芸品種としてはアルテルナンテラ・レッドフラッシュなどがあります。

    本来は多年草ですが、熱帯地方に分布するため冬を越せないものが多く、基本的には一年草として扱われていることがほとんどです。

    しかし中にはツルノゲイトウ(A. sessilis)などのように、帰化植物として日本に定着した種類もあります。

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