宿根ネメシアの切り戻しの時期ややり方|すっきりさせて株をリフレッシュ!

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金子三保子

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宿根ネメシアの切り戻しについて、時期ややり方を実例画像付きでご紹介します。

目次

宿根ネメシアとは?

宿根ネメシア

宿根ネメシアは、ゴマノハグサ科の多年草。-3℃以上の気温があれば、1年中開花する四季咲きの性質があります。開花期間が長いので、秋から初夏の寄せ植えに大活躍する草花です。

高温多湿に弱く、一年草として利用する方も多いと思いますが、上手に管理すれば夏越しも可能です。

▼宿根ネメシアの育て方

 

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宿根ネメシアの切り戻しの時期

夏越し

宿根ネメシアは暑さや蒸れに弱いため、梅雨入りの頃に切り戻しを行い、すっきりと風通しの良い状態にして夏を越すと、秋に再び開花が始まります。

切らずに放置すると、暑さと蒸れで株が弱り、枯らしてしまいがち。そろそろ梅雨かなと感じたらバッサリと切り戻しをしましょう。

花の見ごろが過ぎたころ

宿根ネメシアは、とても流通期間が長い花。園芸店で開花苗を見かけるようになるのは、パンジーやビオラと同じ時期の晩秋です。晩秋に購入した苗は、本格的な春になる前にひと通り咲き終わることが多いので、そのタイミングで軽めに切り戻しをしてみましょう。ただし、こまめに花がら摘みをしていれば、ずっと花が咲き続けていることもあるので、必ずやらなければならない作業ではありません。

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宿根ネメシアの切り戻しのやり方

宿根ネメシア 切り戻し

伸びきってボサボサの宿根ネメシアを切り戻します。

 

宿根ネメシア 切り戻し

全体的に株元で切り戻しました。切る位置は葉がある上でカットすれば、どこでも構いません。株元の木質化した茶色い部分を切ると、枯れこむことがあるので注意しましょう。

 

宿根ネメシア 切り戻し

カットしたところから新しい茎や葉が伸びます。

 

宿根ネメシア 切り戻し

株元に黄色い葉があるようなら摘み取ります。

肥料は、梅雨入りまでにまだ開花する時期なら与えましょう。夏越しの切り戻しの場合は、秋になってから与えます。真夏は、苗もお疲れモード。そんなときは肥料を与えず、水やりのみにした方が株が健康に育ちます。

 

宿根ネメシア 切り戻し

切り戻して1か月後。再び開花しました。

時期や株の状態にもよりますが、切り戻してから1か月~1.5か月ほどで再び開花します。定期的に切り戻しを行えば、きれいな状態でたくさんの花を楽しめるのでお試しください。

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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