ラナンキュラスの球根の吸水方法【季節の庭仕事】
金子三保子
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ラナンキュラスの球根の吸水処理についてご紹介します。チューリップやムスカリなどの球根は、購入してすぐに植え付けることができますが、ラナンキュラスやアネモネは植え付け前の準備が必要なタイプの球根です。
こちらは吸水前の球根。
ラナンキュラスは、同じ品種でも球根によって大きさに個体差があります。カラカラに乾燥しているため、いきなり植え付けると、場合によっては球根が腐ってしまうことも。そのため、植え付け前に「吸水処理」が必要です。
用意するものは、球根、吸水させるための器(イチゴパックなど)、バーミキュライトもしくは水ゴケの3点。(今回は水ゴケを使用)バーミキュライトや水ゴケがなければ、吸水性のあるティッシュやコットンなどでも代用可能です。
まずは器に水ゴケを入れて給水させます。水ゴケの準備ができたら、球根のお尻の部分を下にしてセットします。セットしたら風通しの良い涼しい場所で、水ゴケが完全に乾燥しないよう管理します。水分が多すぎると球根が腐るので注意しましょう。
吸水してから2日後
水を吸って茶色くなり、ぷっくりと大きくなりました。
いつまでもこのままにしておくと球根がカビるので、吸水したら植え付け作業に入ります。
埋める深さ、間隔などは、品種によって若干違います。球根についている説明書きを必ず確認してから、植え付け作業に入りましょう。
植え付け終わったら水をたっぷりと与え、あとは芽が出るのを待ちます。鉢植えは、表面の土が乾いたら水を与えるのを忘れないようにしましょう。
やってみると簡単なので、ぜひ球根からトライしてみてくださいね。
▼バーミキュライトを使ってアネモネの球根を吸水し、開花までの様子をご紹介しています
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