100均のアスパラガスを購入!来年収穫を目指す方法
LOVEGREEN編集部
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アスパラガスのお手入れ
アスパラガスを元気に育てるための秘訣は土の準備のところでも書きましたが、次の3点が重要です。
・排水性に優れている。
・酸性を嫌うため、ph6.0~6.5の土壌を目指す。
・肥沃な土壌。
アスパラガスの生育1年目
3月に植え付けたアスパラガスがどのように生育し、どのようなことに気をつけて育てていくかご紹介します。
4月
水のあげすぎに注意しながら芽が出てくるのを待ちます。植え付けた根茎から、小さくて可愛いらしいアスパラガスが芽を出しました。
食べてしまいたいところですが、ここは我慢。来季の株の生長のためにも収穫せずにそのまま育てることで、養分を根に蓄えさせましょう。
5~6月
根の先の方に追肥を施します。
7~8月
アスパラガスの茎はゆうに1mを超えるほど大きく生長します。倒れないように支柱などをたて、麻ひもで誘引するとよいでしょう。
プランターで育てるため、夏の暑さによる急激な乾燥に気を付け、直射日光が当たるようでしたら軒下に移動します。アスパラガスは半陰性植物のため1日に3~4時間ほど日光が当たれば十分育ちます。
9~10月
水のあげすぎ、乾燥に注意します。
11~12月
アスパラガスの苗の休眠期の始まりです。茎葉が枯れこんできたら、枯れた茎葉を株元から刈り取り、来季に向けて追肥します。
1~2月
本格的なアスパラガスの苗の休眠期に入ります。アスパラガスの根株を埋めるように土寄せしておきます。こうすることで防寒することができるので、寒さが厳しい地域ほど盛り上げる土を多くしておくと良いでしょう。
アスパラガスの生育2年目
3月
芽出しのために肥料を施します。
4月
細いアスパラガスの茎は、根茎に養分を蓄えるためにそのまま伸ばして育てていきます。
そうこうしているうちに、昨年とは違いなかなかの太さのアスパラガスが出てきました。長さが25cmくらいに伸びたらハサミで地際部分から茎を切り取り収穫します。大きく育ち過ぎるとすじがかたくなるので注意しましょう。
5~6月
根の先の方に追肥を施します。アスパラガスの茎はゆうに1mを超えるほど大きく生長します。倒れないように支柱などをたて、麻ひもで誘引するとよいでしょう。
これ以降も昨年同様、根茎に養分を蓄えさせるために茎を数本伸ばして来季の株の生長につなげていきます。
アスパラガスの保存方法とゆで方
栽培2年目は数本アスパラガスを収穫できるので、食べる楽しみがあり嬉しいものです。
アスパラガスの保存方法
光があたると育ってしまうので、冷蔵庫の野菜室などの冷暗所で穂先を上にして保存します。湿らせたキッチンペーパーを軸に巻き、乾燥を防ぎます。
アスパラガスのゆで方
グリーンアスパラガスは根元の部分をピーラーで皮をむき、熱湯に少し塩を加えて軸の方を先に20秒ほどゆでます。その後アスパラガス全体を鍋に入れ、太さにもよりますが1〜2分ゆでてざるにあげます。そのまま冷ますか、鮮やかな緑色を保ちたい場合は冷水にくぐらせてから水気を切りましょう。
下ゆでしたアスパラガスはサラダやグラタンなどの彩りとして使用したり、生のまま適当な大きさに切ったアスパラガスは、天ぷらや炒め物などに使用します。
その他のアスパラガス
ホワイトアスパラガスは、多くは水煮の缶詰にされ、サラダなどに使われます。缶の底から開封するとくずさずに取り出せます。ホワイトアスパラガスは、栄養面より、やわらかな口あたりや繊細な香りなどを楽しむための野菜と言えます。
紫アスパラガスは、アントシアニンの色素を含むので紫色をしていますが、ゆでたり加熱したりするとグリーンに変色してしまいます。綺麗な色のまま食べたい場合は、柔らかい先の方を生のままサラダなどにして食べるといいですね。グリーンアスパラガスよりもやわらかく甘みが強い品種です。
いかがでしたか?
アスパラガスの苗、これなら気軽に育てられそうですね。
私は今年がアスパラガス植え付け2年目の年なので、さっそく春に数本アスパラガスの収穫を楽しみました。年々出てくる芽が増えるのでとってもワクワクです。しかも収穫したアスパラガスは柔らかくて甘かった!皆さんもぜひアスパラガスを育ててみてくださいね。
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