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ラナンキュラスの球根の吸水方法【季節の庭仕事】

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金子三保子

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ラナンキュラスの球根の吸水処理についてご紹介します。チューリップやムスカリなどの球根は、購入してすぐに植え付けることができますが、ラナンキュラスやアネモネは植え付け前の準備が必要なタイプの球根です。

ラナンキュラス 球根 吸水

こちらは吸水前の球根。

ラナンキュラスは、同じ品種でも球根によって大きさに個体差があります。カラカラに乾燥しているため、いきなり植え付けると、場合によっては球根が腐ってしまうことも。そのため、植え付け前に「吸水処理」が必要です。

用意するものは、球根、吸水させるための器(イチゴパックなど)、バーミキュライトもしくは水ゴケの3点。(今回は水ゴケを使用)バーミキュライトや水ゴケがなければ、吸水性のあるティッシュやコットンなどでも代用可能です。

 

ラナンキュラス 球根 吸水

まずは器に水ゴケを入れて給水させます。水ゴケの準備ができたら、球根のお尻の部分を下にしてセットします。セットしたら風通しの良い涼しい場所で、水ゴケが完全に乾燥しないよう管理します。水分が多すぎると球根が腐るので注意しましょう。

 

ラナンキュラス 球根 吸水

吸水してから2日後

 

ラナンキュラスの球根の吸水処理

水を吸って茶色くなり、ぷっくりと大きくなりました。

いつまでもこのままにしておくと球根がカビるので、吸水したら植え付け作業に入ります。

 

ラナンキュラス 球根 植え付け

埋める深さ、間隔などは、品種によって若干違います。球根についている説明書きを必ず確認してから、植え付け作業に入りましょう。

植え付け終わったら水をたっぷりと与え、あとは芽が出るのを待ちます。鉢植えは、表面の土が乾いたら水を与えるのを忘れないようにしましょう。

やってみると簡単なので、ぜひ球根からトライしてみてくださいね。

▼バーミキュライトを使ってアネモネの球根を吸水し、開花までの様子をご紹介しています

 

 

 

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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