エディブルガーデン12か月|10月の作業
古幡真恵
このライターの記事一覧
いちごにおすすめのコンパニオンプランツは?
にんにく
にんにくは様々な植物と相性が良い「コンパニオンプランツ」の代表格です。にんにくの強い香りが、アブラムシやネキリムシなどの害虫を遠ざけることができます。いちごと混植すると、病害虫を防ぐ効果が期待できます。
ホームセンターや園芸店などで「にんにく種球」を用意しましょう。にんにくはプランターでも簡単に育てられます。
いちごの伸びてきたランナーはどうするの?
植物を育てる上で、育てる品種も違えば、環境も違い、育てる人も違います。伸びてきたランナーの扱いについては、生産のプロの方、専門家の方の所説を取り入れて実験のようなつもりで育ててみてください。
ランナーを摘み取る説
いちごの実に栄養を取り入れ甘くするために、その時期に伸びてくる不要なランナーを摘み取るという考え方です。
ランナーは残す説
ランナーを放任することでいちごの苗の根を伸ばすという考え方です。というのも、植物の葉は、葉の広がりと同じように地中でも根を広げます。葉を増やすことで、光合成を増やし、いちごを甘くすることができます。
いちごの収穫後の株はどうするの?
いちご栽培の楽しいところは子株がどんどん増えることです。子株をたくさん育てて、いちご畑も夢じゃないかもしれません。
残す子株
今回育てたのが親株として、そこからランナーが伸びてきたものを子株といいます。
来年の収穫のために、親株から伸びた子株をポットで新たに育てましょう。
その際、一番目の子株は親株の病気などを強く受け継ぐ傾向があるので、二番目、三番目の子株を育苗していきます。また、小さすぎて貧弱な苗も取り除きます。
子株の育苗
ランナーで伸びてきた子株に、土を入れた育苗ポットを置いて根付かせます。
子株が浮いてしまう場合は、U字に曲げた針金などを使って土に活着させましょう。
10月にまいてほしい野菜の種
家庭菜園の9月の作業では「秋冬野菜はスタートダッシュが重要です」とご紹介してきましたが、今回おすすめしたい野菜の種は、あえて10月にまいてほしい種なんです。10月に種をまくからこそ、寒い冬を乗り切れるお豆たちをご紹介します。
※主に関東温暖地の栽培。種まきや収穫時期は品種にもよります。
ソラマメ
・種まき ~10月下旬頃まで
・収穫 5月~6月頃まで
スナップエンドウ
・種まき ~10月下旬頃まで
・収穫 4月~6月頃まで
さやえんどう
・種まき ~11月頃まで
・収穫 4月~6月頃まで
いかがでしたか?
これだけいちごを眺めていたら、いちごを育てたくなりますね。いちごは畑でも、プランターでも、袋栽培でも育てることができます。親株からランナーを伸ばし、子株で増やすことができるいちご栽培にみなさんも挑戦してみください。
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