サルビアの育て方!日々の管理と切り戻し剪定

金子三保子

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サルビアは、初夏から秋までたくさん長く咲く夏の花、暑さに強く性質も強いので夏の花壇や寄せ植えにおすすめです。サルビアの育て方や、長く花をたくさん咲かせるための切り戻しなどをご紹介します。

サルビアは、とても種類が多く、ハーブのセージもサルビアの仲間なので、すべてのサルビアの品種の数は数百品種あります。毎年のように新品種が出てくるので、その数は増えるばかりです。たくさんある中から、今回はサルビアの日々の育て方とブルーサルビアの切り戻し剪定をご紹介します。

目次

サルビアは種類が豊富

サルビアの入手方法

サルビアを育てる環境

サルビアの日々の管理

サルビアの切り戻し剪定

サルビアの冬越し

 

サルビアは種類が豊富

サルビアは、宿根性、1・2年草まで、品種がとにかく豊富です。昔からあるサルビアと言えば、燃えるような赤い花をつけるブラジル原産の「スプレンデンス」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。最近のサルビア・スプレンデンスは、赤の他、白、ピンク、紫系濃淡など、色がとても豊富になりました。

今回ご紹介するブルーサルビアや赤いサルビア「スプレンデンス」は、もともとは原産地では宿根草ですが、耐寒性がないため、日本では1年草として分類されています。ただ、寒さよけさえ確保できれば、越冬する可能性も秘めている植物です。これらのサルビアは、開花期間が5月~10月(東京だと11月くらいまで咲いていることも)と半年も咲いてくれる上、暑さに強い性質で育て方も簡単なので、夏から秋にかけての花壇材料によく使われ、公園や街路などの公共花壇でもよく用いられます。

サルビア・スプレンデンス

サルビア・スプレンデンス

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サルビアの入手方法

最初にご紹介した通り、サルビアは数百品種もあり、1年草、宿根草など様々です。その品種によって種まきできるもの、挿し木での繁殖が一般的なものなどがあります。1年草扱いのサルビアは、種まきをするか、ポット苗で購入するのが一般的です。

最初にご紹介した通り、サルビアは数百品種もあり、1年草、宿根草など様々です。その品種によって種まきできるもの、挿し木での繁殖が一般的なものなどがあります。1年草扱いのサルビアは、種まきをするか、ポット苗で購入するのが一般的です。

種まき

たくさんのサルビアの苗が必要な場合は種をまきます。サルビアは、熱帯が原産の植物なので、気温が上がらないと発芽しないので、種まきの時期は4月下旬~5月上旬がまき時です。育苗トレーのような箱に種をまき、本葉が2~3枚の頃にポット苗に移植します。ただし種で育てると、4月下旬~5月上旬に種をまくと、開花が梅雨の頃になってしまう可能性があるので、種まきは育てるのに慣れてきた中級ガーデナー向きです。

サルビアの苗の流通

ブルーサルビア  サルビアの苗は、4月後半くらいから出回りだします。葉っぱが生き生きとして、つぼみがたくさんついたサルビアを選びましょう。

ブルーサルビア

サルビアの苗は、4月後半くらいから出回りだします。葉っぱが生き生きとして、つぼみがたくさんついたサルビアを選びましょう。

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サルビアを育てる環境

日当たり

サルビアは、日当たりと風通しがよく、水はけがよい場所に植えます。

地植えのサルビアは、酸性の土を嫌うので有機石灰を入れて中和するのも対策のひとつです。

鉢植えのサルビアは、草花用の培養土、もしくはハーブ用の土で問題なく育ちます。開花期間が長いので、かならず元肥を入れましょう。

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サルビアの育て方・日々の管理

水やり

土の表面を見て、渇いたらたっぷりと与えます。サルビアは、水切れを起こすと、下の葉っぱがボロボロと落ちてしまうことがあります。完全に水切れを起こさないように注意しましょう。

肥料

サルビアは開花期間が長いので、定期的に肥料を施します。サルビアの肥料は、固形、液体、どちらでも大丈夫ですが、それぞれの肥料の使用頻度を守って追肥しましょう。真夏は肥料を控えめにします。

病害虫

サルビアは比較的病害虫には強く、手間のかからない草花ですが、アブラムシにやられることがあります。アブラムシは肥料の窒素分が多いとつきやすくなるので注意しましょう。

サルビアは、毎日手入れができない公共スペースの花壇素材になるくらいなので、病害虫には強いです。サルビアに限らず、草花が病害虫にやられやすくなるのは、肥料のあげすぎ、もしくは足りない、水切れ、日照不足などで、株自体が弱ってしまった時に発生しやすい傾向があります。

