やってみた!バジルを挿し木で増やせた方法
とまつあつこ
このライターの記事一覧
バジルの挿し木の方法
あらかじめたっぷり水をかけておいた挿し床に、指で土に穴をあけて挿し穂を1本ずつ挿します。葉が隣の挿し穂と重ならないようにします。挿し穂がぐらつかないように、まわりの土を軽くおさえます。(割り箸を使って挿し穴をつくると、手が汚れず便利です。)
土に穴をあけずにそのままバジルの茎を挿すと、茎が折れたり茎の切り口に負担をかけて弱らせてしまいます。挿し穴をつくってからバジルの茎を挿すことをおすすめします。
挿し終わったら、再度十分に水をあげます。
バジルが発根するまでの管理
直射日光があたらない明るい日陰に置きましょう。暗すぎる場所も良くありません。
挿し木直後の3日間ほどは毎日お水をあげます。それ以降はいつまでも水が多いと発根する前に挿し穂が腐ってしまう場合があるので、土が乾いてきたらたっぷあげましょう。乾ききってしまわないように管理します。置く場所と水の管理が一番大切です。
肥料は必要ありません。
根が出るまで心配ですが、引っ張って抜いてしまったりせずにちょっと我慢して様子を見守りましょう。
バジルの発根後の鉢上げ
挿し木がうまくいくと2週間くらいで発根するので、それ以降は普通の肥料入り培養土に植え替えることができます。
全部の茎の挿し木が成功するかわからないので、今回は5本の茎を挿しました。全部発根し成功した場合は生長した際に混み合うので、様子を見て数本は別の鉢に植え替えて育ててもいいですね。その際は、せっかく発根した根をなるべくいじめないように気を付けてあげましょう。
バジルを挿し木で増やしてバジルの楽しみを増やそう
バジルを挿し木で増やしてたくさん収穫できたら何に使いましょう。
先日、編集部ではバルコニーで育てているバジルの葉、ニンニク、乾燥ピーナッツ、粉チーズ、塩、オリーブオイルをミキサーにかけてバジルソースを作りました。肉や魚を焼いたものや、コロッケなどの揚げ物に添えていただきましたが、旬のバジルを使ったバジルソースは格別に美味しく、いつもの食事がまるでお店の味に変わって驚きました。
バジルを乾燥させて長持ちするスパイスにしたり、切り戻ししたバジルをキッチンに飾って香りを楽しみ、料理の彩りに使いたい時にそこから葉を数枚ちぎって使ったり、時には花を思い切り咲かせて花を楽しむのもいいですね。
挿し木をすると上手に発根する茎と、失敗してしまう茎と両方あるかと思いますが、ぜひ挿し木でバジルを増やし、バジルを様々な方法で活用してお楽しみください。
▼バジルがたくさん収穫できた時に、乾燥させてスパイスを作りたい方はこちら!
▼編集部のおすすめ
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「やってみた!バジルを挿し木で増やせた方法」の記事をみんなにも教えてあげよう♪