ルリマツリ（プルンバゴ）の育て方｜花をたくさん咲かせるコツ

ルリマツリ（プルンバゴ）は、爽やかなブルーの花を春から秋まで繰り返し楽しめる丈夫で育てやすい植物です。花径2～3㎝程度の花を多数、手毬状に咲かせとても人気があります。育てるコツを覚えて可愛い花を次々咲かせましょう。

目次

• ルリマツリ（プルンバゴ）とは
• ルリマツリ（プルンバゴ）の育て方
• ルリマツリ（プルンバゴ）の花を次々咲かせるコツ
• ルリマツリ（プルンバゴ）がかかりやすい病害虫
• ルリマツリ（プルンバゴ）のまとめ

ルリマツリ（プルンバゴ）とは

ルリマツリは、イソマツ科の半耐寒性常緑低木で、開花期は5月～10月です。別名プルンバゴとも呼ばれます。花色は、青紫と白があります。日がよく当たり、風通しと水はけの良い環境を好みます。

樹高は、50cm～3mです。半つる性なので、背が高くなってくると枝先が少し垂れてきます。支柱やトレリス、庭の柵などにやわらかくよりそって大きく育っている姿をよく見かけます。

ルリマツリの花言葉は「いつも明るい」「ひそかな情熱」です。

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ルリマツリ（プルンバゴ）の育て方

置く場所

屋外の日がよく当たる、風通しが良い場所で育てます。日があまり当たらないと、花付きや生育が悪くなります。関東以西の温暖な地域では、戸外で冬越しが可能です。霜が降りる地域は、室内に取り込みましょう。

水やり

地植えの場合は、しっかり根付いた後の水やりは雨にまかせます。夏に雨が降らずに日照りが続くときは水やりしましょう。

鉢植えの場合は、土の表面が乾き始めたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり水やりします。真夏の水やりは、朝または夕方涼しい時間帯に行いましょう。真夏の日中に水やりすると蒸れてしまうのでおすすめしません。

一方、冬は地上部が枯れますが、根は生きているので忘れずに水やりします。冬の水やりは寒い時間帯だと根が凍ってしまうので、暖かい時間帯に行いましょう。冬はやや乾燥気味で大丈夫です。

肥料

肥料は植え付け時に元肥を混ぜ込み、5月～10月の花が次々と咲く期間は適宜追肥しましょう。冬は必要ありません。　

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ルリマツリ（プルンバゴ）の花を次々咲かせるコツ

これはルリマツリの蕾です。今から咲き出します。

パラソルを閉じているような姿の蕾がふっくらとしてくると次々と花開き、丸くまとまって咲きます。

咲き終わった花がらはこんな形をしています。

ルリマツリの花を次々と咲かせるためには、咲き終わった花がらを早めに取ることが大切です。ハサミを使って、咲き終わった花をこまめに摘み取りましょう。

これから咲く蕾を花がらと間違えてカットしないように気を付けます。

大きくなりすぎて困る場合は、枝をかなり短く切り詰めても大丈夫です。節々からよく芽を出してくれます。

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ルリマツリ（プルンバゴ）がかかりやすい病害虫

ルリマツリはそれほど病害虫の心配はありませんが、まれにアブラムシやハダニが発生することがあります。アブラムシやハダニは植物の栄養を吸い取ってしまうため、植物の生育が悪くなります。見つけ次第すぐに対処しましょう。

ハダニは高温乾燥期に発生しやすく、水が苦手です。夏の涼しい時間帯に水やりをする時、葉と株全体に水をかけてあげるとハダニの予防になります。

▼アブラムシの駆除についてはこちら

▼ハダニの駆除についてはこちら

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ルリマツリ（プルンバゴ）のまとめ

ルリマツリを育てる時に大切なポイントは4つです。このポイントをしっかりおさえて、ルリマツリの美しい花を次々と咲かせましょう。

1．日当たりと風通しの良い場所で育てます。

2．鉢植えの場合、春～秋は土が乾き始めたらたっぷり水やりを行い、冬はやや乾燥気味に水やりを続けます。

3．花が次々と咲く時期は、適宜適量の追肥をしましょう。

4．咲き終わった花はハサミで早めに摘み取りましょう。

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グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定２級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。