サルビアの花ガラ摘み

ブルーサルビアの苗で花ガラ摘みの方法をご紹介します。

終った花(花ガラ)は、まめに剪定しましょう。
線を引いた部分で剪定をします。

終った花(花ガラ)は、まめに剪定しましょう。線を引いた部分で剪定をします。

サルビアの次の花の芽は、今、咲いている花の両脇につきます。(〇印の部分)終わった花ガラをまめに取り去って、次の花にエネルギーが回るようにします。

サルビアの次の花の芽は、今、咲いている花の両脇につきます。(〇印の部分)終わった花ガラをまめに取り去って、次の花にエネルギーが回るようにします。

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サルビアの切り戻し剪定

ブルーサルビア  品種によって差はありますが、ほとんどのサルビアは半年近く開花する草花ですが、夏の暑い間も咲かせ続けると株が疲れて秋に弱り気味になるときがあります。普通の育て方をしていても十分たくさんの花は楽しめますが、あえて8月ごろに切り戻しをすると、切ったところから脇芽ができて茎数の多い株姿になり、秋に美しく帰り咲きます。

ブルーサルビア

品種によって差はありますが、ほとんどのサルビアは半年近く開花する草花ですが、夏の暑い間も咲かせ続けると株が疲れて秋に弱り気味になるときがあります。普通の育て方をしていても十分たくさんの花は楽しめますが、あえて8月ごろに切り戻しをすると、切ったところから脇芽ができて茎数の多い株姿になり、秋に美しく帰り咲きます。

サルビアの切り戻し剪定のやり方

8月ごろ、サルビアの株を全体的に半分くらいに切り戻します。

真夏の間の数週間は花がなくなりますが、一番シビアな夏の暑さにエネルギーを温存し、秋に充実した株になります。切ったところから脇芽ができるので、たくさんの花が咲くのです。

初夏早くから植えこんだサルビアは切り戻しをすることをおすすめします。ただし、9月以降に大きな切り戻しをすると、秋に花が間に合わないので秋以降は通常の花がら摘みをするようにします。

今回はブルーサルビアでご紹介しましたが、開花期間が長いサルビア、セージの品種はブルーサルビアと同じように切り戻しをすると長くたくさんの花を楽しめます。

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サルビアの冬越し

赤いサルビア、「スプレンデンス」や、ブルーサルビアは、日本では1年草扱いです。ただし、暖地だと越冬できる場合もあります。試してみる方は、地際で切り詰めて管理します。

サルビアでも宿根サルビアは、耐寒性が上記の品種よりあるので、冬越しをすれば年々見事な大株になります。宿根サルビアの冬越しは、地際で切り詰めておけば、春に新しい芽が芽吹きます。

とにかくたくさんん品種があるサルビア、購入したサルビアが、「1年草なのか宿根草なのか」、「耐寒性はあるのか」を調べて、冬越しできるかを調べることが大切です。

宿根サルビア

宿根サルビア

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サルビアは、花がら摘みと切り戻しをすると、半年以上咲き続ける草花です。初夏から植えたサルビアが少しお疲れ気味だったら切り戻してみてください。

サルビアは、花がら摘みと切り戻しをすると、半年以上咲き続ける草花です。初夏から植えたサルビアが少しお疲れ気味だったら切り戻してみてください。

 

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サルビア

  • サルビアの仲間は熱帯から亜熱帯に分布し900種以上に及び、ハーブや観賞用として幅広く利用されています。サルビアは宿根性の種が多いですが一・二年草から木本性の低木になるものもあります。サルビアは19世紀初頭にヨーロッパに伝わり改良が進みました。耐暑性はありますが耐寒性は種によってさまざまで、多くのものは日当たりと水はけの良い環境でしかも乾燥しないところでよく育ちます。燃えるような赤い花をつけるブラジル原産の「サルビア・スプレンデンス」が最も一般的です。サルビアは暑さに強い性質や花期が長いことから夏から秋にかけての花壇材料によくつかわれ、公園や街路などの公共花壇でもよく用いられます。

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金子三保子
金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋・レコルトを設立。 花のギフトや装花・コーディネート、自身でスタイリングした花の撮影など、幅広く活動中。受け手が心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげない花や写真を提案している。 好きな植物は、草花、ハーブ、原種のクレマチスなど。ビオラは交配して自分の好みの色あいを作ったりもしている。色合わせがとにかく好き。

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