トキワツユクサ(ミドリハカタカラクサ)
- トキワツユクサは、ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草。ミドリハカタカラクサや、ノハカタカラクサという名前でも呼ばれます。水分の多い葉茎が特徴で、葉の表面には光沢が、茎には細かい毛があります。5月~8月に咲かせる白い花は、小さく可憐で、観賞価値があり、古くに園芸植物として渡来したものが、各地で野生化している外来種です。トキワ(常盤)と名に付きますが、耐寒性が弱く、日本では冬に地上部が枯れたようになって越冬します。 明るい半日陰を好み、自生します。種子ではなく、茎などから根を出して増えていくので、横に広がるように繁茂します。繁殖力が非常に強いため、グランドカバーとして利用される反面、駆除が困難な雑草とされています。花壇や鉢植えで育てているものから落ちた茎から根付き、植えた覚えのない場所で育っていくこともあるので、育てる際には注意が必要です。冬に地上部が枯れてなくなりますが、春にはまた芽吹いてくるので、増やしたくないのであれば、根から抜き取るようにしましょう。


































