熊童子(くまどうじ)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
熊童子(くまどうじ)
学名

Cotyledon tomentosa spp. ladismithensis

英名
Bear's paw
科名
ベンケイソウ
属名
コチレドン
原産地
南アフリカ

熊童子(くまどうじ)の特徴

熊童子(くまどうじ)は、産毛に覆われた肉厚な葉っぱと、先端のギザギザした部分が爪のように見え、まるで熊の手のような可愛らしい見た目が人気の多肉植物です。花はオレンジ色のベル型の花が咲きます。熊童子(くまどうじ)より少し細葉の「子猫の爪」や、斑入りの「熊童子錦」という品種もあります。

熊童子(くまどうじ)の詳細情報

園芸分類 多肉植物、コチレドン
草丈・樹高 ~20cm位
耐寒性 やや弱い
耐暑性 やや弱い
花色 オレンジ,赤褐色,
開花時期 春または秋
BARREL AMATERAS LED 20W
BARREL

熊童子(くまどうじ)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植替え・増やし時
開花

熊童子(くまどうじ)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所に置きましょう。熊童子(くまどうじ)は、高温多湿が苦手なため、特に夏場は風通しが大事です。

真夏は半日陰に置きましょう。冬は5℃以下になる場合は、室内の日の当たる場所で管理をしましょう。

温度

熊童子(くまどうじ)は春秋型の多肉植物なので、15℃~25℃が適温です。寒さは5℃~0℃まで耐えますが、できれば5℃以下にならないように管理しましょう。また、夏場の高温多湿が苦手です。

用土

多肉植物の土をおすすめします。

熊童子(くまどうじ)の育て方のポイント

水やり

春と秋の生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。夏と冬は休眠期のため水やりを控え、乾かし気味に管理をします。休眠期にたくさんの水を与えてしまうと枯れの原因となります。

肥料

春と秋の生育期に薄めの液体肥料を月に1度程度施します。

病害虫

ワタ虫がつくことがあります。見つけ次第ピンセットなど使って駆除します。

熊童子(くまどうじ)の詳しい育て方

選び方

ぷっくりとしていて、ヒョロヒョロとしていない、茎がしっかりとした葉の株を選びましょう。葉と葉の間があきすぎていない詰まっているものが良い株です。

剪定・切り戻し

一本立ちの株を二本立ちにしたい時、芽数を増やしたい時、背丈を抑えたい時に好きな位置で剪定します。

植え替え・鉢替え

2年に1度くらいの頻度で、春か秋に行います。鉢がパンパンになっていたり、土がカチコチになっていたら植え替えの目安です。

秋から冬にかけて花が咲きますが、春にも咲くことがあります。

夏越し

高温多湿が苦手なのと、夏は休眠するので水やりを控えます。風通しの良い半日陰で管理をしましょう。風を確保できない場合はサーキュレーターや扇風機を利用しましょう。

冬越し

冬は0℃くらいまで耐えますが、基本的には5℃を保てる場所で管理をするのが適当です。霜や寒風にも注意しましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

挿し芽と葉挿しができます。適期は3~4月、9月~10月です。生長が遅めなので、根が出るまでに少し時間がかかるので気長に待ちましょう。葉に水が蓄えられていますので、根付くまでは水やりをしません。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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